ノーベル平和賞
『2025年のノーベル平和賞が発表され、ベネズエラのマリア・コリナ・マチャド氏の受賞が決まりました。 ベネズエラ元国民議会議員のマチャド氏は、党首のエドムンド・ゴンサレス氏と共に野党指導者として活動しています。
2024年7月に行われた大統領選挙では、マチャド氏は独裁色を強める現職大統領のマドゥロ氏の対立候補として出馬が予想されていましたが、政権側から政治的弾圧を受け、公職追放処分を受けるなど事実上、出馬を阻止されました。
これをきっかけにマチャド氏のもとに主要野党が結集し、政権交代への期待が高まる大きなうねりに発展しました。 選挙結果はマドゥロ氏と野党側の候補者双方が、当選を主張するなど泥沼化し現在に至っています。
マチャド氏は、今もSNSなどでマドゥロ政権に対して公正な選挙や民主化を求めて発信し続けています。』
ベネズエラの野党党首であるマリア・コリナ・マチャド氏が今年のノーベル平和賞を受賞した。
今年は自己顕示欲の塊のアメリカのトランプ大統領がノーベル平和賞を望んでいたが、さすがにそれはなかったね。
ベネズエラは前大統領チャベス氏の頃から反米。
そのチャベス大統領亡き後、その路線を引き継いだマドゥロ大統領。
この2人の大統領期間でアメリカとの関係は悪化し、かつては産油国として南米でもブラジルと並んで裕福だったベネズエラだが、ハイパーインフレに悩む、今では見るも無残な状況に陥っている。
2020年までにGDPが80%程度減少し、国民の貧困層が大半を占めるようになり、隣国のコロンビアを始め、海外に脱出するベネズエラ人が増加。
中でもパナマを経由して陸路を縦断し、アメリカに密入国しようとするベネズエラ人が圧倒的に増えた。ベネズエラ人自身、自国の将来に希望を見いだせない証拠だ。
現在ではトランプ大統領になって、アメリカとメキシコ国境管理が厳しくなり、不法移民を強制的に追い返す政策に転換した為、益々貧困の一途を辿り、希望が消えつつあるのが現状だ。
そんなマドゥロ政権に嫌気がさしたベネズエラ人は選挙で野党と支持した人も多かったと言われているが、結局選挙運営を担っているマドゥロ大統領の勝利に終わった。
ただ、ベネズエラ人国民や国際社会は不正があったとみており、マドゥロ大統領は国際監視団の派遣も拒否した。やましい事がなければ国際的信用を得るチャンスだったのに、恐らくマドゥロ政権側の不正が簡単に見破られるからこそ、拒否したのだろうと思う。
今回のノーベル平和賞はその野党のマリア・コリナ・マチャド氏に決定した。
今回は特に民主主義がテーマだ。
マドゥロ大統領の独裁国家となっているベネズエラで虐げられている人達ばかりでなく、他の国でも独裁色が強くなっている国の人達へのメッセージがある。
その独裁国家から取り除かれようとしている民主主義を維持し、世界の陰の人達を応援する為のメッセージだという事だ。
だけど、マチャド氏のノーベル賞授賞式出席は難しいだろうな。
ノーベル平和賞については時々ある事だが、物理的や状況的に出席できないケースもあるのだ。
今回は刑務所に入ったり、軟禁されていたりするわけではないが、状況はもっと悪い。
なにせマドゥロ独裁政権下で、マチャド氏は亡命もせずにベネズエラで身を隠している身なんだから。
ロシア、中国、北朝鮮、イランと言った反米諸国と結びつきが強いマドゥロ政権だが、逆にアメリカはベネズエラの野党を支持して対立構造が生まれている。トランプ大統領は完全に野党支持者だからね。
反米のベネズエラからアメリカへ麻薬の密輸を試みていた船は、時々、アメリカ軍によって排除されている。まあ、実際それが本当に麻薬密輸船なのかどうか、はっきりした証拠は示されていないようなのだが。
ちなみにノーベル平和賞も賭けの対象になっていたよう。
それが事前に結果が漏れたとかで大問題になってきている。
マチャド氏の確率は2,3%程度だったのが9時間前には70%に跳ね上がっていたとか。
逆に言えば、一般人はほとんどマチャド氏がノーベル平和賞を受賞すると思っていなかったということ。ある意味、ノーベル平和賞の大穴だったわけだ。
