イーちゃんが生○で休みに入ると、1週間くらいは会えなくなってしまう。
そこで、休みに入る前に一度会いたいと思っていたんだけど。
ある時、夕方頃、メッセージが入った。
「你在干嘛?」
「もうすぐ仕事が終わるよ。会いに行ってもいい?」
「私、9時から仕事始める予定。もし来るんだったら尿道炎の薬を買ってきてくれない。今は大丈夫だけど、念のため。大丈夫?」
尿道炎??
予想もしなかったお願いにちょっとびっくりするも、今なっているわけではなく、あくまでも予防、ということみたいだった。
ちょっと前から、腰が結構痛くなっているらしく、それも影響しているみたいだけど。
でも、9時だとちょっと時間的に遅すぎる。
それまで待つこともできない。
だったら、薬だけ買ってあげて渡すだけ渡そう。
ということで、会社下の薬局でお姉さんに聞く。
ちょっと緊張・・・。笑
「すいません、尿道炎の薬を買いたいですけど。」
「あなたが使うんですか、それとも女性用ですか。」
「女性用です・・・。」
恥ずかしながらも何とかこの場は乗り越え、無事に薬を購入することができた。
その足で、イーちゃんのところへ。
「もうすぐ着くよ。」
「うん、でも私、今ほとんど化粧してないから、醜いよ・・・。」
9時から仕事って言ってたから。
まだこの時間じゃ、準備はしてないよね。
「何言ってんだよ、そんなの気にする仲でもないでしょ。」
本当は、薬を渡したらすぐ帰ろうかと思ったけど、部屋に入れてくれた。
薬を渡し、しばらく話してから、痛いと言っている腰をしばらくマッサージしてあげる。
僕としてはイーちゃんとこうやって一緒にいれるだけでも、満足だから。
そうやって話をしながらマッサージを続け、ある程度の時間になったら帰ることに。
通常の料金からちょっとだけ引いた金額を渡す。
「ごめんね。頼みごとを聞いてもらって、マッサージまでしてもらったのに、お金を払ってもらっちゃって。」
僕がイーちゃんの部屋に入ったことはイーちゃんのボスも知っているはず。
だったら、僕がお金を払わないと、イーちゃんが自腹を切って必要な額を払うことになるだろう。
それだったら、ということで、お金を渡して部屋を出た。