公衆トイレットペーパーの危険
『【NEWSIS】「公衆トイレなどでトイレットペーパーを使用する際にシミやへこみがあったら、違法薬物を注射する際に使われた針によるものである可能性があり、注意が必要だ」との警告が出た。
英紙デイリー・メールが9日(現地時間)に報道したところによると、交流サイト(SNS)でこのほど、公衆トイレなどでトイレットペーパーを使う際に注意すべき点に関して警告する動画が話題になっているという。
動画を見ると、あるネットユーザーは公衆トイレで見つけたトイレットペーパーを見せ, 「ここに見える小さなシミの跡は薬物使用者が汚い針をふく時にできたものだ」と主張した。
そして、「もし、あなたが薬物に依存しているならば、公衆トイレを利用する他の人々にも危険であることを知るべきだ」と警告した。
このネットユーザーが掲載した写真を見ると、トイレットペーパーのあちこちがへこんでいて、緑色または茶色のシミが残っていた。
この動画を見た別のネットユーザーは「私もこういう経験がある。このようなトイレットペーパーを見つけてパニック発作を起こすところだった」とコメントした。
また別のネットユーザーは「これからはトイレットペーパーを持ち歩かなければならない。絶対に備え付けのトイレットペーパーは使わない」と書いた。
同紙は「トイレットペーパーにへこみや緑色のシミがある時はトイレットペーパーを使わない方がより安全だ」と助言した。
その上で、「SNSで広まっている警告通り、(トイレットペーパーにある)小さな跡は違法薬物を注射する際に使った汚い針から出た血の跡である可能性がある」「これを使うとウイルス性の病気にかかる恐れがある」と報じた。
フォロワー数が20万人を超えるインフルエンサーであり、医師でもあるセルメド・メゼル氏は「トイレットペーパーを通じてウイルスが感染することは非常に珍しいが、十分に起こり得る危険性がある」と主張している。』
トイレットペーパーのしみが、薬物使用者が汚い針をふく時にできたものというショッキングなニュースを報じている。
日本なら、単なるシミと扱うか、どうしてこんなの出来たのだろうと不思議がるくらいだよね。
それがイギリスでは、シミ付きは危険なトイレットペーパーと言う認識が広がっているようなのだ。
公衆トイレにトイレットペーパーがないと困るが、最近では公衆トイレのトイレットペーパーは使わないということになるかもしれない。
実際にシミ付きトイレットペーパーからウイルス感染することは珍しいようだが、可能性はあるようだね。そんな事でウイルス感染なんて誰もしたくないだろう。
知らないうちに、薬物反応が出て、人生を狂わしてしまう可能性もありそうだ。
公衆トイレのトイレットペーパーで怪しいシミをよく見かけるようになっているとすれば、イギリスで違法薬物がかなり広まっている証拠だよね。
このニュースではトイレットペーパーのシミにスポットを当てているが、夜などはそういう違法薬物中毒者がウロウロしているという事になるのでは?
さすがに昼間は目につくと思うからウロウロしないとは思うけど、薬物中毒者は善悪の判断ができなくなっていることも多そうだから、ないとは言えないだろう。
そう考えると、トイレットペーパーの使用を云々よりも、そんなところのトイレで用を足すこと自体が危険なのではないか。
公衆トイレのトイレットペーパーより、薬物中毒者に出会う方がもっと危険だよ。
犯罪に巻き込まれないように予防しないと。
世界ではマリファナは合法とかにしている国や都市があるけど、違法薬物者ってどんどんエスカレートしていくんじゃないかな?
体に耐性ができて、以前ほどの効果が出なくなる。そうすると量を増やしたり、より強い薬物に手を出したりするんじゃないかな?