このノーベル平和賞が多くのベネズエラ人の希望の光となるといいな。
ロシアのスパイ
『【既報関連】連邦警察(PF)は22年、ブラジル国内で少なくとも12年間活動していた、ロシアのスパイ組織を摘発した。このスパイ網は、ブラジルを拠点に中南米全域に広がっており、巧妙な変装や偽造書類を駆使して潜入工作を行っていた。
同組織メンバーで、国際刑事裁判所(ICC)への潜入を試みた末に逮捕されたセルゲイ・チェルカソフ容疑者の存在は、国家間の激しい身柄引き渡し交渉を引き起こしている。
ロシアのスパイ網が中南米にまで及んでいたという衝撃の実態を1日付のCNNブラジルが独占的に報じた。
PFの約3年にわたる極秘捜査により、22年には10人の関係者が特定された。いずれもブラジル国内で長期間活動しており、偽造身分証やパスポートを用いてブラジル人として生活しながら、他国での諜報活動の足がかりを築いていた。
関係者によれば、スパイらは各自に明確な偽りの背景情報を設け、それに基づいた生活を構築。
ある人物はブラジリアで宝石店の経営者として振る舞い、別の人物はサンパウロ市でブラジル民族音楽を愛好する大学生として生活。また女性スパイの1人は、ファッションモデルとして各地で活動していた。
こうした「偽装生活」を通じて、彼らはブラジル人としての人物像を確立し、第三国での身分審査をすり抜け、情報収集活動や影響工作を行っていた。
PFは、このネットワークがブラジルを「中立的な発信拠点」として利用していたと分析している。
10人のうち9人は既に国外へ出国しており、当局の事情聴取に応じることなく姿を消した。唯一逮捕されたのが、セルゲイ・チェルカソフ容疑者で、彼は10年からブラジルに滞在し、「ヴィクトル・ムレル」という偽名で生活していた。
ブラジルの出生証明書、納税記録、運転免許証など一連の公式文書を偽造していたとされ、長期にわたりブラジル人を装っていた。過去にはアイルランドや米国にも居住歴を持ち、米国では米中央情報局(CIA)の施設に比較的近い地域に住んでいたことが明らかに。
出生証明書そのものは、ブラジルの戸籍登録所により発行された実在の書類であり、それを基に他の公的文書を取得していた可能性が指摘されている。
22年、チェルカソフ容疑者はオランダ・アムステルダムのスキポール空港で入国時に拘束され、ブラジルへの強制送還が決定。捜査によれば彼はICCでの勤務を申請する際に偽のブラジルパスポートを使用し、潜入を図っていた。
ブラジル帰国後は、偽造書類の使用容疑で直ちに逮捕された。PFの調べでは、彼の所持品から複数の偽造IDや記録文書、さらには資金洗浄に関与したとみられる銀行取引データが発見された。
携帯電話には、ロシア側の指示を受け取る通信履歴や、ICCでの活動開始を報告するメッセージが残されていた。
証拠資料には、チェルカソフ容疑者がロシア政府関係者とみられる人物から月額3万5千レアル(約96万4千円)の送金を受けていた形跡も記録されていた。PFはこれらの資金が、偽装生活や渡航費の原資であったと見ている。
この事件を端緒にPFは捜査を拡大。他のスパイらも特定されており、その中には在ブラジル・ロシア大使館と関係がある人物や、在リオ・ロシア総領事館に商務担当官として登録されていた人物が含まれていたことも明らかになっている。
捜査は現在も続いており、スパイ網はブラジルのみならず、中南米諸国にまたがって存在していた可能性が高まっている。
PFは外交特権を活用したロシアのスパイ活動の可能性にも注目。外交機によるスパイのベネズエラ派遣が確認されており、そのうちの1人がブラジルを経由していた疑いがあるという。
チェルカソフ容疑者は現在、ブラジリアの最高警備刑務所に収監されており、3年にわたって勾留が続いている。その身柄を巡っては、ロシアと米国の双方が引き渡しを求めており、外交的緊張が続いている。
CIAは、同容疑者が過去に米国内でもスパイ活動を行っていたと主張しており、米政府も引き渡しを正式に要請している。
