Chimyan's Workshopへようこそ!
こんにちは YUKI です
先日、静岡市美術館で行われている「ミュシャ展、運命の女たち」を観に行って参りました。
・・・ぎっくり背中の激痛をおして行ったわけではないですよ☆
行ったのは、激痛になる前です(笑)
(^▽^;)
パンフレット~♪
「ミュシャ」をご存知の方も多いと思います。
今回、ミュシャ展を観に行ったことで知ったことも多いのですが、画家というよりは、グラフィックデザイナーという側面が強かったようです。
私は、画家さんだと思っていました☆
( ̄▽ ̄;)
各所で使用されているミュシャの絵は、絵画として描かれたものを使用しているものだと思っていたんですが、そもそも、劇場のポスターや本の挿絵、お菓子の缶のデザインなどを手掛けていたことを、今回初めて知りました。
美術方面には明るくないので・・・。
(/・ω・)/
ミュシャは、「アールヌーボーの旗手」と名高いそうです。
アール・ヌーボーというのは、近代(19~20世紀)に起こった芸術運動のことで、絵画のみならず、建築やインテリアデザインにも同じ流れがありました。
私、インテリアは少々明るい♪
(*^^*)
「アール・ヌーボー(art nouveau)」は、「新しい芸術」という意味のフランス語です。
当時、ベルギーやフランスを中心にヨーロッパで起こった芸術運動で、その特徴は、ゆるやかな曲線。
ミュシャの作品を見るのが一番分かりやすいのですが、描かれている女性たちの周りには、絡まり合う植物。
彼女たちの長い髪さえ、曲線を描きながら図案化されています。
驚いたのは、その緻密な図案が、文字も含めて、すべて手描きだということ。
当たり前なのかもしれませんが、現代ではコンピューターを使って描くような、計算されつくしたような絶妙なバランスや円や曲線を、手で描いていたんですね~~。
(゜_゜)
植物柄のデザインは古代からあり、特にアール・ヌーボー様式の美しい曲線の連続は、優美で高貴なイメージなので、今でもヨーロッパ系やアンティーク系のデザインによく見られますよね♪
私自身の個人的な好みは、古代から中世にかけての時代なんですが、近代も好きですね~。
(*´з`)
ちなみに、建築分野でアール・ヌーボー時代に活躍した建築家というと、有名なのはスペインのアントニ・ガウディでしょうか。
バルセロナに未だ建築中の、「サグラダファミリア」の設計者です!
ガウディの建築を見ると、不思議なほどに曲線を多用した、すごく特徴的で個性的な建物が、今でも世界各地に残っていますよね。
展示されていた多くの展示品には、ミュシャが描いた挿絵や表紙の本や、紅茶の缶、クッキーの缶、香水瓶などもありました。
劇場用に描かれた特大ポスターも美しく、描かれた女性たちも本当に素敵で、ひとつひとつじっくり、観て回りました。
グッズ売り場には、ポストカードやポスターなど、たくさんのグッズが売られていましたが、本物の作品を観た後では、どうしても味気なく感じてしまって、買わずに帰ってきました☆
(・。・)
でも、良いんです!
ひとつひとつ、脳に焼き付けるように見入ってきましたので、心で眺めることが出来ますし♪
(*^^*)
そして、
静岡市美術館の計らいで(笑)、
グッズ売り場の奥の方の、床の上に足跡がありまして。
見ると、「ココから撮影してください」との文字。
指定位置に立って、顔を上げて、納得!
天井から下げられた、タペストリーのすべてを写真におさめられる場所でした☆
(^^)/
多くいた観覧の方々を写さないように気をつけて♪
ちなみにこのタペストリーは、展示品にあった、劇場用ポスターの6枚で、上演されていた作品名と、役柄を演じる女優を描いたものです。
実物のポスターもかなり大きくて、とっても素敵でしたよ♪
目の保養もできて、心のリフレッシュもできて、楽しいひとときを過ごすことが出来ました。
(´ω`*)
興味のあるかたは是非!
ミュシャの描く美しい女性たちは、一見の価値ありですよ♪
男性のミュシャが描いた作品ですが、女性目線で見ても本当に美しい女性の姿でした。
会期は7月15日まで、だそうです。
頼まれもしないのに勝手に宣伝☆
( ̄▽ ̄;)
では~!
(^^)/~~~