アメリカのトランプ大統領はメキシコやカナダ経由で、中国の強力な合成麻薬フェンタニルが流入していると問題視している。
各国とも麻薬問題は大きな問題だ。
麻薬は内側から国を崩壊させる威力を持っているからね。
いずれにしても、公共のものは危なくて使えないというような時代にはならないでほしいな。
イランの鞭打ち刑
『女性に「ヒジャブを脱いで」と歌ったイランの男性歌手が鞭打刑を受けた。
6日(現地時間)のニューヨークタイムズ(NYT)、CNN放送などによると、イラン当局は最近、有名歌手メフディ・ヤラヒさん(43)に対して74回の鞭打ち刑と罰金刑を執行した。
ヤラヒさんの弁護士は、ヤラヒさんが鞭打ち刑のため座ったりもたれたりできない状態だと伝えた。
鞭打ち刑は国連国際人権規約が非人道的行為と規定して厳格に禁止した前近代的な処罰方式だ。
ヤラヒさんはこの日、X(旧ツイッター)で「自由のために代価を払おうとしない者は自由を持つ資格がない」とし「解放を祈る」とコメントした。
ヤラヒさんはイスラム社会の道徳と慣習に反する不法な歌を発表したという容疑で2023年8月に逮捕された。歌を公開してから4日後だった。
ヤラヒさんは検閲を避けるためにオンライン上で公開したが、まもなく逮捕された。イラン当局はヤラヒさんがイスラム社会の道徳と規範に反する不法な歌を発表したと明らかにした。
ヤラヒさんが歌を発表したのには、2022年にイランに広まったヒジャブデモの影響が大きかった。
このデモはテヘランの都心でヒジャブをまともに着用しなかったという理由で逮捕された20代の女性が疑問死したのをきっかけに6カ月間続いた。
ヤラヒさんは、ヒジャブ着用を拒否して髪を出した女性を称賛する歌を発表した。
ヤラヒさんの歌には「ヒジャブを脱いで。太陽が沈んでいる。ヒジャブを脱いで。髪を下ろそう」という内容の歌詞がある。
このような歌詞が入ったミュージックビデオにはヒジャブを着用せず首を振る女性も登場する。
当時、裁判所はヤラヒさんに懲役2年8カ月と74回の鞭打ち刑を言い渡したが、健康悪化などの理由で懲役1年に減刑された。この日、ヤラヒさんは鞭打ち刑を受けた後、自宅軟禁に転換された。
イランの芸術家支援委員会の弁護士クヒアン氏はヤラヒさんの鞭打ち刑について「彼のファンやイラン社会の宗教的階層に屈辱感を与えようとするものだった」と非難した。』
イスラム教国ではインドネシアのアチェなどで鞭打ち刑があるけど、実はシンガポールやマレーシアなどでも刑として実在する。
ただちょっとビックリしたのは、イランでは刑に服して懲役が終わった後で、鞭打ち刑があるんだね・・・。罰金刑もあるって書いてあるし。その後も軟禁状態なんだ。
イランは他のアラブ諸国と違いシーア派が主流の国で、イランは大統領よりもイスラム法学者であるハメネイ師が最高権力を握っている。
しかも、ハメネイ師はイランの最高指導者は終身制だから、選挙などで交代することはない。
イスラム法が最優先と言う国なので「目には目を、歯には歯を」という考えの刑罰も存在している。
実際、イランでは女性が髪の毛を隠すヒジャブを被る、被らないで大きな問題になっていて、イラン政府の強圧的な取り締まりにデモが起きていた時期がある。
ヒジャブを被らなかったとして、その女性が殺された?ことから、全国的な抵抗運動に発展したんだよね。
今回のヤラヒさんは、ヒジャブ着用を拒否して髪を出した女性を称賛する歌を発表したのが逮捕原因。
「もっと自由を」を言うメッセージだったんだろう。
ヤラヒさんが人気歌手であることや、リスクを冒すヒジャブデモが起きることなどを考えると、イラン国民は決して現在の国家の在り方に納得しているのではないのかな?
鞭打ち刑は精神的、肉体的の面で屈辱を与え、二度と起こさないようにする目的があるようだけど、世界人権規約では禁止されている刑。
アラブの盟主であり、聖地メッカを有するサウジアラビアは鞭打ち刑を禁止したのだから、イランも拘留後の鞭打ち刑は考えてもらいたいな。
回数はどのように決められるのか知らないけど、74回も打たれたら当分は腫れたままで痛くて動けないんじゃないかな?
誰かが世話をしないと日常生活を送れないと思うんだけど。
ヤラヒさんはX(旧ツイッター)で「自由のために代価を払おうとしない者は自由を持つ資格がない」とし「解放を祈る」とコメントしたとのことなので、信念を持った政治犯に鞭打ちの刑で変化は起こらないんじゃないかな。
イランがイスラム法を尊重する国作りをすることにどうこういうつもりはないが、ただイラン国民の声にも耳を傾け、ある程度要望に沿った政策は考えた方がいいと思うな。
こういう事件を聞くと、自分達の意見を選挙の投票で変えられる民主主義って大事なんだなと改めで思うね。 今回も日本だと自分の意見を言っただけで、罪にはならないよね。
『女性に「ヒジャブを脱いで」と歌ったイランの男性歌手が鞭打刑を受けた。
6日(現地時間)のニューヨークタイムズ(NYT)、CNN放送などによると、イラン当局は最近、有名歌手メフディ・ヤラヒさん(43)に対して74回の鞭打ち刑と罰金刑を執行した。
ヤラヒさんの弁護士は、ヤラヒさんが鞭打ち刑のため座ったりもたれたりできない状態だと伝えた。
鞭打ち刑は国連国際人権規約が非人道的行為と規定して厳格に禁止した前近代的な処罰方式だ。
ヤラヒさんはこの日、X(旧ツイッター)で「自由のために代価を払おうとしない者は自由を持つ資格がない」とし「解放を祈る」とコメントした。
