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いきなりですが、母の葬儀に掛かった費用等をぶっちゃけます。
ご参考になればと思います。
超高齢でコロナ禍に入ったと同時に茨城に移り住んだ母には親しいお友達もいないので、親しい親族だけの家族葬にすると決めました。
「喪主はあなたがしてよ。」と、とんでも発言をした姉ですが、いとこに説得され、
仕方無しに喪主をすることになりました。
母のお世話から喪主まで、なんでも押し付けてくる姉にはガッカリしました。
きっと、痴呆が始まっているのだと思う事にしました。
葬儀屋さんは、地元の葬儀屋さんなどからも資料を取り寄せて悩んだ挙げ句、TVコマーシャルをしている大手さんに決めました。
不謹慎ですが、この辺りは亡くなる前から調べていました。
急に亡くなられた方の場合は、本当にバタバタで大変だと思います。
安置所がない病院の場合は、亡くなるとすぐに病院を出なければなりませんから。
母の病院も安置所がないので、すぐに引き取りをお願いされました。
母が亡くなり、翌日の葬儀屋さんとの打ち合わせには、姉とおばあちゃん子だった姉の長男にお願いし、私はブラックの仕事に出かけました💦
おばあちゃん子だった甥は、かなり精神的ダメージが強くまともに仕事ができそうもないと、しばらく仕事を休みました。
甥が小さい頃は、よく母に預けられていました。
母は「子供が熱出したって、迎えにも来やしない。」と姉に不満を漏らしていましたから、ほぼ母が甥を育てたようなものだと思っています。
10日に亡くなり、遠方から来てくれる親戚や菩提寺のご住職との予定を合わせて、葬儀は15日に決まりました。
この時期はお亡くなりになられる方が多くて、ご住職や葬儀場、火葬場の日程を合わせるのがなかなか難しかったです😮💨
当初の基本料金は、330,000円でした。
ボッタクリという訳ではなく、話し合いと同時にどんどん金額が膨らんでいきます。
基本のそれだけで済むと思ったら大間違いで… もちろん、それで済ませても問題はないでしょうけれど、
母の場合、姉妹兄弟の葬儀を思い返すとそれだけでは済みません。
死亡から葬儀まで5日間あった為、エンバーミングという防腐処理費用が220,000円と基本日数(3日)以外の安置料金(ドライアイス含)が掛りました。
【有吉の世界同時中継】という番組で放送されるミイラ回が大好きで(なぜ?💦)綺麗なミイラが出てくると興味津々の母でした。
まさか、自分が綺麗なご遺体になれるとはこれっぽっちも考えなかったことでしょう。
たぶん、喜んでくれたのではないかと思います。
高齢なのにも関わらず、とても気にしていたシワもなくなりお化粧もしてもらい綺麗なお顔になった母。
焼いてしまうのはもったいない程でした。
火葬場も葬儀場も混んでいて地元が取れず、お隣の市で行いました。
その為、市内なら8,000円で済む火葬料金が部外者価格の55,000円に跳ね上がりました。
これは基本の330,000円に含まれていますが、この差額はなんなのでしょう?💦
そして、
精進落としの食事代と配膳者の代金です。
請求書には飲み物代が入っておらず、別途飲み物代は配膳者さんへお支払いしました。
昭和を感じさせる瓶ジュース1本がかなりお高くビックリしました。
この他、ご住職へのお布施、と戒名代金です。
特に宗派がなく拝んでいただく場合には、葬儀屋さんへ105,000円が必要になりますが、
母は父のお墓に入る為、菩提寺のご住職に来ていただいたので、戒名(付けるだけ)で400,000円のお布施(ご住職に伺いました)+お車代+お食事代 が掛りました。
それと、遠方からの親族3名分のホテル代も掛りました。
まさか、自腹で… とお願いする訳にもいかず、痛い出費です。
姉は数日間、
