Chimyan's Workshopへようこそ!
こんばんは YUKI です
有機農業の話、第3回目です♪
(*^^*)
有機栽培農産物の何たるかを語り、
有機栽培農産物の来し方と、認証について語り、
今日は、実際のところ、化学肥料や農薬の何がどう悪影響なのか・・・というのを、簡単に語ってみたいと思います。
(^^)/
1、農産物の栄養価の低下
コレは、意外と知られている事実かもしれませんが、現代の野菜は一昔前と比べて、その栄養価が低下していることが分かっています。
平均で80~50%程度、中には50%を下回る野菜もあります。
化学的に、栄養価の低下の理由は解明されていないそうですが、
化学肥料や農薬、品種改良、ハウス栽培、水耕栽培などといった、自然から離れた農業が発達した結果、生み出されてしまった弊害であると予想はできます。
現代の子どもたちが、体は大きいのに体力が低下している、という社会問題も、食べ物から影響しているのでは、と分析する研究者もいるようです。
・・・考えてみれば、あり得なくもない?
(-_-;)
2、窒素肥料による硝酸塩の高濃度化
肥料の三大要素(窒素、リン酸、カリウム)の中でも、窒素は野菜をより大きくするのに効果があるのだそうです。
その窒素を、より作物に吸収されやすい「硝酸塩」にして作物に投入し、その結果、作物の中に硝酸塩が蓄積します。
硝酸塩は加熱や消化によって「亜硝酸塩」に変化するのですが、この亜硝酸塩が、発がん物質としてのリスクがあると言われているのです。
この亜硝酸塩は、発がん性以外にも、慢性貧血、ブルーベビー病(乳幼児の急性致死症)、アトピー性皮膚炎、アルツハイマー病、糖尿病、腎機能低下、すい臓疾患、胃炎、甲状腺疾患、などを引き起こす原因になっているとも言われています。
・・・(-_-;)
3、農薬と環境ホルモン
農薬(殺虫剤、殺菌剤、除草剤)は、本来は毒物ですので、環境に影響を与えます。
さらに環境ホルモンとして、何世代にもわたって健康被害をもたらす危険性があると言われています。
環境ホルモンとは、「内分泌系攪乱化学物質」のこと。
生物の体内に入って、ホルモンの働きを乱す有害物質です。
ホルモンの働きが乱れると、オスのメス化現象、生殖異常、不妊、人の知能の劣化、などの原因になるとされています。
・・・(-_-;)
と、ここまで語ってきましたが、
なんだか怖くなっちゃいますよね・・・☆
(~_~;)
私たち自身が、好んで使っている訳ではないのに、そんな危険性があるなんて!って、私は思ってしまいました・・・。
農家の皆様、ごめんなさい!
(._.)
でも、一般消費者である私たちにも責任はありますよね。
「キレイで大きな野菜が食べたい。」とか。
「虫食いは嫌、虫がついてるのはもっと嫌!」とか。
「キュウリもトマトもレタスも、キャベツも大根も白菜も、一年中食べたいの。」とか。
「野菜がもっと甘くて美味しければ、子どもたちも食べやすいのに。」とか。
わがまま言うから、こんなことになっちゃってるのかしら~~とか、思ってみたりして・・・。
(>_<)
とはいえ、
現代社会の中で、どれだけ突っ張ってみても、有機栽培農産物のみを選んで生活するのは、なかなかの難事ですよね。
(できないことはありませんが。)
「ダメなのは分かったけど、難しい~!」
という方々に、せめてもの救済術として、有害物質の摂取を最小限にとどめる方法を、いくつか上げておきましょう♪
(^^)/
①野菜や果物は必ずよく洗う。
(表面に付いた汚れや有害物質を洗い落とします)
②農薬を使用した野菜や果物はできるだけ皮を剥く。
(外側に近いほど、有害物質の付着率が高いため)
③葉物野菜は茹でこぼす。
(湯通しすることで有害物質が流れ出る。茹でた湯は捨てること)
④有機栽培もの、農薬不使用のものを買うように心掛ける。
④は、まさに究極ですよね。
(^▽^;)
我が家でも、なるべく④を守るように心掛けています。
スーパーやファーマーズマーケット等に行くと、目を皿のようにしながら、有機栽培ものや、農薬不使用のものを探して巡ります。
時代の要請なのか、以前よりも「有機栽培」「特別栽培」「減農薬」などに熱心に取り組んでいる農家さんも多くなった気がするんですね。
意外にたくさん見つかることに驚くこともあります。
「農薬不使用」と書かれた小さなシールが貼ってあったり、生産者さんの顔写真とともに「化学肥料・農薬を使わずに育てました」と書かれていたり・・・そのような商品を発見すると、すごく嬉しくなります♪
大変だと思うんです。
我が家の畑でも、化学肥料や農薬は使用していませんが、その分、虫がついたり、雑草がすごかったり、やはり手間がかかるんですよね。
(´・ω・`)
たくさんの時間と手間をかけて、健康な野菜を育てていただいているんだなぁと思うと、本当に嬉しく、有難く、思いますね!
(*^^*)
これからも積極的に購入させていただきたいと思っております。
(*^^)v