ヤラヒさんはイスラム社会の道徳と慣習に反する不法な歌を発表したという容疑で2023年8月に逮捕された。歌を公開してから4日後だった。
ヤラヒさんは検閲を避けるためにオンライン上で公開したが、まもなく逮捕された。イラン当局はヤラヒさんがイスラム社会の道徳と規範に反する不法な歌を発表したと明らかにした。
ヤラヒさんが歌を発表したのには、2022年にイランに広まったヒジャブデモの影響が大きかった。
このデモはテヘランの都心でヒジャブをまともに着用しなかったという理由で逮捕された20代の女性が疑問死したのをきっかけに6カ月間続いた。
ヤラヒさんは、ヒジャブ着用を拒否して髪を出した女性を称賛する歌を発表した。
ヤラヒさんの歌には「ヒジャブを脱いで。太陽が沈んでいる。ヒジャブを脱いで。髪を下ろそう」という内容の歌詞がある。
このような歌詞が入ったミュージックビデオにはヒジャブを着用せず首を振る女性も登場する。
当時、裁判所はヤラヒさんに懲役2年8カ月と74回の鞭打ち刑を言い渡したが、健康悪化などの理由で懲役1年に減刑された。この日、ヤラヒさんは鞭打ち刑を受けた後、自宅軟禁に転換された。
イランの芸術家支援委員会の弁護士クヒアン氏はヤラヒさんの鞭打ち刑について「彼のファンやイラン社会の宗教的階層に屈辱感を与えようとするものだった」と非難した。』
イスラム教国ではインドネシアのアチェなどで鞭打ち刑があるけど、実はシンガポールやマレーシアなどでも刑として実在する。
ただちょっとビックリしたのは、イランでは刑に服して懲役が終わった後で、鞭打ち刑があるんだね・・・。罰金刑もあるって書いてあるし。その後も軟禁状態なんだ。
イランは他のアラブ諸国と違いシーア派が主流の国で、イランは大統領よりもイスラム法学者であるハメネイ師が最高権力を握っている。
しかも、ハメネイ師はイランの最高指導者は終身制だから、選挙などで交代することはない。
イスラム法が最優先と言う国なので「目には目を、歯には歯を」という考えの刑罰も存在している。
実際、イランでは女性が髪の毛を隠すヒジャブを被る、被らないで大きな問題になっていて、イラン政府の強圧的な取り締まりにデモが起きていた時期がある。
ヒジャブを被らなかったとして、その女性が殺された?ことから、全国的な抵抗運動に発展したんだよね。
今回のヤラヒさんは、ヒジャブ着用を拒否して髪を出した女性を称賛する歌を発表したのが逮捕原因。
「もっと自由を」を言うメッセージだったんだろう。
ヤラヒさんが人気歌手であることや、リスクを冒すヒジャブデモが起きることなどを考えると、イラン国民は決して現在の国家の在り方に納得しているのではないのかな?
鞭打ち刑は精神的、肉体的の面で屈辱を与え、二度と起こさないようにする目的があるようだけど、世界人権規約では禁止されている刑。
アラブの盟主であり、聖地メッカを有するサウジアラビアは鞭打ち刑を禁止したのだから、イランも拘留後の鞭打ち刑は考えてもらいたいな。
回数はどのように決められるのか知らないけど、74回も打たれたら当分は腫れたままで痛くて動けないんじゃないかな?
誰かが世話をしないと日常生活を送れないと思うんだけど。
ヤラヒさんはX(旧ツイッター)で「自由のために代価を払おうとしない者は自由を持つ資格がない」とし「解放を祈る」とコメントしたとのことなので、信念を持った政治犯に鞭打ちの刑で変化は起こらないんじゃないかな。
イランがイスラム法を尊重する国作りをすることにどうこういうつもりはないが、ただイラン国民の声にも耳を傾け、ある程度要望に沿った政策は考えた方がいいと思うな。
こういう事件を聞くと、自分達の意見を選挙の投票で変えられる民主主義って大事なんだなと改めで思うね。 今回も日本だと自分の意見を言っただけで、罪にはならないよね。
独裁者トランプに対するアメリカ人のデモ
『ファシズムとクーデターを止めなければ
「私はこの政権がもたらすクーデターとファシズムに抵抗するために、今日このデモに参加した」
そう語ったのは、大学生の女性ジェスさんだ。
近くにいた40代の女性ローレルさんも「ファシズムから祖国を救うために来た」と力のこもった声で話した。
2月17日の月曜日、アメリカは初代アメリカ大統領のワシントンの誕生日を祝うPresident Dayの祝日だった。この日に合わせて「Not My President(あなたは私の大統領ではない)」と銘打ち、全米で同時に、トランプ政権に対する抗議行動が行われた。
抗議行動が行われた州には、テキサス州、フロリダ州などトランプ支持が強い州も含まれる。
ニューヨークには1万人が集まった。
ダウンタウンのユニオンスクエアをぎっしり埋めた人々が持つ手作りのプラカードの中でも、目立ったのは「クーデターを止めろ」「ファシズムは許さない」などの文字だ。
トランプ政権が誕生して以来、イーロン・マスク率いる政府効率化省が、国防総省から司法省まであらゆる政府組織の解体を始めている。150兆円の予算削減、20万人の解雇を目指しているが、ただの予算削減にはとても見えない。
国際開発庁(USAID)の劇的な縮小から始まった解体は全ての省庁に及び、航空管制官や、核兵器や伝染病の専門家など重要な職についている者も解雇されている。
そんな大それたことを、トランプ氏に指名されただけで議会の了解も得ていない、一個人のマスクがやっていることに対し、批判と怒りが高まっている。
またトランプは国防総省から司法省まであらゆるトップの首を全て、自分に忠実な人物にすげ変えている。また司法省は傘下のFBIから、2021年1月の議会襲撃の捜査に関わった多くの捜査員を解雇した。
