優しい男 | 犬と娘と 私のひとりごと
昨日母が

母「私 今 足が痛くて
旦那と一緒に駅で 階段下りれなくて

だけど 旦那は 自分だけ さっさと
階段下りて行っちゃうのよ

私はエレベーター探しておりるんだけど

全然 旦那はエスコートしてくれないの」


と ため息をついていた


それを聞きながら

大丈夫 貴方の旦那だけが冷たい訳じゃないよ


母はいつも 貴方の旦那は優しい人で羨ましい
って言うけど

多分 うちも同じだよ


そんなの普通だよ きっと

と思っていた



昔 男の人とデートして

とってもカッコイイ人だったけれど


駅で 電車の出発のベルが鳴り響いたら

その人が 急に

ダッシュで 階段を駆け昇り始めて


貴方は乗れるかもしれないけど

私は間に合わないかもしれない

それでもダッシュするんだね

自分だけ乗れればいいの?


なんか その件だけで

その人がどんな人だか わかった気がして

もし この人と付き合った場合の

未来の自分の姿が見えた気がして

気持ちが 冷めた

という事を思い出した



私は 入院していた時

男の人達が 本当に優しくて

毎日 懸命に私を笑顔にしてくれようと頑張ってくれて


正直 私にそれ以上優しくしないで

これ以上ここにいたら

私は 多分 好きになってしまう


外見が好みのタイプとは まるで違うから

顔は覚えられない

だけれど

それでも 好きになってしまうかもしれない


男の人の笑顔と
優しいって事は 最大の武器なんだな

恐ろしいな


と思っていたのを思い出した