PFは、米国、オーストラリア、ポルトガルなど複数の国と情報共有を行いながら捜査を進めている。 関係筋によれば、今回摘発されたネットワークは壊滅状態にあるとみられているが、一部の関係者の所在は依然として確認されておらず、捜査の終結には至っていない。
チェルカソフ容疑者は、ネットワークの最終的な接点であると同時に、全容解明の「最後の鍵」とされ、PF内部では「彼の引き渡しによって捜査全体が失われる恐れがある」との懸念も強まっている。』
ロシアのスパイが長年ブラジルを拠点に活動していたというニュース。
実際は22年に逮捕されていて、他の9人は逃走中と言う事だから3年程度は経っているけど解決に至っていない事件のようだ。
スパイは何年にも渡ってその国で生活基盤を築いて人脈や信頼関係を構築する。
1,2年程度ではなく10年単位のスパイがより重要な情報を取ってくる。
ブラジルは格好の標的だろう。
なにせ国土が広く、色んな人種のブラジル人がいる。
欧米系、日系や中国系などのアジア系、黒人系など一目でわかるようなものではない。
つまり、パスポートやIDカードなどを確認しないとブラジル人かどうかさえわからないのだ。
その辺の感覚は日本人とは全然違う。
だから、ブラジルはスパイがしやすい国だと思う。
見た目で判断できないし、ポルトガル語が話せて大学などで一緒だったら、普通にブラジル人としての人脈ができるだろう。
ラテンの広い国だから、役所関係の書類管理だって厳密でない場合もあるだろう。
アメリカでもよく聞くが、移民国家って管理がしにくい。
ブラジルの警察も22年に1人逮捕した後、組織壊滅には至っていない。
ブラジルはポルトガル語だが、南米の周辺諸国は主にスペイン語。
ポルトガル語とスペイン語って方言のように近い言語なので、ネイティブ並みだとコミュニケーションなどにも問題ないだろう。
しかも、スパイをするくらいだから、語学にも各国の抜け道にも精通しているだろうしね。
いくらブラジル警察が追ったとしても、ロシア政府がバックにいれば捕まることは先ずないだろう。
金や情報で何とでもできそうだ。
ブラジルから一歩出れば、その国の法律がある。
CIAも追っていたというのは、相当な腕のスパイだったのだろうね。
こういうニュースを見るたび、日本の政府は大丈夫だろうかと心配になってくるね。
『【既報関連】連邦警察(PF)は22年、ブラジル国内で少なくとも12年間活動していた、ロシアのスパイ組織を摘発した。このスパイ網は、ブラジルを拠点に中南米全域に広がっており、巧妙な変装や偽造書類を駆使して潜入工作を行っていた。
同組織メンバーで、国際刑事裁判所(ICC)への潜入を試みた末に逮捕されたセルゲイ・チェルカソフ容疑者の存在は、国家間の激しい身柄引き渡し交渉を引き起こしている。
ロシアのスパイ網が中南米にまで及んでいたという衝撃の実態を1日付のCNNブラジルが独占的に報じた。
PFの約3年にわたる極秘捜査により、22年には10人の関係者が特定された。いずれもブラジル国内で長期間活動しており、偽造身分証やパスポートを用いてブラジル人として生活しながら、他国での諜報活動の足がかりを築いていた。
関係者によれば、スパイらは各自に明確な偽りの背景情報を設け、それに基づいた生活を構築。
ある人物はブラジリアで宝石店の経営者として振る舞い、別の人物はサンパウロ市でブラジル民族音楽を愛好する大学生として生活。また女性スパイの1人は、ファッションモデルとして各地で活動していた。
こうした「偽装生活」を通じて、彼らはブラジル人としての人物像を確立し、第三国での身分審査をすり抜け、情報収集活動や影響工作を行っていた。
PFは、このネットワークがブラジルを「中立的な発信拠点」として利用していたと分析している。
10人のうち9人は既に国外へ出国しており、当局の事情聴取に応じることなく姿を消した。唯一逮捕されたのが、セルゲイ・チェルカソフ容疑者で、彼は10年からブラジルに滞在し、「ヴィクトル・ムレル」という偽名で生活していた。
