大学時代だって、テニスもやっていたけど、3曲(琴・尺八・三味線)同好会っていうのに所属していたのだ。
大学を卒業してからは、お琴に触れることすらなくなって、ジャマイカ行っちゃったけどね~
でもジャマイカで鉄板焼き日本レストランをやることになったとき、オープニングイベントで、なんと日本から持ってきたお琴を弾いてジャマイカ人や観光客に披露したのだ。
ジャマイカのハードウエアのお店がオリエンタルフェアをやった時も、お琴を演奏させてもらいました。ってのも今思い出しました。
でも私が弾く曲は、典型的なお琴の曲、「六段の調べ」とか「春の海」(お正月になるとかかっているあの曲)とかです。
中学生くらいまでは、芸大音楽科の邦楽に進もうかしら?と本気で無謀にも思ったけど、高校になって私、才能ないかもってしぼんでいってしまったのよね~。
そうそう、本題は、お琴界に現れた本間貴士さんのこと。
本間さんは、私のお琴の畠山先生のお仲間の先生の息子さんです。
ジャマイカから一時帰国しているとき、たまたま先生の発表会があるといいうので、見に行ったとき、まだ本間さんは5-6歳だったと思いますが、「へえー、男の子なのにお琴やってるんだー!」という驚きで小さな指が奏でる音色を楽しませてもらいました。
その後日本に帰国してから、発表会があったので、また行かせてもらったら、その時はすでに中学生くらいだったかな?「へー、まだお琴続けてるんだ、スゴイ!男の子でここまで続けてるって、よっぽどだぞ!」って思ってました。
その後、2011年震災のチャリテイーコンサートが、足利のBBCであったとき、なんと本間さんがそこでお琴を演奏していたのです。
その時の私の驚きといったら、「あの、小さい時からやっていた、あの子だー!」という驚きと、今までに聞いたことのないお琴の斬新な演奏、えーなにこれお琴?っていうくらい常識を打ち破る素晴らしい演奏にただただ感動したのです。
その彼が、今やプロとなって、お琴界、日本の邦楽界に新風を巻き起こしているのですよ。
5月25日、本間貴士さんと雅楽や舞とコラボしたグループ 幻想舞楽団 瀛(えい)の足利公演は、素晴らしかった!
こういうときに出る一言
This is a great moment!
みんな若い、20代前半なのです。邦楽を若い方がやっているってのも驚きだけど、だからこそ、今までの邦楽とは違った、伝統芸能に新しい風を吹き込んで新たな音楽を再構築した和楽となったのです。(本間さんいわく)
そしてこの演奏会を主催したのが、お友達の藍絽座の幸造さんていうのも、偶然なんだなー。
It's a small world! (世間は狭いね)
会場の雰囲気も和楽にぴったり!
背景が山で、もみじの若葉と赤のコントラストがきれいに映える
そして、イケメンのこのお兄さんこそ、本間貴士さん
帰りに、この日に待望の初CD発売ということで、もちろんCDも買ってまいりましたよー。
そして、CDにサインもしていただき、今家で1日中聞いております。
この日私の師匠である畠山先生とも久しぶりに再会できたし、
I had a wonderful time!