スラム街の住民の間で「KIBERA NI KWETU」(キベラが全て)という言葉があります。
この言葉は、ここは私たちの生まれた場所であり、キベラの外出身の男性と結婚しない限り、どこにも行くことができない場所という意味です。
もしキベラスラムで生まれ育った人と結婚したら、選択肢はありません。
ずっとここで、ここの住民と付き合い、子どもを産み、育てていくのです。
レハマの父親はキスムの出身ですが、キベラで育ったので、キスムに行こうとも子どもの学校が休みになったら、休暇を祖父と一緒に過ごすために連れて行こうとも考えたことがありません。
だから、今レハマがいる場所は、私が生まれた場所であり、トタンの家で子どもたちを育ててきました。
レハマの姉は高校を卒業し、隣国のウガンダへ仕事を探しに行きました。
レハマの兄は先週、履修していたコースを卒業しました。
だから私は、二人が努力して貧しい場所からよい場所へ連れていってくれると信じています。
レハマは最近、学校がないときは、特に石で遊ぶのが好きです。
レハマはあまり病気にならないのですが、娘への医療支援をしていただき、嬉しく思っています。
レハマの母より