【毒親育ち、社会人になる】
①なかなか波乱万丈な人生でした
②フリーターから脱出した方法(その1)
③学歴なしフリーターが大企業に転職できた理由
⑤エンジニアにとって一番大切なものは何?
⑥これからどう生きていく?ウクライナ侵攻の余波
フリーターを脱出し、心機一転、中小企業でエンジニアとして働き始めた私。
働きはじめて数年後、転職を決意することに
何があったのか
20代後半②
転職を決意した理由は、『よくある話』。
パワハラ上司にあたったんです。
当時の会社はいい先輩・上司も多かったですが、その人は宇宙人系パワハラ上司
酒乱で、平常時も普通の人が言わないような耳を疑う失礼なことをズバズバ言う人でした
私はこの上司のことが大嫌いで、その事実は会社中に知れ渡っていた(笑)ので、飲み会などでネタにされることもしばしば・・・
パワハラの旨、上申しましたが、そこは中小企業。余剰の人員も余裕も無かったのでしょう。フォローの手は入らず、環境は改善されませんでした。
ちょうどその時期、仲の良かった先輩が退職することになり、それが私の気持ちに拍車をかけて、思い切って転職することを決意しました。
パワハラ環境が改善されなかった点については、上記の理由から、しょうがない部分もあるので、会社側には怒りも恨みもまったくありません。
(無論、パワハラ上司には大いにある・笑)
むしろ、未経験の私を拾っていただき、育てていただき、ありがとうございました
という気持ちです。
おかげで実務経験が積めましたから。
(↑これ、すごく重要)
ご恩を返せないまま退職してしまって申し訳ないです
それなのに、私が会社を辞める時、
『社長:うちの会社に貢献してくれてありがとうしっかり稼がせてもらったよおつかれさま』
と、優しいお世辞を言って送り出してくれた社長。
(↑在籍期間が短かかったし、新人教育受けさせてもらっていたようなものだから、たしいて利益はでなかったはず)
『社長:次の仕事は決まってるのか?もしフリーランスでやるつもりなら仕事回してやるから、困ったことがあったらいつでも言いなさい』
と、次の仕事の心配までしてくれました
情に厚く、男気があって、いい意味で少年の心を忘れないかっこいい社長でした
(なので、女性社員から大人気・笑)
会社自体はアットホームで、それはそれで楽しかったですよ
私は働きながら、同時に転職活動をおこないました。
思い立ったが吉日。
その当時、求人を出していた同業他社の中から気になる会社をピックアップし、片っ端から履歴書を送りました。
実務経験は短かったですが、短くても実務経験は実務経験。ほとんどの会社から面接のオファーをいただきました。
たしか5社ほど採用試験に進み、ありがたいことに、うち3件から内定をいただくことができました
そのうちの1社が、私の第一希望の会社でした。
先進国ならほとんどの人が知っているであろう、世界的な大企業のグループ会社です。
この会社単体で見ても、社員数千人規模のぼちぼち大手で、元請けやっている会社です。
私と同世代で新卒入社した先輩達は、みんな有名大学卒。新卒なら私は入れませんでした
たまたま会社を拡大しようとしていた時期で、中途採用枠で大量募集をかけていたんですね
本当にタイミング&運がよかった。
応募条件は
『数年以上の実務経験があること』
すると、採用試験に進むことができました
採用試験は、SPIのような筆記試験と、専門分野の実技試験。
私はそのどちらも、満点に近い点数をとったと思います。
その後、面接試験に進みました。
結果、
『是非、うちにきてください!長く安心して働ける環境ですよ』
と言っていただけたのでした
雇用条件は、すべてにおいて当時勤めていた会社よりアップ
キャリアアップ転職です。
外資系というのが不安ではありましたが(未知の世界なので)思い切って飛び込んでみることにしました。
実際に働いてみた結果は・・・
転職して
ほんっっっっっとに
良かった
外資系ということもあり、家族や家庭を大事にする文化が根付いているうちの会社。
現在、子育て中ですが、家庭で何かトラブルがあっても、上司や周りの方達がフォローしてくださり、働くことができています。
自分の努力次第でスキルアップ・昇進・昇給を目指せる環境。
会社の規模が大きいので、やる気があればいろんなことに挑戦できる。
優秀で頼りになる上司・先輩達。
福利厚生はちゃんとしていて、オフィスもキレイ。
残業規制もしかっかりしてて、サービス残業なんてありません。
忙しくて休日出勤しても、必ず振休とらせてくれます。
出社すれば、眺めのいい部屋で美味しいコーヒーを飲みながら、仕事に打ち込むことができます。
将来に希望がもてなかった学生&フリーター時代からは想像もできないほど恵まれた職場環境で働いています。
今となっては、転職のきっかけを作ってくれたパワハラ上司にお礼を言いたいくらい(笑)
『転職するきっかけを作っていただき、ありがとうございました』
とね
学生時代に志していた分野ではありませんが
『将来エンジニアになりたい』
という夢は叶えることができました。
夢、半分だけ叶いました
夢を諦めなくてよかった
私の生い立ち④(結婚編)
に続きます
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