今後はトランプの政敵の訴追に踏み出すのではないかとの警戒感も高まっている。
またトランプが出した「連邦政府の独立機関の自治権を撤廃する」との大統領令も、政府を私物化し独裁に向けた一歩ではないかと危ぶむ声も小さくない。
ニューヨークでのデモに参加した、前出のローレルさんはこう怒りを露わにする。
「クーデターが軍事的なものとは限らない。アメリカは内部から破壊されている」
デモ行進での「クーデターを止めろ」「マスクはすぐにやめろ」のシュプレヒコールからも、多くがそれに賛同しているのがよくわかった。
デモ隊は白人ばかり
デモ隊と一緒に歩きながら、奇妙な事実に気づいた。
参加者の99%が白人なのだ。この街は「人種のるつぼ」と言われる「多様性の街」で、こんな白人ばかりのデモは見たことがない。
「私の黒人の友人たちは怖がって参加したくないと言った。嫌がらせやハラスメントがあるのではないかと心配していて。だから私が代表で来た」
そう話してくれたのは60代の白人女性カレンさんだ。
去年11月の大統領選をきっかけに、ニューヨークにもトランプ支持者が思ったより多いことを、リベラルなニューヨーカーも意識するようになった。
また白人至上主義者やネオナチの動きも活発になっている。
筆者はワシントンで行われたトランプ大統領の就任式当日に、ファシスト集団で白人至上主義者の準軍事的組織プラウド・ボーイズのデモに遭遇した。
彼らは2021年の議会襲撃の主犯格でもあるが、関わったメンバーは就任当日に全員恩赦されている。「トランプの私設軍隊」を名乗る彼らは、さらに彼への忠誠心が増しているに違いない。
そんなトランプ支持者がカウンターデモを起こし、暴力に発展する可能性も否定はできなかった。
DEI廃止から言葉の粛清へ
マイノリティがデモに出たがらないのは、トランプ大統領が就任初日の大統領令でDEIの廃止を決めたことにも起因する。
DEI=Diversity多様性、Equity公平性、Inclusion包括性は、これまで歴史的、制度的な理由で、成功のための機会が与えられなかった女性、人種的・性的マイノリティ・障害者らを、積極的に職場や学校、社会にとり込んでいこうという施策で、バイデン政権で大きく進展した。
これを廃止したのは「白人に対する逆差別」という批判が高まったからだが、現在の処置は「逆差別を正す」というより、むしろ「白人男性以外の全ての属性の否定」に姿を変えつつある。
政府のウェブサイトから「トランスジェンダー」という言葉が消えただけではない。
国立科学財団は、大統領の意向に反する可能性がある単語を集めNGリストを作成したという。その中には「黒人、ヒスパニック、障害、偏見」など言葉と共に「女性」も含まれている。
デモに参加していたNYジョン・ジェイ大学のグレン・アルカレー教授は、「彼らはまさに言葉の粛清を行なっている。憂慮すべきことだ」と表情を曇らせた。
日本の折り鶴も撤去された
多様性施策の廃止は、今や「多様性にまつわるあらゆるものの否定」にもなっている。
先日、私たち日本人には驚きのニュースも報道された。
先日、ヘグセス国防長官夫妻がヨーロッパを歴訪した際、ベルギーのアメリカンスクールにも立ち寄ることになった。
その際教室からハリエット・タブマン(アメリカ奴隷解放活動の象徴でもある黒人活動家)の写真と、LGBTQ+のレインボーの旗と、日本の折り鶴も片づけられたという。つまりこれらが教室にあるということは、多様性教育をしている証拠と見なされてしまう。
それを恐れて撤去したというのだ。
アメリカでは毎年行われている「黒人歴史月間」「女性歴史月間」や「LGBTQ+プライド月間」などがGoogleカレンダーから消え、催しも次々に中止になっている。こうした自粛が行われるのは、多様性廃止の基準がはっきりしないからでもある。
ルール違反を恐れて積極的に自粛することで、状況はどんどん悪くなっていく。
白人も恐れている
ある白人女性にインタビューする際「お名前は?」と尋ねたら、「私はパトリシア、偽名だけどね」という返事が返ってきた。
偽名というのはニューヨーカーにはかなり珍しい。
彼女は「私が今怒りを感じているのは、インタビューに偽名を使わなければならないような状況に陥っていること」と憤った。
トランプに反対していることを知られたくないと、恐れる自分がたまらないという。
パトリシアさんはこう続ける。
「もうどうしたらいいのかわからない無力感でいっぱいだ。私たちの民主主義、自分の国が蒸発していくのを目の当たりにしているような気分だ」
そういえば先ほど黒人の友達の代表で来たと言っていたカレンさんは、こうも言っていた。
「2017年、第一次トランプ政権が誕生した時、ワシントンで大きなデモに参加した。それに比べればこのデモはずっと小さいが、あの時はこんな胃に穴が空くような感覚はなかった。トランプがどれほど邪悪かを知らなかったからね」
そんな彼女に、何を一番恐れているのか尋ねると、返ってきた答えはこうだ。
「私はスハルト軍政下のインドネシアに住んでいたことがある。アメリカがあんな風に独裁になってしまうのが、一番恐ろしい」
一方で、大学生の女性ジュリアさんの反応は少し違った。
「トランプの戦術のひとつは、私たちに無力で何もできないと思わせることだ。でも今日ここに来て、こんなにも多くの人が彼に立ち向かう準備ができているとわかったし、世代を超えて人々が集まっているのを見て、本当に希望が湧いてきた」
こうした希望が、果たして恐れや無力感を乗り越える力となるだろうか?
