夏のおはぎ「夜舟」 | Chimyan's Workshop Blog

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こんにちは YUKI です

 

 

私の住む地域でお盆というと、ほぼ8月です。

日本の中でも地域によって違いがあるようですね。

 

7月に行われるところも、9月のところもあるようで。

(-"-)

 

 

そんなお盆に食べる、おはぎ。

 

我が家も今日、作りました♪

 

DSC_3651.jpg

 

お店で売っているのを見るとすっごく大きいですけど、ウチではあえて一口サイズの小さめ。

そして、きなこのみ♪

(*^^*)

 

小豆餡で包んだものも作ったこともありますが、まぁ・・・やっぱりきなこが好きなんですね~☆

 

 

そしてこのおはぎ。

季節によって呼び名が変わるってご存知の方も多いと思います。

 

有名なのは、

春の「ぼたもち」、秋の「おはぎ」でしょうか。

 

春に咲く「牡丹(ぼたん)の花」から、「牡丹餅」。

秋に咲く「萩(はぎ)の花」から、「御萩」。

 

可憐な名前です♪

 

そして、夏と冬はそれぞれ、一種の言葉遊びの賜物☆

(^▽^;)

 

おはぎは、もち米から作りますよね。

お餅の場合、もち米をペタンペタンと臼と杵でついて作ります。

でもおはぎは、つかずに作りますね。

 

ペタンペタンとつかないから、いつ作ったのか分からない。

 

ゆえに、「つきしらず」。

 

そこから、

 

夏は「着き知らず」

「いつ着いたのかわからない」

「夜舟(よふね)」

 

 

冬は「月知らず」

「月が見えない」

「北窓(きたまど)」

 

 

ですって!

(;´▽`A``

 

 

噓でしょって言いたくなる・・・(笑)

(-_-;)

 

日本の古来の名前や風習って、こういう系統が多いですよね。

「風流」といえばその通りだし、「頓智」といえば確かにその通り。

徐々に廃れていくものだとしても、こういう自然の中で生活し、自然と共存することを楽しむところは、日本人の美徳なのかもしれません。

 

日本語の表現には、英語では表現しきれない、美しい言い回しや表現法があったりしますし。

 

というわけで、先人の美徳に敬意を表して。

今日は「夜舟」って言ってみた☆

( ̄▽ ̄)

 

 

さ、

 

仕事しよ☆

(-ω-)/