3連休は休む事にした。
休む日を選べる仕事だけど、
平日に休むと仕事の電話がガンガン。
ストレスなく休むには、
みんなが休んでいる時に休むしかない
というのが結論。
なるべくなら休日は仕事から離れたいが、
電話がかかってきたら、
また仕事に関連する事があると、
嫌でも仕事モードに入ってしまう。
映画「ロストケア」を見た。
ずばり仕事に関連する映画。
しかし、映画が描く介護の世界って興味ある。
訪問介護(?)入浴(?)小規模多機能(?)
よくわからないけど、ヘルパーが3人も派遣されてくる
訪問系介護事務所に働くヘルパー達。
特に男性ヘルパーはとても親身に介護してくれる。
本人のみならず、介護する家族の心のケアもしてくれる。
ある日、利用者宅でその事業所の所長と
利用者の死体が発見される。
どうも事務所の所長は利用者宅から鍵を預かるのを
いい事に、窃盗を働いていた事が判明。
ただ男性ヘルパーが車で事件のあった家に
向かうカメラ映像があり、女性検事が
ヘルパーを問いただす。
ヘルパーの話では窃盗に入った所長ともみ合いになり、
所長が階段から転落して死んでしまったらしい。
しかし、利用者はなぜ死んだのか。
この事業所では、他の事務所と違い、
利用者の死亡率が異常に高い事が判明。
おまけに利用者宅から盗聴器が発見される。
実はこのヘルパーは盗聴器で利用者と介護者の
会話を聞いて、介護に疲弊し壊れそうになった
家族を救う為にこっそり合鍵で侵入し、利用者に
ニコチン注射を打って殺していたのだった。
ヘルパー自身も認知症の父親の介護で孤立し
壊れそうになるという過酷な体験をしていた。
家族への支援がない社会に、利用者を殺して
家族を解放することが正義と信じて殺人を
犯していたのだった。
問い詰める検事の女性も、離婚した父親を
見殺しにし、ホームに入った認知症の
母親にその事を告げられず苦しんでいた。
自分がヘルパーを裁く資格はあるのか。
しかし、ヘルパーがした事は
犯罪には違いないし、許されるものではない。
認知症になる前までは温厚で愛すべき家族。
認知症という病気のせいで壊れていく家族。
それでも根底には親子の断ち切れない感情、
きずながある。
映画なので、物語を進める上で
いろんな脚色や強調などがあると思うけど。
自分の仕事上からみると、
ヘルパーの父親が認知症で大変になってきた時、
思わず手をあげてしまった時、
なぜすぐにケアマネに相談しないのかと思った。
父親が車椅子に乗っていたので、
たぶん、介護申請をして介護サービスを受けていて
ケアマネが付いているはずだ。
手をあげているという事がわかれば、
すぐに一時的に引き離して、
その間にヘルパーも落ち着き、今後の事を
考える余裕はできたかもしれない。
生活保護を断られたのは仕方ないかもしれないが、
何かの方法で父親は保護してもらう事はできたはず。
ヘルパーがお助け殺人に入る家は
家族が賢明に介護し、疲弊し、
命の危険すら感じる状況。
担当ケアマネに相談できれば、
精神科に入院させて落ち着いてもらったり、
介護度を上げてもっと手厚くサービスを
入れる事もできたはず。
その為のケアマネなのに、
ケアマネ不在の映画。
いや、ケアマネが不在だから
悲劇が起きたのではないか。
何をしてる?この映画のケアマネは?
