驚愕!板門店からの北朝鮮兵士亡命 | 世界面白ビックリニュース

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板門店からビックリ仰天亡命



  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171113-00000063-mai-int




『【ソウル米村耕一】韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮軍の兵士1人が13日午後3時半(日本時間同)ごろ、南北軍事境界線上にある板門店(パンムンジョム)の共同警備区域(JSA)から、韓国側に逃げ込んだ。

 兵士は逃げ込む際に北朝鮮側からの銃撃で肩などを負傷し、韓国側が直ちに国連軍のヘリコプターで病院に搬送した。容体は不明。



 韓国軍によると、数発の銃声が聞こえてから数分後、軍事境界線から南に約50メートルの地点で、血を流して倒れている北朝鮮軍兵士を発見した。

 北朝鮮側の監視所から、韓国側施設「自由の家」に向け亡命したとみられる。韓国側は当初、越境に気がつかなかったことになり、監視態勢の問題を指摘する声も出ている。



 合同参謀本部は「北朝鮮軍の挑発可能性に備えて、警戒態勢を強化した」とのコメントを出した。

 警備の厳しいJSAを通じての亡命は異例。

 板門店での北朝鮮軍人の亡命は、1998年2月と2007年9月に発生している。

 

 
 一方、韓国軍関係者は13日の定例記者会見で「北朝鮮軍は現在、通常の野外訓練を展開している」と述べた。来月に冬季訓練を行う準備も確認されているという。




 ◇板門店 南北と中立国が管理、停戦委など設置


 板門店は、1953年7月の朝鮮戦争の休戦協定を受け、韓国と北朝鮮、中立国監視委員会などが管轄する共同警備区域(JSA)がある場所だ。

 広さは東西約800メートル、南北約400メートル。

 南北軍事境界線上には中立国監視委員会軍事停戦委員会などの施設を設置。境界線の北側は北朝鮮軍、南側は韓国軍が警備に当たっている。



 北朝鮮側には「板門閣」「統一閣」、韓国側には「自由の家」「平和の家」など会議が可能な施設がある。

 南北関係が良好な時には軍事ホットライン開設などを話し合う南北将官級協議や、開城工業団地の運用に関する実務協議が開かれ、当局者が相互訪問してきた。



 韓国メディアによると、JSAの北朝鮮軍兵士は朝鮮労働党への忠誠心が高い家庭の子息が選抜されるという。

 2000年に韓国で大ヒットしたJSAを警備する南北兵士の友情を描いた映画「共同警備区域-JSA」は当局の承認を受け、初めて北朝鮮に公式に進出した映画となった。』


 ある程度、韓国事情に精通しているならビックリのニュースだろう。

 南北軍事境界線上にある板門店(パンムンジョム)から北朝鮮兵士が韓国へ亡命したのだ。

 板門店は外国人が韓国側から観光に訪れるところでもある。



 北朝鮮からの亡命と言えば、中国国境を抜けて、それからタイなどの東南アジアに逃げるルートが一般的だ。
もちろん、案内役などは裏の組織国際人道支援者などが協力する。

 当然、見つかれば本国北朝鮮に送り返されて、殺されたり、収容所送りになると言われている。かなりのリスクが伴う。

 ただ、板門店ルートはそれ以上のリスクだ。
当然、銃を持った兵士が南北共に監視している。

 北朝鮮側には地雷も埋められているとも言われている。

 今回のように亡命しようとすると、銃弾がとんでくる。
韓国側に入ったからと言って、どうなるか。

 今回は倒れていたので病院に搬送ということになったが、これが銃を持って国境を越えてきたらどうなったか。

韓国兵士に銃撃される可能性大ではないだろうか。


 なによりも厳重警戒している中を強行突破するのは非常に難しいことだ。
それをやった。

 中国経由だと北朝鮮から亡命したのかどうかは、中国など外国で捕まらないとなかなかわからない。
しかし、板門店からの兵士の亡命は、氏名、年齢、出身地など全てわかってしまう。

 北朝鮮は連体責任を取らせる国で、兵士が亡命などしたら、その家族や親戚なども収容所送りになると言われている。


 いわば、残された家族を人質にして精神的なプレッシャーを与え、亡命を防ぐ狙いがある。


 そして、なにより韓国の目の前を警備する兵士は、軍の中でも出生が金王朝に忠実な兵士を選ぶと言われている。
兵士に中でも生まれ育った家庭環境が優秀だと認められた兵士を配置らしいのだ。

 まあ、考えてみれば当たり前の事だよね。

 目の前だから、韓国の様子などにも触れることが多い。
国境警備している兵士がもし集団で韓国亡命などしたら、金正恩氏はメンツが丸つぶれになるだけでなく、国境警備もガタガタになってしまう。



 そんな色々な関係で板門店から亡命する兵士は先ずいなかった。
成功する可能性も低いしね。

 だから、長い歴史の中で過去わずか2回しか板門店からの亡命事件は起きていない。

 今回それでも今回板門店から韓国へ亡命しようとしたということは、かなり北朝鮮内部事情が厳しくなっていると言えるだろう。

 体制を絞めつけても、最近はネットなどが発達し、最近は隠れて色々な情報が入りやすくなっている。北朝鮮韓国との比較で、絶望的になってきているのではないか。

 特に兵士の亡命と言うのは、北朝鮮の金正恩氏にとっては大きな痛手だろう。
単なる一人の人間が亡命と言う以上のものがある。

 アメリカ、韓国との開戦も噂される中、北朝鮮兵士のこうした行為は大きな事件だと言えるね。



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