ミルクのおはなし | Chimyan's Workshop Blog

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こんばんは YUKI です


数日間、作業場をお休みにして、少し早めのゴールデンウィーク(つまり休暇)を楽しみました(^^♪

今日は休暇の最終日なので、お得意のおはなしをひとつ、してみたいと思います。



紅茶やコーヒーにミルクを入れる方は、多いですよね。

喫茶店で、紅茶やコーヒーを注文すると、必ずミルクがついてきます。

私は、どちらもブラックで飲むので、ついてきたミルクも砂糖も使わず、お返しすることが多いのですが。


そのミルク、つまり牛乳、どんなものが一番良いのか。


紅茶でもコーヒーでも、一番相性がいいのは、やはり「牛乳」!

純生クリームでも良いのですが、どんな味にも調和できるのは、やはり牛乳です。

さらに「低温殺菌」、さらには「ノンホモジナイズド」が良いとされます。


低温殺菌とは、約63℃で30分、あるいは約72℃で15分、加熱処理された牛乳ですが、スーパーなどで置かれている牛乳は、大半が超高温殺菌(120~130℃で1~3秒以内の加熱処理された牛乳)です。


超高温で加熱処理すると、牛乳のタンパクやカルシウムが焦げて、硫化水素(硫黄)の臭いが出てしまい、さらに牛乳の色も少し黄色っぽくなります。

その臭いが紅茶やコーヒーの風味を落とし、その色がキレイな水色(すいしょく)を損なってしまいます。


ノンホモジナイズド(不均質)とは、牛乳の脂肪球が均一化されていないものを言います。

搾りたての牛乳を静置しておくと、分離するのをご存知ですか?

その分離するものが、脂肪球です。

脂肪球を砕いて均一化することにより、分離しなくなり処理がし易くなるのだそうで、スーパーで見かける牛乳の大半が、ホモジナイズド(均質)です。

ノンホモ牛乳は、口当たりがとてもさっぱりしていて、口の中でべたつく感じがありません。

なので、紅茶もコーヒーもさっぱりと仕上がり、スイーツとの相性もとても良くなります。


そして、ナチュラルフードの視点からは、原材料が生乳100%のものがオススメです。





さて、


色々と小難しいことを述べましたが、


我が家では、ノンホモではありませんが、低温殺菌牛乳を紅茶やコーヒーに使っています。

私はブラックですが、他の家族はミルクを入れますので(^^)


今まで色々なミルクや牛乳を試してきましたが、低温殺菌&ノンホモの牛乳が、確かに紅茶やコーヒーの風味を壊さず、色も美しく、美味しく淹れることができるなぁと感じております(*^^*)


消費期限が短いのが難点ですが、紅茶やコーヒーを美味しく飲みたい欲求が勝ちました(^^)v



紅茶の茶葉や、コーヒーの豆にこだわりをもつのであれば、なおさら、そのパートナーとしてのミルクや砂糖にも、是非こだわりたいものですね!


あ、砂糖のおはなしはまた後日(^^)/



それでは休暇の最終日、美味しいカフェラテで締めくくりたいと思います。


あえてミルクを泡立てて、そのフワフワの見た目に幸せを感じながら(´▽`*)



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