唐辛子で汗活中 | Chimyan's Workshop Blog

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こんにちは YUKI です

 

 

梅雨になり、台風も到来し、ジメジメした時期になりました。

先ほど、「営業中」の看板を出そうと、一歩外へ出ましたら、その蒸し暑さに驚きました☆

 

部屋の中の方が、よほど涼しかった♪

でも、お店は今日もエアコン完備です(笑)

(*^^*)

 

 

ところで。

話は変わりますが、「汗活」というのをご存知ですか?

 

最近流行っている「○○活」という名称の、汗バージョンです。

 

かく言う私も、汗活という言葉を知ったのは、偶然でした。

 

 

と言いますのも。

 

近年、昔以上に暑さに弱くなっていることには気づいていました。

少しの暑さですぐにバテる。

車に乗ってエアコンを付けていても、バテる。

冬でも、お店の中で腕まくりをしているほど、バテやすい。

 

「困ったなぁ」と思っていたところ、先日テレビで、「消防士さんたちが熱中症予防のために訓練」という話題を見たんですね。

(゜_゜)

 

消防士さんは、熱を通さない防火服を着て、火を相手にお仕事をされています。

ゆえに、しっかり汗をかいて自分の熱を冷ますことが出来ないと、簡単に熱中症になってしまうのだ、と。

なので、本格的な夏が来る前に、実際の防火服を着て、炎天下の屋外を走り、しっかり汗をかく訓練をしている、とのことでした。

 

で、わたくし、気づきました!

 

「私、汗、かけてない!」

(゚д゚)!

 

「だからすぐバテるんだ~!」って。

目からウロコでしたね~~☆

 

 

ちなみに、自己弁護のために言っておきますが。

運動していないとか、エアコンに慣れすぎとか、ではないんですよ☆

例えば、普段お菓子を焼いている製造室は、エアコンは付いていないので、この時期になると、オーブンの熱で驚くほど高温になるんです。

冬でも、室温が一気に10℃以上も上がることもあります。

 

そんな製造室にいて、立って動いて作業していても、汗が出ない。

一定時間して製造室から出てくるころには、すっかりバテていて、ぐったり動けなくなることもしばしば。

(-_-;)

 
ネットなどで調べてみて、「汗腺の衰え」だったり、「自律神経の乱れ」だったりで、汗が出なくなってしまうことがあるのだそう。
 
あ~私はコレだな、と思ったのでした。
(。-_-。)
 
 
でも、諦めるわけにはいかないじゃないですか!
(; ・`д・´)
 
そこから、ネットで、「まさか、こんな言葉があったりして~?」と思いながら、「汗活」と検索してみたら、ヒットしたという訳☆
現代の造語の発生数はすごいですね~!
(^▽^;)
 
で、かつてダイエット目的で、辛いものを食べて、代謝を上げて、痩せる!と頑張っていた時、実際に痩せることは出来ませんでしたが(笑)、代謝が上がっていたせいなのか、まったく夏バテしなかった事があったことを思い出し、また挑戦してみることにしたのです♪

 

 

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まぁ、唐辛子をそのまま食べるわけにはいきませんので。

 

私がやっているのは、

①唐辛子、②ガラムマサラ、③白菜キムチ、④七味唐辛子、⑤ラー油、といた調味料や食材を、色々なおかずや汁物にかなり多めに入れる方法です♪

 

さっくり、結果を申しますと。

汗活、順調です!

( ̄▽ ̄)

 

先ほども、製造室で掃除をしていたんですが、「暑い」と感じる間もなくポタポタと汗が出てきました!

当然、まったくバテていません!

効果、テキメンです♪

 

ちなみに、こういった辛い味のものばかり食べていると、辛さに慣れ過ぎてしまって麻痺し、家族も食べる食事なのに、つい辛くし過ぎてしまう、という弊害がありますが(笑)

( ̄▽ ̄;)

 

なるべく、自分のお皿にだけ、辛みを足すようにしています☆

 

汗活にも個人差があると思いますし、私は事情もあり、あくまで「食事で汗活」をしているだけですので、万人に当てはまるとは限りませんが、もし興味がある方は試してみてくださいネ♪

 

汗活はさておき、新陳代謝が上がるのは確かです!

(^_^)/

 

 

東洋医学の視点から見ても、唐辛子などの「温裏類(おんりるい)」は、体の働きを活発にすることで知られています。

 

「唐辛子」「辛い物」というと、「体を温める」という効果が一般的によく知られていると思います。

その視点からすると、夏の暑い時に、さらに温めていいのか、と疑問が湧いてきてしまいそうですが・・・。

 

熱中症防止に温裏類の食薬を使う時には、「虚証の回復」を焦点にすべきだと思います。

 

「虚証(きょしょう)」というのは、中医学でいう病気の診断のひとつで、簡単に言うと、体の機能が低下、衰退していることから起こる病気を言います。

 

私自身に当てはめると、疲れやストレスから、自律神経が乱れていることで、代謝が衰え、体温調節が上手に出来ない、ということに当てはまります。

温裏類の食薬を食事に活用し、その働きで臓腑の働きを改善していくことで代謝が上がり、体温調節のための汗をかけるようになり、結果的に熱中症予防になっていくんですね~♪

(*^^*)

 

補足ですが、

 

熱中症予防に唐辛子、は、あくまで「予防」のため。

間違っても、実際に熱中症になっている時に、「辛い物を食べて~」などと思っちゃダメです!

 

熱中症は、体に余計な熱がこもってしまっている状態です。

熱中症になってしまった時には、早急に、冷たい飲み物を飲む、氷で体を冷やすなど、こもった熱を発散させる対策をとってくださいね!

 

熱中症は、下手すると命にも関わる怖い病気です。

 

予防にしても、対策にしても、正しい知識を持って、正しく対処し、これからの梅雨と盛夏を、賢く乗り切っていきたいものですね。

ヽ(^。^)ノ