来月、わたしは69歳になります。
年齢の一桁目に九が付く年は気をつけなくてはならない一年と聞いたことがあります。
「九の坂越え」と言うらしいのですが 体調を崩しやすく、容易に年を越せない年回りとか。
主人の母が亡くなったのは69歳でした。
それもあって、なんとなく思い出したのかもしれません。
先日、主人の検査について行った時のことです。
検査室に入っていく主人の後ろ姿を見て、
あぁ、お義母さんに似てるなぁと感じ、
ふっと、思い出したことがあります。
義母は亡くなる前に 子供達4人それぞれに一筆を認めていました。
主人には
「優しく強く育ってくれて有難う。 やさしい人と結婚して幸せですね。 家族みんな仲良く暮らしてください」
そう記してくれていました。
四人きょうだい中の男の子一人。
それはそれは大切に育てられた主人です。
当時はまだ若く、何につけても未熟だったわたしです。
それでも、お義母さんわたしを優しいと思っていてくれてたんだと嬉しく思ったものでした。
けれど、年月を重ねた今は、あの時の義母の気持ちが分かるように思うのです。
「〇〇さん、息子を頼みますよ。 どうかやさしくしてやってね。」
お義母さんの気持ちと願いだったんだろうなぁと。
そんなことも気づかず、過してきた数十年。
なんと鈍感なことでしょう!
義母が亡くなった年齢になるわたしは、
今、元気に過ごせています。
決してやさしい妻ではないし
鈍感なわたしも変わらずですが
主人の為にも
もうすぐ迎える「九の坂」はわたし自身が元気に越えていかなくては、、、。
あらためてそう思うのです。