マネージャーとリーダーの明確な違いは何か?


ということが具体的に理解出来る一冊でした。



「最高のリーダー、マネージャーがいつも考えているたったひとつのこと」の画像検索結果 著者:マーカス・バッキンガム



すぐれたマネージャーはチェスをする

すぐれたリーダーは未来を描く


・リーダーの役割とマネージャーの役割は100%異なる。

 そもそも責務が違う。出発点がちがう。必要な才能も違う。

・それぞれの「だったひとつのこと」は、実は正反対のものである。


■マネージャーの役割とは...


・出発点は部下一人一人である。

マネージャーは部下の才能、スキル、知識、経験、目標といった要素を観察し、それを用いて彼らがそれぞれ成功できる計画を立てる

・マネージャーは部下一人一人の成功に専念する。

・マネージャーの成功・失敗は、自分と働くことで部下の生産性が上がるかどうかにかかっている。

・卓越したマネジメントは「つくりかえる」仕事ではない。

あらかじめ決められた役割を完璧にこなすように部下をつくりかえる作業に専念すれば、みずからも失敗し、部下のやる気をくじくだけ。


真のマネジメントは解放することである。部下一人ひとりのユニークな貢献、要求、スタイルに完全な自由を与え、常に職場環境を整える仕事だ。


⇒自分のマネジメントはチェスでは無く、駒が同じ動きをするチェッカー(チェスににているが異なる)であったと実感しました。

部下一人一人の『強み』『引き金』『学習スタイル』が掴めてなかったために、メンバーを型に当てはめようとしてチーム全体のやる気をくじいていたことに気付きました。



■リーダーの役割とは...


出発点は、自分が描く未来イメージ。

より良い未来こそ、リーダーが語り、考え、反芻し、計画し、練り上げるもの。

このイメージが頭の中ではっきりしたかたちをとって初めて、周りの人々を説得することに関心を向ける。しかしそういった活動のすべてを通じて、リーダーが専念するのは『未来』である。


すぐれたリーダーの仕事は、よりよい未来に向けて人々を一致団結させることだ。リーダーは触媒ではなく起爆剤



個人の特色を発見して活用するのがすぐれたマネージャーだが、リーダーはその逆、『普遍的なことを発見して、それを活用する』ことである


人の普遍的な不安、欲求(明確さへの欲求等)を見つけ、下記4点を明確にする。

・誰のために働くか...

・核となる強みは何か...

・核となる尺度は何か...

・今日出来ることは何か...

正しいかどうかは問題では無い。『明確』であることが問題だ。


これまでマネージャーとリーダーの役割を曖昧なまま捉えていました。

それぞれの使命について明確な指針が出来ました。

『求められる「たったひとつのこと」は正反対』と述べられているが、一人二役が出来ないという意味ではありません。



マネジメントが『近く』(個々)を見るのに対して、リーダーは『遠く』(普遍的なもの)の視点を持たなくてはならず、

マネジメントもリーダーシップも全て背負込んでしまう管理職は、軸がブレてしまう。


役割を明確にして、役割を使い分ける必要があるし、

背負い込ます、力のある人を見つけて任せれば良い。


私の近くでも、

パッション系で未来を語る課長(リーダー役)と、

MBAの部長(マネージャー役)が上手く機能して、爆発的な実績を上げた例を知っています。