【毒親育ち、社会人になる】
①なかなか波乱万丈な人生でした
②フリーターから脱出した方法(その1)
③学歴なしフリーターが大企業に転職できた理由
⑤エンジニアにとって一番大切なものは何?
⑥これからどう生きていく?ウクライナ侵攻の余波
このまま無難に会社に留まり、上を目指すのか?
たった一度きりの人生、本当に自分がやりたかった仕事に転職するか?
この頃の私の気持ちは後者に向いていました。
ですが、そんな私の気持ちを揺るがす予想外の2つの出来事が起こります。
予想外の出来事(1)
ロシアのウクライナ侵攻
大手外資系企業であるうちの会社。日本だけでなく、世界中の先進国にグループ会社があります。
アメリカ、ウクライナ、そして、ロシアにも・・・。
※ウクライナ侵攻以来、ロシアからは撤退しています。
肌で感じる戦争の余波。
私は、令和のこの時代に、ウクライナのような先進国で戦争が起こるなんて思ってもいませんでした。
皆さんはどうでしょうか?
ニュースを見ていると、毎日、とても悲しい事件が報道されています。
どうか、1日でも早く戦争が終わりますよに
心からそう願っています。
この戦争が起こって、私はふと思いました。
(この先、日本が戦争に巻き込まれない保証なんて、本当にあるんだろうか・・・?)
いつかのニュースで、政治家の麻生さんが『台湾有事の際は日本も戦争に巻き込まれる可能性がある』という認識を示しました。
万一そうなった時、現実問題、私は自分の大切な家族を守るため、どういう行動をとるのがベストなのだろう・・・?
そんなことを考えるようになりました。
うちの会社は世界中にグループ会社があるので、とりあえず英語が喋れれば、有事の際、避難先の国のグループ会社に転籍できる可能性があります。
業務経験があり、かつ、グループ会社で働いた経験のある人のほうが、会社も即戦力として雇いやすいですからね。
また、人道的な面からも雇ってもらえる可能性は高いでしょう。
実際、かつて一緒に働いた社員が(今回のウクライナ侵攻以前にですが)他国のグループ会社に移った例があります。
それなら、いつ、何が起こるか分からない今後に備え、
・外国語(英語など)のスキル向上
(↑仕事でも使うので、必須ではある)
・この業界のスキル向上
・世界規格のベンダー系の資格取得
を目指したほうがいいんじゃないだろうか?
そう考えるようになったのです。
資格については、近いうちにある国家資格をとろうかと思っていたのですが、
日本国内でしか通用しない国家資格よりも、世界に通用するベンダー系の資格を優先して取ったほうがいいかもしれない、と思うようになりました。
また、ウクライナ侵攻が始まって以降、ウクライナから国外に避難される方達が多くいましたが、
うちの会社は、社員&その家族に対し、その時の移動費や宿泊費を肩代わりしたり、食料品を配ったりと、色々な面からサポートしていました。
そういう意味から、転職し、うちの会社を辞めるのは『惜しい』と思うようになったのです。
仮に会社を辞めたとしても、在職中にある程度の職位とスキルを得ていれば、うちのグループ会社に再就職できる可能性は十分にあります。
(が、私のスキルはそこまでではないと思うので)
もはや、エンジニアの職ではなく、会社にしがみついてしまっている状態。
もうさー、エンジニアとしてどうなのよ?
自分でも(何だかなぁ・・・)と思ってます
予想外の出来事(2)
会社の人事異動
育休復職後、思ってもいなかった出来事が。
諸々の事情から、心優しき上司の配慮によって、在宅ワーク多めの部署に異動させてもらうことになった私。
その異動先が・・・な、なんと!!
うちの会社で、私が一番行きたかった憧れの部署だったのです!!
自分には縁のない部署だと思っていたし、
(社内のエリートしか行けない部署だと思ってた)
まして時短勤務のワーママである私が異動できるなんて思ってもみませんでした。
しかも、いざ異動してみたら、完全在宅ワークで、娘の風邪やプレ療育関係のお休みの調整もしやすく、直属の上司・先輩も私が働きやすいよう大変気を遣ってくださり、
(いつも本当にありがとうございます)
申し訳なくなるくらい、ありがたい環境で仕事ができています
うちの父は官僚ですが『公務員でさえ、こんなに手厚く配慮してもらえないぞ』と言うレベル。
そうでしょうね
というか、父はずっと忙しくしていたから、公務員である恩恵はあまり受けれていないような・・・
こんな状況なので・・・。
CG仲間(本職:薬剤師)に相談してみました。
この方は、本職を正社員→時短パートに切り替え、時間を捻出しつつ、当面CGの勉強を続けるとのこと。
私も、ひとまず今の仕事は続けて、CGの勉強も続けて、今後の身の振り方について熟考することに・・・。
CGをスキルアップしつつ、趣味からはじめて、最終的には細々とでもWワークとしてやれるところまでもっていけた最高だなぁ・・・なんて思い始めていました。
というのも、実はうちの会社、WワークOKなのです
社員に辞められるより、Wワークしながらでも残ってもらったほうが会社の利益になる、という考え方ですね。
とはいえ、実践に勝る修行はないし、実務経験のない人がフリーランスとしてやっていくのは(余程、特出した技術力がない限り)厳しいでしょう。
自分の年齢を考えると、未経験の異業種へ転職できるチャンスは、おそらく今が最後。
そんなに悠長に考えている時間がないのが現実。
『生活のための仕事』と『本当にやりたかった仕事』の間でグラグラ揺れ続ける私。
そんな折でした。
同僚から『会社を退職することに決めた』という連絡が入ったのは・・・。