今朝のこと。 


新聞を見つめながら、

指で何かを数えてる主人の様子に 


 「ん?何を数えてるの?」 

と思わず訊きました。 


 「いや、ここに載ってる会社にうちの製品を入れて何年になるかなぁと数えてしまった。20年近くになるんかなぁ」 


 「そうやったんやね。」 

うちの、、、の主人の一言が胸に刺さり、何とも言い難い気持ちに襲われました。 


定年してもう7年。 

会社員時代は、とにかく仕事。

ひたすら仕事の主人でしたから 

もしかして やり残したことがあるんだろうか。 

そんなことも思ってみたりします。


主人の寝室のベッドの傍に 3つの石が置かれています。 

 「これはどこの石?」


と訊ねるわたしに 

 「一番大きいのはインドの石。 

 真ん中がサウジアラビアで 

 左のはカタールの石やな」 


そこにいる主人は 

わたしの知らない主人です。 


自分がかかわってきた仕事の記事を新聞で読んだり この石をみつめる時の主人は 

何を思い、何を考えているのでしょう。


主人にとって仕事は 自分が生きてきた証なんだろうなぁと感じます。


紆余曲折のあった主人の仕事人生でしたが、 

家族の為に頑張って働き続けてくれたことはよく解っているつもりです。


それでもきっと そんなことはこれからも一言も喋らずにいるのでしょう。


それが切なくもあります。






今日も秋の青空が広がっています。

体がきついのか

お昼ご飯を食べて

また、ベッドで目をとじている主人です。



わたしができることは傍にいることだけです。