ブラジルの出生証明書、納税記録、運転免許証など一連の公式文書を偽造していたとされ、長期にわたりブラジル人を装っていた。過去にはアイルランドや米国にも居住歴を持ち、米国では米中央情報局(CIA)の施設に比較的近い地域に住んでいたことが明らかに。
出生証明書そのものは、ブラジルの戸籍登録所により発行された実在の書類であり、それを基に他の公的文書を取得していた可能性が指摘されている。
22年、チェルカソフ容疑者はオランダ・アムステルダムのスキポール空港で入国時に拘束され、ブラジルへの強制送還が決定。捜査によれば彼はICCでの勤務を申請する際に偽のブラジルパスポートを使用し、潜入を図っていた。
ブラジル帰国後は、偽造書類の使用容疑で直ちに逮捕された。PFの調べでは、彼の所持品から複数の偽造IDや記録文書、さらには資金洗浄に関与したとみられる銀行取引データが発見された。
携帯電話には、ロシア側の指示を受け取る通信履歴や、ICCでの活動開始を報告するメッセージが残されていた。
証拠資料には、チェルカソフ容疑者がロシア政府関係者とみられる人物から月額3万5千レアル(約96万4千円)の送金を受けていた形跡も記録されていた。PFはこれらの資金が、偽装生活や渡航費の原資であったと見ている。
この事件を端緒にPFは捜査を拡大。他のスパイらも特定されており、その中には在ブラジル・ロシア大使館と関係がある人物や、在リオ・ロシア総領事館に商務担当官として登録されていた人物が含まれていたことも明らかになっている。
捜査は現在も続いており、スパイ網はブラジルのみならず、中南米諸国にまたがって存在していた可能性が高まっている。
PFは外交特権を活用したロシアのスパイ活動の可能性にも注目。外交機によるスパイのベネズエラ派遣が確認されており、そのうちの1人がブラジルを経由していた疑いがあるという。
チェルカソフ容疑者は現在、ブラジリアの最高警備刑務所に収監されており、3年にわたって勾留が続いている。その身柄を巡っては、ロシアと米国の双方が引き渡しを求めており、外交的緊張が続いている。
CIAは、同容疑者が過去に米国内でもスパイ活動を行っていたと主張しており、米政府も引き渡しを正式に要請している。
PFは、米国、オーストラリア、ポルトガルなど複数の国と情報共有を行いながら捜査を進めている。 関係筋によれば、今回摘発されたネットワークは壊滅状態にあるとみられているが、一部の関係者の所在は依然として確認されておらず、捜査の終結には至っていない。
チェルカソフ容疑者は、ネットワークの最終的な接点であると同時に、全容解明の「最後の鍵」とされ、PF内部では「彼の引き渡しによって捜査全体が失われる恐れがある」との懸念も強まっている。』
ロシアのスパイが長年ブラジルを拠点に活動していたというニュース。
実際は22年に逮捕されていて、他の9人は逃走中と言う事だから3年程度は経っているけど解決に至っていない事件のようだ。
スパイは何年にも渡ってその国で生活基盤を築いて人脈や信頼関係を構築する。
1,2年程度ではなく10年単位のスパイがより重要な情報を取ってくる。
ブラジルは格好の標的だろう。
なにせ国土が広く、色んな人種のブラジル人がいる。
欧米系、日系や中国系などのアジア系、黒人系など一目でわかるようなものではない。
つまり、パスポートやIDカードなどを確認しないとブラジル人かどうかさえわからないのだ。
その辺の感覚は日本人とは全然違う。
だから、ブラジルはスパイがしやすい国だと思う。
見た目で判断できないし、ポルトガル語が話せて大学などで一緒だったら、普通にブラジル人としての人脈ができるだろう。
ラテンの広い国だから、役所関係の書類管理だって厳密でない場合もあるだろう。
アメリカでもよく聞くが、移民国家って管理がしにくい。
ブラジルの警察も22年に1人逮捕した後、組織壊滅には至っていない。
ブラジルはポルトガル語だが、南米の周辺諸国は主にスペイン語。
ポルトガル語とスペイン語って方言のように近い言語なので、ネイティブ並みだとコミュニケーションなどにも問題ないだろう。
しかも、スパイをするくらいだから、語学にも各国の抜け道にも精通しているだろうしね。
