Chimyan's Workshopへようこそ!
こんにちは YUKI です
トウモロコシが旬を迎えていますね!
ウチにもたくさん、畑から届きました。
何本か、立派そうに成長した子たちを、いつもお世話になっている方々におすそ分けし、残りをどんどん処理!
トウモロコシは朝採りが一番甘くて美味しく、採った瞬間からどんどん風味が落ちる、と言われていますよね。
なので、早めにと思いまして、
他の家族が各所へ配り歩いている間に、インドア担当の私は一人でせっせと、外皮と、ひげ、実とを分け分けしていました。
トウモロコシの実はふかして。
GOOD(^-^)b!
そして分け分けしたひげ。
先の茶色い部分を切り落とし、緑色のきれいなところだけを、食材として活用します。
トウモロコシのひげ。
薬膳的には、「玉米鬚(ぎょくべいしゅ)」と言います。
体を冷やすことも温めることもない「平性(へいせい)」で、利尿効果でむくみを取ったり、余分な水分を取り除くことで、体の痛み・腫れなどを取る、とされています。イメージでは、解毒作用、といった感じでしょうか。
肝臓や腎臓、膀胱といった臓器に働きかけ、不調を改善します。
・・・中医学(中国発祥の医学・薬膳学の基礎)は、西洋医学とはアプローチが違うので、説明が難しいですね~(-"-)
西洋医学的な知識を調べてみますと、カリウムが多く含まれていて、特に血糖値を正常に戻す効果があるようです。
すると必然的に高血圧にも効果がありそうですね(^^)
とはいえ、あくまで食材であって薬ではありませんので、著しい改善を期待し過ぎない方が良いとは思いますけどね・・・(-.-)
「トウモロコシのひげ茶」というのが、ハーブティーとして話題になっているようですから、最近は注目度も上がっています。
ひげ茶、ですが、いわゆる「茶」ではないのでノンカフェインですし、平性ですから、長期の使用にもある程度耐えうると思います。
私も、大量のトウモロコシのひげが来ましたので、保存性という意味で「ひげ茶」にしてみようと思ったのですが・・・
天気予報を見て、辞めました(-ω-)
曇りや雨マークばかりで、天日干しがいつになったら出来るのか(T_T)
なので、まずは一部を料理に活用!
●トウモロコシのひげの中華スープ●
<材料>
トウモロコシのひげ トウモロコシ3本分程度
長ネギ 30cm長 (3~4cm長で白髪より太めの千切り)
人参 小1本 (3~4cm長で千切り)
ショウガ 1/2片 (千切り)
★粗びき黒コショウ 多め少々
★鶏ガラスープの素 小さじ2
★醤油 大さじ1と1/2
★ごま油 少々(香りづけに)
<作り方>
1、★印以外の材料を、水1~1.5ℓ程度と一緒に弱火で煮込みます。
2、15~20分程度煮込んだら、★印の材料を加え、味を調えて完成です。
●トウモロコシのひげの炒飯●
<材料>
トウモロコシのひげ トウモロコシ2本分程度
玉ねぎ 中1個 (みじん切り)
にんにく 1片 (みじん切り)
ご飯 1.5~2合分程度
★粗びき黒コショウ 少々
★醤油 少々
★塩 少々
<作り方>
1、具材を炒め、ご飯を加えて更に炒め、★印でお好みで調味します。
以上!
お昼ご飯の完成です。
薬膳と言えば、スープ!ですね~(^^♪
炒飯がサブ扱いです(^^ゞ
トウモロコシのひげ、丈夫なんです。
このスープ、一緒に煮込み始めたネギや人参が、もうトロトロになっているのに、ひげだけはシャキシャキ食感のまま(゜o゜)!
いやぁ、すごい奴です・・・(^_^;)
こうして、生でひげを食べられるのも、旬ならではです。
残りのひげ達は、ざっと水洗いして、大きめにカットし、冷凍保存バッグに入れて冷凍庫に入れてみました。
初めての試みなのでどうなるか分かりませんが、おそらく冷凍保存できて、さっとスープやサラダに入れて使えるのではないかと思っています(*^^*)
とうもろこしがスーパーにも並び始めましたね。
もし「トウモロコシのひげ!」と思ったら、どうぞ皮ごと売っているトウモロコシを買って、ひげを採取してみてください。
ひげ茶を作るには、3日間ほど天日干しして、カラッと乾燥させるだけで出来るようですよ。
香ばしいのがお好みなら、天日干しの後、色が変わって香りが立ってくるまで、弱火で煎ると良いですね。焦げないように注意しましょうね(^^♪
1カップにつき5gほど入れて、熱湯を注ぎ、美味しく召し上がってみてください。
最後に、
まるでドラゴンボールに出てくる宇宙船のような、カワイイ人参のお姿。
3本脚で立ってます( *´艸`)
3cm高のミニチュアでした(*´▽`*)☆