薬膳みぞれスープのレシピ | Chimyan's Workshop Blog

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こんばんは YUKI です


今日12月22日は冬至。

このブログを書いている時刻では、もう23日になってしまっているのですが、まだ寝ていないので、気分はまだ22日です。
(-。-)


冬至といえば、カボチャを食べて、柚子湯に入る、といったところでしょうか・・・。
静岡県の伊豆シャボテン公園では、毎年恒例、カピバラさんたちがウットリした表情で柚子湯に入っていたようですよ♪
(*^^*)

私、カピバラ大好き♪
(*´Д`)
最近、会いに行けてないケド・・・。
(・´з`・)


さて、そんなわけで、
今日の夕食は冬至らしいメニューにしました。

カボチャの煮物を作って、もうひとつ作ったのが、タイトルにもしました「薬膳みぞれスープ」です。


どうしてか近日、胃腸が不調でして・・・☆
なんとか胃腸に元気になってもらいたいのと、本格的な冬を前に、家族みんなで体を温めよう!とのコンセプトです。
(^^)/

胃腸の不調を改善すべく、胃腸に効く様々な食材を組み合わせまして、胃に優しい薬膳スープにしました。

DSC_2152.jpg


ちょうど忘年会シーズンでもありますから、日頃の飲食で少し胃腸がお疲れの方にもオススメですヨ!

では、レシピです。
(^^)/


<材料> 4~5人分
大根  5~6cm分
豆腐  200g
生姜  2~3片
きくらげ  2~3枚分
擦りゴマ  大さじ1
醤油  大さじ1と1/2
塩  小さじ1
水  800cc

※水溶き片栗粉
 (片栗粉大さじ1と1/2+水大さじ2)


<作り方>
1、材料を下ごしらえします。

・大根→すりおろし
・豆腐→さいの目切り
・生姜→千切り(お好みの切り方でOKです)
・きくらげ→スライス(食べやすい大きさに)


2、水溶き片栗粉以外の材料すべてを鍋に入れて火にかけます。

最初は中火で沸騰させ、沸騰したら弱火にして煮込みます。
蓋は斜め掛けで十分です。
煮込む時間は、最低15分は取ってください。


3、煮込み終わったら再度味を整えて、水溶き片栗粉でトロミをつけます。

分量通りですと味は薄めになります。
あまり濃い味になりすぎないよう気を付けながら、お好みで味を調節してください。


4、完成です!




生姜がぴりっと効いた、優しい味のスープです♪
(^^♪
「よくわかんないけど体に良さそうなスープ」が出来ました☆
(^▽^;)


それでは、少しだけ薬膳的解説を。

生姜は「辛温解表類(しんおんげひょうるい)」、体を温めることはもちろん、食欲不振や下痢の改善に。

大根は「消食類(しょうしょくるい)」、胃の働きを整え、消化不良や胃もたれ、下痢の改善に。

豆腐は「清熱瀉火類(せいねつしゃかるい)」、体を冷やす効果がありますが、今回は消化機能の改善を意識しました。

きくらげは「止血類(しけつるい)」、胃腸や便通の改善が期待されます。

白ごまは「滋陰類(じいんるい)」、胃痛や食欲不振の改善が期待されるのと、今回は風味付けも兼ねました。


・・・はい。
(^▽^;)

毎度のことながら、漢字は多いわ、文字も多いわで、薬膳は大変なことになりますね~☆



そして今日は、カボチャもお供に。

DSC_2149.jpg


ちなみに、カボチャは「補気類(ほきるい)」。
名前の通り、気を補ってくれる食材で、きっと私の胃腸に元気を補給してくれたことでしょう!
(*´▽`*)


心なしか、胃痛も改善した気がします♪
(*'ω'*)



トロミもついたスープは、体を温めるのにも最適です。

バリエーションで、
少し味を濃いめにして、白米や餅を入れ、お粥やお雑煮風に食べても美味しいと思いますし、うどんでも美味しいと思います。

スープに栄養が全部入っていますので、是非全部飲み干してくださいね!


どうぞお試しください。
(^_^)/