その答えを待つ時間さえない。今行動しなければ、戦う機会すら奪われてしまうかもしれない、それほど強い危機感がにじみ出るデモだった。』
トランプ大統領の横暴さが目立ってきて、かつての同盟諸国と言われていた国々と摩擦を生んでいる。
アメリカ国内でもトランプ大統領を熱烈に支持する人々がいる一方、民主主義の崩壊危機を募らせ、トランプに反対するという人々も大勢いるというニュースがこれだ。
トランプ大統領はテスラやスターリンクのオーナーであるイーロン・マスク氏をトランプ政権に入れた。そのイーロン・マスク氏がX買収時のように、アメリカ政府職員を大量解雇している。
イーロン・マスク率いる政府効率化省が、国防総省から司法省まであらゆる政府組織の解体を始めているのだ。予算削減と言う生易しいものではなく、組織を潰すような動きを見せているようだ。
目標が50兆円の予算削減、20万人の解雇というのだから、大幅な組織改正に着手と言う事だろう。
トランプ大統領は非難されることは多いが、一応、アメリカの選挙で選ばれた人物だ。
一方、イーロン・マスク氏はどうか。
トランプ大統領から政府効率化省を任されはしたが、国民から承認された人間ではない。ましてや、アメリカ議会で承認されてもいない。
そんな人間が組織の重要な情報にアクセスし、常軌を逸した急激な組織解体をする横暴を許していいのかと言うのが「マスクはすぐにやめろ」のシュプレヒコールだ。
実際、私は驚きを隠せない。
アメリカのような長年民主主義を掲げてきた超大国が、これまで政治に一切関わっていなかった一個人が大統領の承認を得ているというだけで政府を解体できるシステムにね。
マスク氏に議員としての実績など一切ない。
政治的には素人のイーロン・マスク氏のような人間が、アメリカ政府中枢の組織変更を試みた際に、議会も誰も止めることができないシステムに今更ながらビックリさせられているのだ。
トランプと言う「アメリカさえよければいい」という独裁的大統領が誕生したら、一気に世界を大混乱に巻き込むという事がよくわかったね。
トランプ大統領は国防総省から司法省まであらゆるトップの首を全て、自分に忠実な人物にすげ変えているらしい。
司法省は傘下のFBIから、2021年1月の議会襲撃の捜査に関わった多くの捜査員を解雇した。それって、自分を有罪にしようとしている人間を排除しようとしているだけだよね?
トランプに都合が悪い議会襲撃事件をないものとしようとする行為に他ならない。
以前トランプ大統領は連邦最高裁判所の判事を指名できる権限を最大限行使し、自分の都合のいい判事で固めていった。2期目も同じようにするだろう。
トランプ大統領は不倫の口止め料などで有罪となっていたが、刑罰は課さないという結果になった。
それ自体も意味が分からないんだけどね。
有罪だけど罰がないというのが司法にあるべき姿なのだろうか??
