施術半ばで、ほぼ毎回硬直発作を起こす方・・・

ホリスティッカー☆トモヨこと

ソレンセン式のテンプラーナ早期介入療法士の

野崎智世です。

引き続き、アロマセラピーのお話。

ホリスティッカー☆トモヨ

＝

ソレンセン式テンプラーナのイメージが

強いかもしれませんが、

認定クリニックアロマセラピストとして

私は日本の重度心身障害児（者）の病院で

かれこれ8年目、

アロマセラピーの精油を用いたタッチケアや

リフレクソロジーを組み合わせた施術を行っています。

人数の関係で同じ方に回ってくるのは数ヶ月に一回。

実質20分程の施術です。

タッチケアですので、

皮膚からの経皮吸収もありますが、

鼻から入る香りは

神経系に刺激も入ります。

成分的に神経系に働きかける植物もあります。

年齢やアレルギー、疾患などにより、

使い方は異なります。

一般的な日本のガイドラインにそって、

精油を植物油で1%に希釈しますが、

身体が小さい方はさらに薄めます。

また、精油を使えない方には植物油のみ、

植物油もダメな方はオイル無し、

または、服の上から行います。

その方に合わせます。

もう一つ考えなければならないのは

体内への蓄積。

薬でもそうですが、

同じ物の長期使用や

投薬されている場合、

腎臓や肝臓に負荷をかけてしまう場合。

精油選びの際に考えなければなりません。

そんな中でも

以前にもう一つのブログに書いた記事、

もう５年位前の話ですが、

この方は、年に数回発作がある程度で

その時まで、どうもなかったんです。

ここ最近は、アロマのたびに発作が起こる様になりました。

その方の場合は、

はじめる前や施術中に

「あっ、発作になるなー。」ってわかるので、

話しかけたりして気を散らして

発作にならないようにしてみても

起こるときはおきます。

この方は強直型発作ですし、

ここは病院なので、

発作がおこると看護師さんが来て

血中酸素や脈などをとってくださいます。

発作自体は良し悪しなのですが・・・

普段発作を起こさない方が

毎回起きるとなると

因果関係は否定できません。

今、精油無しで植物油だけでしてみたらどうか？

触る場所はどうか？（トリガーになる場合有る）

眠気が来るから起こるのか？

と消去法で検証中です。

色々な場面で助けてくれるのもアロマです。

鳥取大学の研究でメジャーになった

認知症予防のアロマは

アロママッサージでもなく、

芳香による摂取によるものです。

つまり、お部屋に香らせたりと

香りを嗅ぐことです。

よく、「天然だから、ものがいいから、大量摂取しても大丈夫。」とか、

最近は、

脳性麻痺に効くとか、

自閉症や発達障害に効くと

その理由が述べられる事なく

原液塗布や飲用を勧める方がおられます。

アロマの精油は、

植物から抽出されているからこそ

強すぎるので希釈する必要があります。

「いくら摂取しても大丈夫」とおっしゃっているかたは、

きっと本当の効果や良さを知らないから

そう言われるんでしょうね。

使い方を守れば、

安全に有効的に使えるアロマセラピー。

特別な支援が必要な方々と接している立場から、

「何か子供に良いものがないか？」

と探されているご家族が

本末転倒にならない様に

サポートできたらと思います😊

デンマークでは、０～１８歳までの

特別な支援が必要な子供達は

全額、国が保障している

ソレンセン式のテンプラーナ早期介入療法の

ホームトレーニングは

パソコンやスマートフォンなどでいう

OS（オペレーションシステム）にあたる

大元の土台を作っていきます。

土台ができてくると色々な療育法や療法も

受け入れやすくなり

相乗効果も期待されます。

少しでもお子様の環境を整えてあげられるように

必要なご家族に届きます様に。

トモ・チルドレンズ・ウエルネスセンターでは

子供たちの笑顔あふれる未来の為に

テンプラーナ早期介入療法以外にも

・医療的ケアが必要なお子様のための小児タッチケア

（てんかん、２１トリソミー、脳性麻痺など
呼吸器や経管栄養のお子様にも行えます）

・自閉症児（発達障害）のための小児タッチケア

・発達支援コーチ　（原始反射・モロー反射の統合）

・マッサージ　イン　スクールプログラム

・ストーリーマッサージ

・ベビーマッサージ

・ベビーリフレックス

・ラフター（笑い）ヨガ

・親子のための勾玉セラピー

などなど・・・

お子様やご家族にあったものを提供させて頂いております。

タッチと笑いは教育です♪
by ホリスティッカー☆トモヨ