いくらブラジル警察が追ったとしても、ロシア政府がバックにいれば捕まることは先ずないだろう。
金や情報で何とでもできそうだ。
ブラジルから一歩出れば、その国の法律がある。
CIAも追っていたというのは、相当な腕のスパイだったのだろうね。
こういうニュースを見るたび、日本の政府は大丈夫だろうかと心配になってくるね。
モンスターウルフ
『連日ヒグマが捕獲される中、クマ撃退の切り札として期待されている「モンスターウルフ」が注目を集めている。
「モンスターウルフ」とは獣害撃退装置。オオカミ型のロボットが眼を赤く光らせて、鳴き声で威嚇をするというもの。実際にシカが近づくと「ガオー」という音に逃げ出した。イノシシの親子も一斉に逃げる。さらにクマも猛烈な勢いで茂みの中に逃げていった。
モンスターウルフを開発した太田精器の太田裕治社長は、開発のきっかけについて「大学の先生から、(クマの)天敵はオオカミだよとアドバイスをいただいた。そこからオオカミの形にして、目と足元が点滅して光って、(オオカミの)音を入れて、2016年にモンスターウルフを完成させた」と語った。
半径20メートル以内に動物が来ると赤外線センサーが反応し、最大90デシベルの音量で威嚇する仕組みだ。「ガオー」「オラオラオラ!」など、音はオオカミや人の声など50種類以上がランダムに流れ、1パターンにしないことで動物を慣れさせない工夫がされている。これにより、クマなどの動物を近寄らせない効果があるという。
すでにおよそ300台が売れており、利用者からはクマの被害はもちろん、クマの足跡も見なくなったという声も寄せられているという。
太田社長は「クマが一番効果がある。今までクマに効果がないという声を全く聞いていないので、非常に自信を持って販売している」と語った。
一台およそ55万円。このモンスターウルフが、深刻化するクマ被害の救世主となるか注目される。』
最近、北海道でヒグマの被害が深刻だ。
毎年、ヒグマに襲われて命を落としたり、農作物や家畜に被害が出てきている。
人食いヒグマの退治にハンターが出動しているが、SNSの一部ではヒグマの動物保護を訴えるものも出てきて、問題が複雑化している。
ただ、そういう人達が実際に自分の街でヒグマが出現したとして、本当に退治するなと同じことが言えるのか。ちょっと疑問ではある。
当事者じゃなく、自分が安全な場所にいての高みの見物だから言えることもあるじゃないかなと思ったり。
さて、そんなヒグマ退治について色々な事件や意見が錯綜している今、「モンスターウルフ」がその解決策になるかもしれないというニュース。
モンスターウルフと言うのは、太田精器が開発した狼型のロボットのことだ。
オオカミ型のロボットが眼を赤く光らせて、鳴き声で威嚇をするというもの。
ただちょっと疑問点も。
大学の先生から、「(クマの)天敵はオオカミだよ」と聞いたとのことだが、現在、日本にはオオカミはいない。もちろん北海道にも。
昔はニホンオオカミがいたけどね。北海道にはエゾオオカミがいたということだが、クマにその当時の恐怖が本能的にインプットされているということだろうか。
クマはオオカミのように群れを組む動物は苦手かもしれないが、モンスターウルフはけっこう大きいが1頭(1ロボット)で活動。
鹿やイノシシなら逃げても、成獣のヒグマが果たして逃げるのか、ちょっと半信半疑なんだけど。
まあ、10年販売しているんだから、一定の効果はあるということだろう。
でもオオカミの形じゃなく、赤外線センサーや最大90デシベルの音量で威嚇がメインなんだろうな。
でも、ヒグマが慣れてきて、モンスターウルフに襲い掛かってきたらどうなるのだろう?
ヒグマの牙を破壊するほど頑丈なのだろうか。
太田社長は「クマが一番効果がある。今までクマに効果がないという声を全く聞いていないので、非常に自信を持って販売している」と語っているが、「クマに効果がないという声を全く聞いていない」ということが「クマに効果がある」と同等ではない気がするけどね。
10年販売しているとはいえ、まだ300台程度しか販売されていないので、データがないだけの可能性もあるのでは?