いずれにしてもトランプ大統領は刑事裁判で有罪となった初のアメリカ大統領。
そのトランプが権力を握った今、そういう判断を下した裁判官に報復するのは目に見えているね。
トランプ大統領にしてもイーロン・マスク氏にしても、基本は商売人だ。政治ではなく自分の利益で動く人間だ。
それがよく表れたのがウクライナのゼレンスキー大統領との会談だ。
トランプ大統領はアメリカにわざわざ足を運んだウクライナのゼレンスキー大統領を罵倒した。
アメリカの援助の見返りとしてウクライナの鉱物資源の取引をしてまとめようとしていた。
それ自体、ビジネスマンの考え方だ。自分達アメリカにどんなメリットがあるのかを最優先している。
だから、トランプ大統領はゼレンスキー大統領に平気で「あなたはカードがない」と言い放つのだ。つまり、弱い相手には徹底的に足元を見て自分有利に交渉するというビジネスマンマインド。
これまでのアメリカは「ロシアが武力で国土を変更するという事を許してはいけない」と言う事で西側諸国と協力してウクライナを支援してきた。
ところが、信じられないことにトランプは「様々な圧力をかけて自国領土を増やすこと」を是としている。
その証拠にグリーンランドをデンマークから買い取るとか、ガザをアメリカ監視下に置くとか、パナマ運河の権限を取り戻すとかと言った行動に表れている。
ロシア・ウクライナ戦争を終わらせて平和をもたらすのは素晴らしい考えだが、トランプ大統領が本気で平和を望んでいるようには見えない。あくまでも自分達のメリットを考えての事だ。
トランプ自身の名声を得たという功名心であったり、ロシアに対して恩を売り米中紛争の条件を有利にしようという思惑だったりが垣間見える。 米中の戦いで資源を持つロシアを味方につけることは大きい。
一方、ウクライナを支援することは金の無駄と考えているようだ。トランプにとって大義や今後の世界の在り方よりもアメリカにどのように利益があるかが最大の関心事だからね。
だから、支援するならウクライナの資源とバーター取引と言う考え方になるのだろう。
対照的に反目してきたロシアのプーチン大統領には友好的な態度を取っているよね。
トランプとプーチンの考え方が似ているというのもあるだろうが、実益も計算していると思う。
それは様々な分野で米中が戦っている現状では、プーチンに恩を売って資源国のロシアを味方につけておく方がアメリカにとって有益と言う判断だと思う。
そもそもウクライナと本気で取引をまとめるなら、会談が始まる前からゼレンスキー大統領を選挙で選ばれていないなどと個人攻撃はしないだろう。
上から目線で圧力をかけて従わせるという、中国がやっていた戦狼外交と同じだ。恫喝して従わせる方式。
今回は報道陣前でトランプが本音を暴露した形だ。
ロシアのプーチン大統領。中国の習近平主席。アメリカのトランプ大統領。
この3大国のトップは自国の事だけを考えて行動する似た者同士の独裁者なのかもしれない。
トランプ大統領はゼレンスキー大統領に「第3次世界大戦を引き起こす賭けをしている」と言った。
客観的に見ると、国内国外に関わらず人の意見を聞かず、自分の主義・主張だけでどんどん変えていこうとするトランプの方が第3次世界大戦を引き起こす可能性が高いように見える。
『ファシズムとクーデターを止めなければ
「私はこの政権がもたらすクーデターとファシズムに抵抗するために、今日このデモに参加した」
そう語ったのは、大学生の女性ジェスさんだ。
近くにいた40代の女性ローレルさんも「ファシズムから祖国を救うために来た」と力のこもった声で話した。
2月17日の月曜日、アメリカは初代アメリカ大統領のワシントンの誕生日を祝うPresident Dayの祝日だった。この日に合わせて「Not My President(あなたは私の大統領ではない)」と銘打ち、全米で同時に、トランプ政権に対する抗議行動が行われた。
抗議行動が行われた州には、テキサス州、フロリダ州などトランプ支持が強い州も含まれる。
ニューヨークには1万人が集まった。
ダウンタウンのユニオンスクエアをぎっしり埋めた人々が持つ手作りのプラカードの中でも、目立ったのは「クーデターを止めろ」「ファシズムは許さない」などの文字だ。
トランプ政権が誕生して以来、イーロン・マスク率いる政府効率化省が、国防総省から司法省まであらゆる政府組織の解体を始めている。150兆円の予算削減、20万人の解雇を目指しているが、ただの予算削減にはとても見えない。
国際開発庁(USAID)の劇的な縮小から始まった解体は全ての省庁に及び、航空管制官や、核兵器や伝染病の専門家など重要な職についている者も解雇されている。
そんな大それたことを、トランプ氏に指名されただけで議会の了解も得ていない、一個人のマスクがやっていることに対し、批判と怒りが高まっている。
またトランプは国防総省から司法省まであらゆるトップの首を全て、自分に忠実な人物にすげ変えている。また司法省は傘下のFBIから、2021年1月の議会襲撃の捜査に関わった多くの捜査員を解雇した。
今後はトランプの政敵の訴追に踏み出すのではないかとの警戒感も高まっている。
またトランプが出した「連邦政府の独立機関の自治権を撤廃する」との大統領令も、政府を私物化し独裁に向けた一歩ではないかと危ぶむ声も小さくない。
