丸墓山古墳/さきたま古墳群① | 史跡散策

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古代からの歴史や史跡散策が趣味です。
プロフィール写真は、備後・福山城

 埼玉県行田市にあるさきたま古墳群を昨年12月に訪れました。

最初は、国内最大規模の円墳の丸墓山古墳です。

 写真は、古墳公園の駐車場より見た丸墓山古墳です。

              (中央の奥の丘が墳頂)

 

 次の写真は丸墓山古墳の参道ですが「石田堤」 と呼ばれている。

天正18年(1590)豊臣秀吉の小田原征伐の際に、北条方の成田氏が

守る忍城攻略に石田三成がこの堤を含め全長28km(14km説有)に

及ぶ堤を築き利根川と荒川の水を流入した。(正面が古墳)

 

  次の写真は、丸墓山古墳で6世紀前半造営

 直径105m、高さ17.2m、周濠があり、墳丘には葺石、円筒埴輪

 人物埴輪などが出土している。

 石室など主体部は未調査だそうです。 

 

  次の写真は、丸墓山古墳の上部です。

  石田三成がここに本陣を敷いたと云われている。 

 

 現在、古墳の周辺に60年前に植樹された桜の名所になっている。

 

 次の写真は、墳頂より行田市の中心部を見た処ですが、鉄塔の

 やや右に忍城跡がある。(約4km先)

 

  次の写真は、丸墓山古墳を後方(稲荷山古墳側)より見た処です。

 

  <ご参考>

 ①さきたま古墳群へは、JR高崎線行田駅からタクシーまたは

 行田観光循環バスで移動。

 現在、JR湘南・新宿ラインが運行されており、都心から大宮経由

 高崎線まで直通で大変便利になっている。

②石田三成の水攻めについては、忍城主の従兄弟の成田長親

  が「のぼう様」と呼ばれいたが、大活躍する「のぼうの城」

 が野村萬斎主演て2012年に映画化され、テレビでも放映され

 鑑賞しましたのでこの後、予定外でしたが忍城跡を見学しました。

      のぼうとは、でくのぼうの事だそうです。