一方で、これまでヒグマ対策に有効な手段がなかったので、モンスターウルフが救世主になる可能性ももちろんある。
例え完全な防御は難しくても、ヒグマの被害がかなり軽減されるなら、モンスターウルフを導入する価値はあるだろうね。
『連日ヒグマが捕獲される中、クマ撃退の切り札として期待されている「モンスターウルフ」が注目を集めている。
「モンスターウルフ」とは獣害撃退装置。オオカミ型のロボットが眼を赤く光らせて、鳴き声で威嚇をするというもの。実際にシカが近づくと「ガオー」という音に逃げ出した。イノシシの親子も一斉に逃げる。さらにクマも猛烈な勢いで茂みの中に逃げていった。
モンスターウルフを開発した太田精器の太田裕治社長は、開発のきっかけについて「大学の先生から、(クマの)天敵はオオカミだよとアドバイスをいただいた。そこからオオカミの形にして、目と足元が点滅して光って、(オオカミの)音を入れて、2016年にモンスターウルフを完成させた」と語った。
半径20メートル以内に動物が来ると赤外線センサーが反応し、最大90デシベルの音量で威嚇する仕組みだ。「ガオー」「オラオラオラ!」など、音はオオカミや人の声など50種類以上がランダムに流れ、1パターンにしないことで動物を慣れさせない工夫がされている。これにより、クマなどの動物を近寄らせない効果があるという。
すでにおよそ300台が売れており、利用者からはクマの被害はもちろん、クマの足跡も見なくなったという声も寄せられているという。
太田社長は「クマが一番効果がある。今までクマに効果がないという声を全く聞いていないので、非常に自信を持って販売している」と語った。
一台およそ55万円。このモンスターウルフが、深刻化するクマ被害の救世主となるか注目される。』
最近、北海道でヒグマの被害が深刻だ。
毎年、ヒグマに襲われて命を落としたり、農作物や家畜に被害が出てきている。
人食いヒグマの退治にハンターが出動しているが、SNSの一部ではヒグマの動物保護を訴えるものも出てきて、問題が複雑化している。
ただ、そういう人達が実際に自分の街でヒグマが出現したとして、本当に退治するなと同じことが言えるのか。ちょっと疑問ではある。
当事者じゃなく、自分が安全な場所にいての高みの見物だから言えることもあるじゃないかなと思ったり。
さて、そんなヒグマ退治について色々な事件や意見が錯綜している今、「モンスターウルフ」がその解決策になるかもしれないというニュース。
モンスターウルフと言うのは、太田精器が開発した狼型のロボットのことだ。
オオカミ型のロボットが眼を赤く光らせて、鳴き声で威嚇をするというもの。
ただちょっと疑問点も。
大学の先生から、「(クマの)天敵はオオカミだよ」と聞いたとのことだが、現在、日本にはオオカミはいない。もちろん北海道にも。
昔はニホンオオカミがいたけどね。北海道にはエゾオオカミがいたということだが、クマにその当時の恐怖が本能的にインプットされているということだろうか。
クマはオオカミのように群れを組む動物は苦手かもしれないが、モンスターウルフはけっこう大きいが1頭(1ロボット)で活動。
鹿やイノシシなら逃げても、成獣のヒグマが果たして逃げるのか、ちょっと半信半疑なんだけど。
まあ、10年販売しているんだから、一定の効果はあるということだろう。
でもオオカミの形じゃなく、赤外線センサーや最大90デシベルの音量で威嚇がメインなんだろうな。
でも、ヒグマが慣れてきて、モンスターウルフに襲い掛かってきたらどうなるのだろう?
ヒグマの牙を破壊するほど頑丈なのだろうか。
太田社長は「クマが一番効果がある。今までクマに効果がないという声を全く聞いていないので、非常に自信を持って販売している」と語っているが、「クマに効果がないという声を全く聞いていない」ということが「クマに効果がある」と同等ではない気がするけどね。
10年販売しているとはいえ、まだ300台程度しか販売されていないので、データがないだけの可能性もあるのでは?
一方で、これまでヒグマ対策に有効な手段がなかったので、モンスターウルフが救世主になる可能性ももちろんある。
例え完全な防御は難しくても、ヒグマの被害がかなり軽減されるなら、モンスターウルフを導入する価値はあるだろうね。