Chimyan's Workshopへようこそ!
こんにちは YUKI です
今日は昨日に引き続き、ハワイアンバッグのリフォームの後編を書いていきます。
よろしくお付き合いくださいませ。
(*^^*)
それでは、各パーツの準備から。
まずは、持ち手。
巾着風入れ口の、本体との接続部分になっていた帯状の部分の、表と裏を使って、幅約3.5cmの丈夫な持ち手に仕上げます。
長さは、肩にかけられる程度に長くしました。
次に、マチの部分。
元々25cmあったマチを、13cmにすることにし、残りのマチを切り落とします。
ブランド様のロゴマークは残し、縫い代を取って、左右をカット。
反対側のマチも同じように準備します。

そして、入れ口のファスナー部分。
ここには、巾着風入れ口の巾着部分を使用し、黒い裏布は、今回唯一の新規材料で補います。
ビスロンのファスナーをチョイス。

バッグの幅は変えないので、底板は、マチ方向のみ変更で、13cmでカットし、角を丸くして、スタンバイです。

こうして、
「電動ミシンという名の機械を使った手縫い」
という奇妙な方法で組立てをしました。
(-_-;)
と言いますのも、
実はこのバッグ、丈夫な接着芯を貼った生地で、とても分厚く、裏布も「帆布か?」ってぐらい分厚くて、内ポケットや外ポケットを合わせると何重にも重なってしまって、
つまり、ミシンの針が通らず、止まってしまうのです!
Σ( ̄ロ ̄lll)
分厚いのは分かっていたから、16号の針を使っていたのに・・・なんなら針一本曲がっちゃったし(笑)
( ̄▽ ̄;)
だから、
電動ミシンなのに、コンセントは抜いたまま。
右手ではずみ車を回しながら、左手で布を貫通できない針を押し込む、という作業を一目ずつ、汗だくになりながら、このバッグ一体作り上げるまでやりきりました~!
・・・時間はかかりました。
・・・「ミシン壊れないよね?」との不安も抱えつつ。
・・・ついでに、細い針を何度も押し込み続けた左手の指先が、しばらく麻痺してましたね。
ある意味、重労働☆
(;´Д`A ```
でもおかげで、
なんだかキレイな縫い目に仕上がり(笑)、無事に完成しました。

柄が良いから、どんな姿になっても素敵です♪
マチもスリムになって、普段使いにピッタリ♪
マチは13cmになりましたが、バッグの幅が35cmほどあるので、A4の書類はもちろん、上着やペットボトルも入ります。
入れ口はファスナーに。
ファスナーの引き手には、元の入れ口についていた「ククイの実」が戻ってきました。
(*^^*)
肩からかけても丁度良い大きさになりました!
ご依頼、ありがとうございました!
(^_^)/
お客様にはとても気に入っていただき、納品依頼、かなりの頻度でお使いいただいているとのこと。
それまでなかなか使えずにいたバッグが、こうしてまた愛用していただけるようになって、その一助になれたことを、嬉しく思います。
改めて、ありがとうございました!
そして、今回のおまけの一品。
ご依頼でもあるのですが、余り布を使ってシュシュをお作りました。
他の布も混ざっていますが(笑)
一緒にご依頼いただいていた、ワンピースの裾直しで切り落とした布と、同じようなハワイ柄の布を使って、5個、出来ました。
(^▽^)