PET検査ってすごいですね。人間ドッグとかだと10万位かかるんですね保険内でも3万は高いけど。
でも検査を受けてみて、とっても高そうな機器、そしてかかる必要な時間とか考えたらちょっと納得
検査中や待機中はスマホや本も見れないので、ひたすらゆっくりして水を飲んではトイレに行くだけでした。
そしてその日は放射性物質の影響があるから、子供達に近づかないように。
まだ1人で寝れないちびっ子達が寝る時は、離れても離れても近づいてきちゃうので、やんわりと逃げまくり
これを今後も治療の評価の度にやるのか
そしてその数日後、また血液内科受診してきました。また待つわ待つわ…
呼ばれる頃には、今日は何のために来たんだっけ?とか、気持ち的にボケてしまう
ちょっと前回苦手意識を持ってしまった先生。
またまた夫同席でPET検査の結果を聞きに来ましたよ
やっぱりやたらと明るい感じの頭ツルツルの先生。ごめんなさい
これまでのCTではお腹と気管支の辺りにリンパ腫が見つかってた。
PETの画像では、やはりお腹のが大きく光ってて、肺の辺りもやや大きめ。首やら頭の方にも小さいのが見えていました。血液のガンだから全身に回ってしまうのは仕方ないのかな。
自分でも調べてて、横隔膜を超え両サイドにリンパ腫があるのはステージ3以上と知ってた。それはわかってた。
でも、想像してた以上に全身に広がっていたので、ショックというかなんだか他人事のようでした。
今はこんなに元気なのにー
先生は、予想通りって思ってたみたいで、またもや明るめに今の状況と化学療法の説明をしてくれました。
そして完治はしない事も。
症状は出てないけど、経過観察するっていうよりも治療をしてもいい段階になってるらしい。
そして、私が気になってた事、思い切って聞いてみた。
先生、治療が上手く効いた場合、あと20年位は生きられますか? と。
20年後だと長男は30歳、長女27歳、次男25歳。もしかしたら結婚して孫がいるかもしれないから。
自分で質問しておいて、聞いた瞬間涙が溢れてきた。これまで夫の前でも泣くのを我慢してきちゃったせいかな。
長く生きられるから大丈夫っていうような事を先生は説明してくれた。
涙が止まらなくてあんまり聞けてなかったけど。
そして、私も夫も気になってた事。
これは夫が聞いてくれた。
副作用で脱毛はしますか?
この時、私は泣いた後だったし、そんな事考えもしなかったけど、後から夫「先生の頭ツルツル頭ー見ると、申し訳なくて聞きにくかったけど、これは僕が聞くしかないと思ってさー」だと。夫よ、そんな事を考えてたのか
後日、もう一度治療説明を聞きに行きました。
心配してたB型肝炎の結果←これは前回、抗体が(+)で、抗がん剤治療を始めると場合によっては命に関わるような事言われたのでかなり凹んでた
でもこれは大丈夫との事。多分仕事柄B肝ワクチンを打った事があるのでそれだと思われよかったょー
心エコーの検査、これも今回の治療に問題ない状態だと。
私の治療はGB療法というものになるらしく、脱毛はほとんどしない、しても15パーセント位って事だった。
15パーセントってどれくらい?
GB療法は濾胞性リンパ腫にとても良く効くと。ガザイバという何ちゃら抗体剤とトレアキシンとかいう、抗がん剤(1950年代にドイツで既に使われていたらしい薬との事。そんな昔から抗がん剤って変わらないんですね)
組み合わせて、6クールやりますと。
その後はガザイバだけを2ヶ月に1度、2年間の維持療法をすると。
年齢や脱毛の事を考えても、この治療法がいいのではないかと医療チーム?で決まったらしい。
ひと通り治療の効果も副作用も期間も聞いて、やっと現実的に冷静に治療に向かって頑張る気持ちになれました。
入院の日にちはそんなに急がなくても良いと言ってもらえたので、子供の夏休みが終わってからの予定にしました。
抗がん剤怖い、副作用が怖い、でも、、頑張るしかない
経緯の話はこれで おーしーまい
さぁ、いよいよ入院と闘病の準備〜