イギリス南部の田舎から帰国中の

パン好き女です。


子供の頃から、給食の食パンや 

惣菜パン、菓子パンが気持ち悪くて

食べられなかったのですが、


日本にもヨーロッパで修行してきた方たちが

本格的なパン屋さんを出店し始めてからは

逆にパンが好きになりました。


しかし、

実は過去、日本で感動するようなパンには

出会ったことはなかったのです。


イギリスのパンについては

こんな記事も書いたのですが、



それでも、

日本のパン屋さんのレベルが

低いとまでは思っていませんでした。


雑誌のパン特集に登場する有名店に行列しても、

美味しいけどここまで並ぶほど?とは思っても。


が。


イギリスに住むようになったら

帰国する度に東京で食べるパンが

今まで以上に納得いかなくなりまして。


そして、今回の帰国でついに出した結論は

東京のパン、何かがおかしい。

というか、レベル低い。


素材の味がしない。

風味がない。

お子様のようなパンしかない。


なので、日本でカフェやパン屋さんに

ほぼ行かなくなりました。


そう、

イギリスでレストランに行って

何かがおかしい、美味しくない!

と思うのと同じことが


日本でカフェやパン屋さんに

行くと、脳内で起こるのです。

不味くはないけど、美味しくはない。


そして、ここに行ってから思ったのですが⇩



日本は、甘い系のパンは上手なことあるけど、

でも、それは日本人がスイーツ作りが得意なだけで。


だけど、シンプルなパンは惨敗です。

日本で売っているバゲットやパンドミーなどに、

全く興味を示さなくなりました。

食べると脳みそが納得しないから。


ちなみに、イギリスでレストラン行くと、

得意げに

Shokupan(食パン)

が出てくること、たまにあるんですよ!


形も味も全然違うけど。


(Bathで泊まったホテルのレストランにて。)


その実力ですが、

日本の本物の食パンより全然美味しいです。笑


ミシュラン持ってる日本のフランス料理店で

出てくるパンは悪くないですが。


なので、

もうすぐフランス行けるのが楽しみでたまりません。

パンの都、パリ。


今まで美味しいと思っていたパン屋さんも

「日本にしては美味しい」という扱いに。


チェーン店の

パンとエスプレッソ系列とか

シティベーカリーとか、

ディーン&デルーカとか、好きだったんですけどね。

今や、無理。


代々木八幡の有名店2軒も。

白金にも有名店たくさんあるけど。。。


というか、日本のカフェ、食事系は

パン以外も、何食べても美味しくない。

見た目は上手に作っても。

だからbillsは貴重。


小麦粉の違いもありますが、

日本のパンは柔らかさと甘さを追求して

独自の進化を遂げていると言ってよいと思います。

もはや、パンじゃなくて独自のデザート。


日本在住のフランス人は、

本場に近いバゲットを見つけるのに

苦労しているだろうなと推察。


イタリアも基本、パンはイマイチですよね。

スペインも、オーストリアも。


アメリカはあまり知りませんが、

NYには感動するパン屋さん、ありました。


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