ニューヨークでのデモに参加した、前出のローレルさんはこう怒りを露わにする。
「クーデターが軍事的なものとは限らない。アメリカは内部から破壊されている」
デモ行進での「クーデターを止めろ」「マスクはすぐにやめろ」のシュプレヒコールからも、多くがそれに賛同しているのがよくわかった。
デモ隊は白人ばかり
デモ隊と一緒に歩きながら、奇妙な事実に気づいた。
参加者の99%が白人なのだ。この街は「人種のるつぼ」と言われる「多様性の街」で、こんな白人ばかりのデモは見たことがない。
「私の黒人の友人たちは怖がって参加したくないと言った。嫌がらせやハラスメントがあるのではないかと心配していて。だから私が代表で来た」
そう話してくれたのは60代の白人女性カレンさんだ。
去年11月の大統領選をきっかけに、ニューヨークにもトランプ支持者が思ったより多いことを、リベラルなニューヨーカーも意識するようになった。
また白人至上主義者やネオナチの動きも活発になっている。
筆者はワシントンで行われたトランプ大統領の就任式当日に、ファシスト集団で白人至上主義者の準軍事的組織プラウド・ボーイズのデモに遭遇した。
彼らは2021年の議会襲撃の主犯格でもあるが、関わったメンバーは就任当日に全員恩赦されている。「トランプの私設軍隊」を名乗る彼らは、さらに彼への忠誠心が増しているに違いない。
そんなトランプ支持者がカウンターデモを起こし、暴力に発展する可能性も否定はできなかった。
DEI廃止から言葉の粛清へ
マイノリティがデモに出たがらないのは、トランプ大統領が就任初日の大統領令でDEIの廃止を決めたことにも起因する。
DEI=Diversity多様性、Equity公平性、Inclusion包括性は、これまで歴史的、制度的な理由で、成功のための機会が与えられなかった女性、人種的・性的マイノリティ・障害者らを、積極的に職場や学校、社会にとり込んでいこうという施策で、バイデン政権で大きく進展した。
これを廃止したのは「白人に対する逆差別」という批判が高まったからだが、現在の処置は「逆差別を正す」というより、むしろ「白人男性以外の全ての属性の否定」に姿を変えつつある。
政府のウェブサイトから「トランスジェンダー」という言葉が消えただけではない。
国立科学財団は、大統領の意向に反する可能性がある単語を集めNGリストを作成したという。その中には「黒人、ヒスパニック、障害、偏見」など言葉と共に「女性」も含まれている。
デモに参加していたNYジョン・ジェイ大学のグレン・アルカレー教授は、「彼らはまさに言葉の粛清を行なっている。憂慮すべきことだ」と表情を曇らせた。
日本の折り鶴も撤去された
多様性施策の廃止は、今や「多様性にまつわるあらゆるものの否定」にもなっている。
先日、私たち日本人には驚きのニュースも報道された。
先日、ヘグセス国防長官夫妻がヨーロッパを歴訪した際、ベルギーのアメリカンスクールにも立ち寄ることになった。
その際教室からハリエット・タブマン(アメリカ奴隷解放活動の象徴でもある黒人活動家)の写真と、LGBTQ+のレインボーの旗と、日本の折り鶴も片づけられたという。つまりこれらが教室にあるということは、多様性教育をしている証拠と見なされてしまう。
それを恐れて撤去したというのだ。
アメリカでは毎年行われている「黒人歴史月間」「女性歴史月間」や「LGBTQ+プライド月間」などがGoogleカレンダーから消え、催しも次々に中止になっている。こうした自粛が行われるのは、多様性廃止の基準がはっきりしないからでもある。
ルール違反を恐れて積極的に自粛することで、状況はどんどん悪くなっていく。
白人も恐れている
ある白人女性にインタビューする際「お名前は?」と尋ねたら、「私はパトリシア、偽名だけどね」という返事が返ってきた。
偽名というのはニューヨーカーにはかなり珍しい。
彼女は「私が今怒りを感じているのは、インタビューに偽名を使わなければならないような状況に陥っていること」と憤った。
トランプに反対していることを知られたくないと、恐れる自分がたまらないという。
パトリシアさんはこう続ける。
「もうどうしたらいいのかわからない無力感でいっぱいだ。私たちの民主主義、自分の国が蒸発していくのを目の当たりにしているような気分だ」
そういえば先ほど黒人の友達の代表で来たと言っていたカレンさんは、こうも言っていた。
「2017年、第一次トランプ政権が誕生した時、ワシントンで大きなデモに参加した。それに比べればこのデモはずっと小さいが、あの時はこんな胃に穴が空くような感覚はなかった。トランプがどれほど邪悪かを知らなかったからね」
そんな彼女に、何を一番恐れているのか尋ねると、返ってきた答えはこうだ。
「私はスハルト軍政下のインドネシアに住んでいたことがある。アメリカがあんな風に独裁になってしまうのが、一番恐ろしい」
一方で、大学生の女性ジュリアさんの反応は少し違った。
「トランプの戦術のひとつは、私たちに無力で何もできないと思わせることだ。でも今日ここに来て、こんなにも多くの人が彼に立ち向かう準備ができているとわかったし、世代を超えて人々が集まっているのを見て、本当に希望が湧いてきた」
こうした希望が、果たして恐れや無力感を乗り越える力となるだろうか?
