前回の続き。
実は、『ハロゲート』というと
イギリス人(女性)の頭に真っ先に浮かぶのが、
べティーズ(Betty's)というティールーム。
ハロゲートに本店があります☟
創業者は
イギリス人ではなく、スイス人。
苦労と努力の末に
憧れのショコラティエになり、
言葉もわからないイギリスで
成功することを夢見て、
はるばる
ヨークシャーにやってきました。
(ハロゲートのあるヨークシャー州は
昔からチョコレートで有名です。)
創業から100年以上。
今も、当時と変わらない味を
守り続けているそうです。
さて、そんなべティーズ。
予約は出来ず、
お店の前で列に並びます。
ハロゲートの本店は広いので、
列にはそんなに長く並ばず
10分ぐらいで入れました。
平日だったしね
実は、特別室での
アフタヌーンティーなら
事前予約でき、並ばずに
入れるのですが、
べティーズは
あまりにも有名なので、
観光客向けになってるだろうし、
何より一人でアフタヌーンティーを
予約するのは気が引けたので
予約はせず、
ランチ後にお茶をしに行きました。
果たして、
観光客だらけでした。笑
(店内の様子。ネットから拝借。)
注文したのは
ハート型のケーキと、
(すごく美味しかった。)
名物だという、『ファットラスカル』。
ファットラスカル、
食べてみたら
北部のスコーンなのかな?
と言う感じ。
しかも
バターが付いてきたので、
本来は16時のお茶のときに
食べるものなのでしょうが、
(イギリスのお茶の時間割については
☟こちらを参照ください。)
イングランド北部は
ティーというと夕飯を指すので
何時に食べるものなのかは
よくわかりません。
ファットラスカルはいまいちでしたが、
ケーキがすごく美味しかったので、
アフタヌーンティーを注文すれば
良かったなと、少し後悔。
(特別室でなくとも、
店内に並んで入れさえすれば
アフタヌーンティーは頂けます。)
また、べティーズは
ランチも提供していたので
遅いランチをしている人も居て、
チーズたくさんのスイス風料理は
美味しそうで、羨ましかった。
ここでランチすればよかった
実は、べティーズを
ここまで有名なお店にしたのは
ビジネスの才覚があった
2代目です。
イギリス通の日本人の方なら
ご存知のヨークシャーティーは、
この2代目の方が買収して
傘下に収めました。
なので、べティーズは紅茶も美味しいです。
(ティールームでは、茶葉で淹れてくれます。)
「ハロゲート」って、
このお水のハロゲートの
ことだったんだと、
後日、ヨークのホテルで
出てきたお水で気がつきました。
ハロゲートウォーター、
日本でも買えますね。
ハロゲートは
小説家のアガサクリスティが
旦那の浮気発覚で雲隠れした町
としても有名だそうで、
彼女が怒って隠れていたホテルも
見に行きました。
当時、
女史はどこに消えた!?と
イギリス中が注目した大捜索と
なったそうなのですが、
なんと浮気相手の女性の名前を使って
宿泊していたそうです