ポーランドの代表的なウォッカと言えばこの「ズブロッカ」で、フレーバー・ウォッカとして世界的に有名なお酒です。ポーランド語読みでは「ジュブルフカ」。
その最大の特徴は「バイソン・グラス」が1本づつ入れられていることです。
横から見ればよく分かります。ポーランドの世界遺産「ビャウォヴィエジャの森」に自生している草「バイソン・グラス」が丁寧に手作業で1本1本に漬けこまれたいます。
この草を漬け込むとどうなるかというと、ごらんのように薄緑色に染まります。そして香りと味は「桜餅」。これは日本人ならではの表現であることには違いないのですが、日本人以外の人はどういう風に表現しているのでしょうか気になります。
冷凍庫に入れてキンキンに冷やせばトロリと粘度を持った状態のものをストレートで頂くのが最高です。ロックやトニック割も美味しいですが、本場ポーランドで飲まれている「アップルジュース割」が最高に美味しいです。またアップルタイザーで割るのも美味。リンゴとは最高の相性のようです。
よくある誤解が「ウォッカやテキーラは悪酔いする。お酒が強い人が飲む酒」というのがあります。これ、全くの間違いです。むしろ一般的なテキーラやウォッカはウィスキーと同程度かむしろ低いアルコール度数のものが多いです。
名前の響きや罰ゲームの一気飲みとかに使われたりしてで「怖い酒」のようなイメージがあるんですよね。
ただ、そうは言ってもジュースなどで割るとスイっと飲めちゃうんで、調子に乗って量が増えれば悪酔いします。
ロンドンジンとして世界的なブランドの「タンカレー」。世界中のバーテンダーに愛され、ジン・トニックやマティーニといったクラシックなカクテル・ベースに欠かせないジンとして重宝されています。
ボトルの形は「シェイカー」とか「消火栓」を模したものなどと言われています。
辛口でスッキリとキレがあり、ストレートで飲むと「タンカレー」の「芯」を飲んでいるようですが、やっぱりカクテルで飲んでみたいものです。
王道のマティーニは道具が必要なので、なかなか家庭でとはいきませんが、シェイカーをはじめ道具はそんなに高いものじゃありませんので、カクテルつくりにご興味のある方は始められてはいかがでしょうか。
比較的、家のみでのハードルが低いのは「ジン・トニック」ですが、生ライムがネックか!もっとも気軽なのが「ジン・レモン・サワー」。ソーダで割りレモン果汁を加えるだけ。これからの季節にピッタリで、缶入りカクテルとは別物のおいしさを保証します。是非ともタンカレーを使ってみてください。