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こんばんは YUKI です
しばらく酵素のおはなしを書いてきましたが、今日は「リビングフード(Living Food)」について書いてみようと思います。
「ローフード(Law Food)」の発祥地はアメリカです。そのアメリカでは、酵素を含む生の食品だけにとどまらず、発酵食品や発芽食品をも積極的に摂ろうという意味で、「リビングフード(Living Food)」とも呼ばれているそうです。
リビングフードとは、こちらも文字通り、「生きている食品」という意味です。発酵食品や発芽食品に含まれている、酵母や有用菌など体に有益な物質のことを指しますが、酵素も生きているモノと考えて、同じ概念に組み込んでいます。
日本でいうと、生野菜スムージーなどで注目されている「酵素」と、最近流行りの「菌活」を合わせた考え方ですね(^^)
前回書いた通り、人間は肉食動物に比べて、動物性たんぱく質を消化する能力が低いので、動物性食物をたくさん摂ってしまうと、消化器官に負担を与えるという考え方から、
ローフード、リビングフードの世界では、動物性食物を極力避けようとする傾向が強いようです。
なので、ローフードやリビングフードをテーマにしたレシピ本などには、あまり動物性の食物は登場しないようですね。
私の周りでも、「肉も魚も食べないなら、他に何を食べるの?」という方もいますが、それだけ日本人の食生活が欧米化してしまっている証拠だなぁと感じながら、「白米と野菜!」と答えます(^o^)丿
ローフード・リビングフードで主に使われる食品を挙げてみましょう。
①野菜
②果物
③木の実・種子・穀類・豆類
④海藻
⑤発酵食品
こうなります(^^♪
次に調味料を挙げてみます。
・精製されていない天然塩
・味噌や醤油などの発酵食品
・低温圧搾の植物油
・加熱処理していない酢
・砂糖ではない糖類
などとなりますね(^^♪
調味料は何だか選択が難しそうですが、
「ナチュラルフード生活のススメ~調味料の話~」の回でも書いたように、昔ながらの製法で、その調味料を作るのに必要な原料のみを使用して作られている調味料を選べば、ほぼ間違いないと言えます。
塩や砂糖、油や酢に何か違いがあるの?と当初思っていた私も、店で「原材料名」の欄を眺めていて、その違いに驚いた経緯があります。
同じものでも、全然違います。
「コレって何?」と思うような知らない物質が入っていたりします(T_T)
「砂糖ではない糖類」というのは、例えば果物やドライフルーツ、アガベシロップ(龍舌蘭(リュウゼツラン)から抽出したもの)、メープルシロップ(楓(カエデ)の樹液を煮詰めたもの)などのことです。
こうして見てくると、日本ではローフード・リビングフードの概念を知らないままに、昔からローフード・リビングフードの食文化だった気がしませんか?
大豆を発酵させて作る味噌や醤油は、日本を代表する調味料ですし、昔から作られてきた納豆も発酵食品です。
漬物も、長く漬ければ発酵食品ですし、浅漬けは生食品ですよね。
日本の昔ながらの食事って、本当に有益なんだなーと思います(・。・)
「白飯に、味噌汁と漬物があれば十分!」というのも、案外理に適っているかもしれません(^^)
せっかく日本に住んでいるのに、欧米化した食事ばかりを好むのも、何だかモッタイナイと思っています(*^^*)
純和風の食事が、問題なく食べられる国ですから(当たり前?)、そんな食文化を大事にしていきたいなぁと思いました。
あんまりローフード・リビングフードにこだわり過ぎて、嫌になってしまっても困るので(*_*;、出来ることから始めるのが一番ですね!
いつもの食事に、生野菜をちょっと足してみる、とか。
毎日必ず味噌汁を飲む、とか。
毎朝料理コーナーを持っている某俳優のように、何にでもオリーブオイルをかける、とか(^▽^;)
色々考えられそうです♪
とはいえ、生のモノばかりを食べ過ぎて、お腹を冷やしすぎないようにご注意くださいね。
常温に戻すことや、よく噛んで食べることによって防ぐことが出来ますので、ご自身の体調に合わせて、是非取り入れてみてください。
堅苦しいブログが続くと、肩が凝る気がするなぁ・・・(-"-)
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