「日帰り出来る距離なんだから、終わったらすぐに帰りなさいよ。」と、ブチブチ言っていました。
あちらから言われたのでは仕方なしです💦
案の定、お楽しみが目的で、3人で繁華街に繰り出し、帰りに迷ってホテルに自力で辿り着く事が出来なかったと言う話を耳にしました。
お位牌は、後にお仏壇屋さんで80,000円の物を注文しました。
こんな感じで、葬儀代だけで、
総額約1,400,000円となりました。
また、納骨の際にはお布施と石屋さんにお支払いするお金が発生しますので、
母が生前
「葬式代はお姉ちゃんに預けてあるから、心配しなくていいよ。」
といっていた百万円では、とうてい賄えない金額となります。
姉は、真っ青です。
お金持ちなのになぁ…
都内在住で、乗らない車の駐車場代を何年も
月額36,000円も払っていた姉家族ですから、驚く意味がわかりません。
母にはお金を使いたくない、ということなのでしょうか…
先日、LINEして来た内容が…
「墓石に名前、掘る?」
でした。
思いも寄らない質問に驚きました。
「え〜!掘るのが当たり前でしょ? そんな事、聞いてくる?」
と返すと、
「掘らない人もいるらしいよ。」
と、掘りたくない感ありありでした。
お金を使いたくないのでしょう💦
(私はコロナ禍に入ってから仕事を辞めて母のお世話をしていたので、金銭的な事は免除されています。それでも生活が成り立たないので母の所でも仕事をみつけてなんとか暮らしてきました)
墓石に名前を掘らないなんて事は考えられないので、説得しましたが、
見栄っ張りで「追加の供花はいらないよね?」と言っていたのに、親戚への見栄で供花をした姉なので、
まさかここでケチるとは思いませんでした。
ビックリ!
墓石に名前を掘らなければ、ケチが一生どころか後世にも残るというのに…💦
騒いだ言い訳に、
墓石に名前を掘るなんて事を知らなかったから、
知ってたんなら先に教えておいてよ、
馬鹿発言をしていました。
姉よ、無知は罪だから。
この他にも
お墓は自分達で開けて納骨する
とか
精進落としの飲み物はどうしても持ち込みたい、とか
予想外の発言が目立った姉です。
自分達でお墓を開ける… って?😱
道具は?
力持ちは誰かいる?
もう… 姉はどうかしてしまったのでしょうか…😮💨
遺品整理にもかなりの時間と労力とお金がかかります。
人が亡くなるとこんなにお金が掛かるのかと実感しています。
子供達に迷惑を掛けない様に、私は多めに貯金しておかないといけないと思いました。
お葬式は必要ないですけどね。
母といえば、四十九日を待たずして、すでにあちらの世界へ行ってしまったのではないかと思えるくらい気配がありません。
祖母が亡くなって病院に駆けつけた父と伯母は、
病院の窓から火の玉が空に上がっていくのを見たそうで、父は腰を抜かして歩けなくなったそうです。
また、
父が亡くなった時は、親しい親戚の家の廊下から、父の足音そっくりの引きずるような音が聞こえて、
「〇〇さんか?」と尋ねたという話があります。
そして、私の義父の場合には、
夜、寝ていると家のあちらこちらから異音が聞こえて、
「この音、なに?」と、思った次の瞬間に病院から危篤の電話が掛かってきました。
実体験です。
こんな事が一切ない母です。
機嫌が悪くなると、
「(大腸癌の時に)わたしなんか死んだ方がよかったんだよ。」と、
ま〜ぁ、しょっちゅう言っていた母ですから、すっ飛んで逝ってしまったのではないかと思っています。
趣味もなくお友達もなく、目も耳も足も悪く思い通りにならなかった母。
唯一の食べる楽しみも無くなり、最期の数カ月は、やせ細る身体を見て気力も失い、本当につまらなかったと思います。
現世は修行の場ですね。
4月の納骨が済んだら、姉とは距離をおこうと思います。
とても疲れました。。。
長々お読みくださり、ありがとうございました。
m(_ _)m