どくだみ茶の効能 | Chimyan's Workshop Blog

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こんばんは YUKI です


さて、たまには他のテーマでも書きたいなぁの、第2弾です!
(*^^*)
今日は、なかなか出てこない「薬膳」ネタで♪
タイトルにもしました通り、「どくだみ茶」を語ってみたいと思います。


そもそも、なぜ「どくだみ茶」が登場したのか、の話から・・・。

私は元々、敏感肌です。
そして、ストレスや疲れが、ニキビや吹出物、頭皮湿疹などの症状となって現れやすい体質なんです。
花粉症の時期になると、肌が荒れたりもします。

以前、かなりひどいニキビと頭皮湿疹に悩まされて、皮膚科に通っていたことがありました。

もうすっかりオトナな年齢ですので、先生に「ニキビがひどいんです」と訴えたら、「若いじゃん(笑)」とからかわれましたけど☆
(-_-;)


で、最近また、頭皮湿疹が多めにできてしまったんです。
皮膚科に駆け込むほどのことではないにしても、嫌ですよね~。

なったことのある方はお分かりだと思いますが、
痒いと思って掻くと痛いですし。
シャンプーの時も、不衛生でもダメで、洗いすぎてもダメ。
「キーッ(≧◇≦)!」ってなると、またストレスで悪化するし。
(>_<)

そんな時、思い出したことがいくつかあります。

①以前、鍼灸師の先生から聞いた、「どくだみを煎じて飲んだら、どんな薬でも治らなかった皮膚のデキモノが治ったことがある」とのお話。

②頭皮湿疹で皮膚科に行った時、先生から聞いた、「ここまでヒドイと、もう炎症を起こしてるから、なかなか治りにくいね」とのお話。

③頭皮湿疹の薬として、軟膏と一緒に「抗生物質(=殺菌)」をもらった事。

と、これらの材料をつなぎ合わせた結果、

「頭皮湿疹には、十中八九、どくだみ茶じゃね?」
(゚д゚)!


・・・話は長くなりましたが、そんなわけでどくだみ茶を飲んでみることにしたのでした☆
(^▽^;)



どくだみ草は、魚腥草(ぎょせいそう)、十薬(じゅうやく)などとも呼ばれます。
日本にも古くから自生している野草の一種なので、その存在を知っている方も多いのではないでしょうか。

そのどくだみ草を乾燥させたのが、どくだみ茶です。

どくだみ草は、「清熱解毒類(せいねつげどくるい)」のひとつです。
効能は、体内に余分な熱が盛んになり熱毒が生じた時の症状の改善。
具体的には、のどの腫れや痛み、ニキビ、吹出物、皮膚のかゆみや化膿症などの改善です。
また、赤痢や食中毒、動物等に噛まれた時の中毒症状にも効果があるとされています。

特にどくだみ草は、その名の通り「解毒作用」があり、皮膚の疾患に効くと古くから知られているようですね。

普通に、「お茶」としても飲まれている方もいらっしゃると思います。
(^^♪


さて、そのどくだみ草を、私の頭皮湿疹や肌荒れを治すための「薬」にするために、煎じてみましょう!

「煎じる」とは、つまり「濃く煮出す」ことです!

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まず、土瓶や土鍋、またはステンレス製のヤカンなどを用意します。
成分が溶け出す、鉄鍋やアルミ鍋は避けます。

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この度、ちゃんと薬として飲みたいと思ったので、原料のどくだみ草にもこだわりまして、
国産&無農薬栽培のどくだみ草を買いました。
3gずつのティーバッグなので、それを一袋使います。

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生薬(今回はどくだみ草)を入れ、どくだみ草よりも水面が5cmほど高くなるくらいまで水を入れて、約10分ほどそのまま置きます。

この写真は、3gのどくだみ草に、350ccの水です。


次に、強火にかけて、沸騰したら弱火にし、15分ほど煮出します。

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15分後、

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土鍋と同系色で見づらいですが、半分以下に煮詰まっています。

初日は、コレを飲みました。


日頃から色々な飲み物を飲んでいるので、このぐらいの濃さのどくだみ茶には驚きもしないのですが、さすがにちょっと飲み辛かったですね・・・。
(~_~;)

「どくだみ」というと苦そうですが、実際は「まろっ」というか、「もわっ」というか、はっきりしないような何とも言えない味なんですよね☆
(^_^;)


で、次の日からは、ステンレス製のヤカンを使って、
800ccの水と、3gのどくだみ草で、上記のやり方で煎じています。

大体、夜に作って、お風呂あがりに飲んでます♪
これでも充分なくらい濃いお茶になってますが、普通に飲めます。

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とある夜の、どくだみ茶。
大好きなカピバラさんと一緒♪


で、肝心の効果、ですが。

・・・私個人の意見ですが、

「朝起きると、お肌がつるっとしてます!」
ヾ(≧▽≦)ノ

朝の洗顔の時に、「あれ、なんかお肌がつるつる♪」って思うんです。
初めて飲んだ、次の日から実感しました。
シャンプーしてるときも、頭皮湿疹がほとんど気になりません。
っていうか、ほとんど消えている気がします!

これは、「効果あり!(しかも結構強力な)」と言ってもいいのではないでしょうか!
(^^)/

ま、どうやら私自身は、以前から東洋医学との相性がいいんですよ♪

漢方薬も、自分の常備薬として数種類持ってますし☆
そもそも、東洋人ですしね~♪
(´▽`*)



ニキビや吹出物、頭皮湿疹、その他、皮膚の疾患に悩む方がいらっしゃいましたら、「どくだみ茶」を一度試してみてもいいかと思います。

薬として飲む場合は、やはり「煎じて飲む」ことをオススメします。


どくだみ草は、いわゆる西洋薬とは違う、自然の生薬ですから、飲み合わせ等はあまり気にしなくても良いと思いますが、心配な方は主治医に聞いてみてください。

また、「清熱解毒類」の食薬ということで、どくだみ草には「冷やす」効果がありますので、長期にわたって摂りつづけるのは避けます。
慢性の下痢、冷え性、妊婦の方は特に、使い方に注意してください。

なお、煎じる方法(置く時間や煮出す時間等)は、どくだみ草の場合の方法です。
煎じ方は生薬によって変わりますのでご了承ください。


急性症状の場合、西洋薬を使用するのも必要な時もありますが、体のことを考えると、自然界に存在する生薬で症状が改善するなら、そちらの方が全然良いと思うのです。

症状がひどくなる前に、「予防」として使えるところも、生薬の有難い特徴でもあります。


もしよろしければ、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
(≧▽≦)/