その答えを待つ時間さえない。今行動しなければ、戦う機会すら奪われてしまうかもしれない、それほど強い危機感がにじみ出るデモだった。』
トランプ大統領の横暴さが目立ってきて、かつての同盟諸国と言われていた国々と摩擦を生んでいる。
アメリカ国内でもトランプ大統領を熱烈に支持する人々がいる一方、民主主義の崩壊危機を募らせ、トランプに反対するという人々も大勢いるというニュースがこれだ。
トランプ大統領はテスラやスターリンクのオーナーであるイーロン・マスク氏をトランプ政権に入れた。そのイーロン・マスク氏がX買収時のように、アメリカ政府職員を大量解雇している。
イーロン・マスク率いる政府効率化省が、国防総省から司法省まであらゆる政府組織の解体を始めているのだ。予算削減と言う生易しいものではなく、組織を潰すような動きを見せているようだ。
目標が50兆円の予算削減、20万人の解雇というのだから、大幅な組織改正に着手と言う事だろう。
トランプ大統領は非難されることは多いが、一応、アメリカの選挙で選ばれた人物だ。
一方、イーロン・マスク氏はどうか。
トランプ大統領から政府効率化省を任されはしたが、国民から承認された人間ではない。ましてや、アメリカ議会で承認されてもいない。
そんな人間が組織の重要な情報にアクセスし、常軌を逸した急激な組織解体をする横暴を許していいのかと言うのが「マスクはすぐにやめろ」のシュプレヒコールだ。
実際、私は驚きを隠せない。
アメリカのような長年民主主義を掲げてきた超大国が、これまで政治に一切関わっていなかった一個人が大統領の承認を得ているというだけで政府を解体できるシステムにね。
マスク氏に議員としての実績など一切ない。
政治的には素人のイーロン・マスク氏のような人間が、アメリカ政府中枢の組織変更を試みた際に、議会も誰も止めることができないシステムに今更ながらビックリさせられているのだ。
トランプと言う「アメリカさえよければいい」という独裁的大統領が誕生したら、一気に世界を大混乱に巻き込むという事がよくわかったね。
トランプ大統領は国防総省から司法省まであらゆるトップの首を全て、自分に忠実な人物にすげ変えているらしい。
司法省は傘下のFBIから、2021年1月の議会襲撃の捜査に関わった多くの捜査員を解雇した。それって、自分を有罪にしようとしている人間を排除しようとしているだけだよね?
トランプに都合が悪い議会襲撃事件をないものとしようとする行為に他ならない。
以前トランプ大統領は連邦最高裁判所の判事を指名できる権限を最大限行使し、自分の都合のいい判事で固めていった。2期目も同じようにするだろう。
トランプ大統領は不倫の口止め料などで有罪となっていたが、刑罰は課さないという結果になった。
それ自体も意味が分からないんだけどね。
有罪だけど罰がないというのが司法にあるべき姿なのだろうか??
いずれにしてもトランプ大統領は刑事裁判で有罪となった初のアメリカ大統領。
そのトランプが権力を握った今、そういう判断を下した裁判官に報復するのは目に見えているね。
トランプ大統領にしてもイーロン・マスク氏にしても、基本は商売人だ。政治ではなく自分の利益で動く人間だ。
それがよく表れたのがウクライナのゼレンスキー大統領との会談だ。
トランプ大統領はアメリカにわざわざ足を運んだウクライナのゼレンスキー大統領を罵倒した。
アメリカの援助の見返りとしてウクライナの鉱物資源の取引をしてまとめようとしていた。
それ自体、ビジネスマンの考え方だ。自分達アメリカにどんなメリットがあるのかを最優先している。
だから、トランプ大統領はゼレンスキー大統領に平気で「あなたはカードがない」と言い放つのだ。つまり、弱い相手には徹底的に足元を見て自分有利に交渉するというビジネスマンマインド。
これまでのアメリカは「ロシアが武力で国土を変更するという事を許してはいけない」と言う事で西側諸国と協力してウクライナを支援してきた。
ところが、信じられないことにトランプは「様々な圧力をかけて自国領土を増やすこと」を是としている。
その証拠にグリーンランドをデンマークから買い取るとか、ガザをアメリカ監視下に置くとか、パナマ運河の権限を取り戻すとかと言った行動に表れている。
ロシア・ウクライナ戦争を終わらせて平和をもたらすのは素晴らしい考えだが、トランプ大統領が本気で平和を望んでいるようには見えない。あくまでも自分達のメリットを考えての事だ。
トランプ自身の名声を得たという功名心であったり、ロシアに対して恩を売り米中紛争の条件を有利にしようという思惑だったりが垣間見える。 米中の戦いで資源を持つロシアを味方につけることは大きい。
一方、ウクライナを支援することは金の無駄と考えているようだ。トランプにとって大義や今後の世界の在り方よりもアメリカにどのように利益があるかが最大の関心事だからね。
だから、支援するならウクライナの資源とバーター取引と言う考え方になるのだろう。
対照的に反目してきたロシアのプーチン大統領には友好的な態度を取っているよね。
トランプとプーチンの考え方が似ているというのもあるだろうが、実益も計算していると思う。
それは様々な分野で米中が戦っている現状では、プーチンに恩を売って資源国のロシアを味方につけておく方がアメリカにとって有益と言う判断だと思う。
そもそもウクライナと本気で取引をまとめるなら、会談が始まる前からゼレンスキー大統領を選挙で選ばれていないなどと個人攻撃はしないだろう。
上から目線で圧力をかけて従わせるという、中国がやっていた戦狼外交と同じだ。恫喝して従わせる方式。
今回は報道陣前でトランプが本音を暴露した形だ。
ロシアのプーチン大統領。中国の習近平主席。アメリカのトランプ大統領。
この3大国のトップは自国の事だけを考えて行動する似た者同士の独裁者なのかもしれない。
トランプ大統領はゼレンスキー大統領に「第3次世界大戦を引き起こす賭けをしている」と言った。
客観的に見ると、国内国外に関わらず人の意見を聞かず、自分の主義・主張だけでどんどん変えていこうとするトランプの方が第3次世界大戦を引き起こす可能性が高いように見える。