”ミシュランガイド東京・横浜・鎌倉2011 ”から2つ星を獲得している、大森が誇る日本料理の名店『まき村』
外観
最近いただいているのは、板長に献立を全てをお任せした値段変動ありの”特別夜懐石”
今回は￥16,000でした
獺祭 発泡にごり酒 
甘さは控えめで後味は意外とスッキリと、かなり好みの飲み口なので、先日、これと”獺祭 磨き二割三分”を合わせて12本、お正月用にしっかり買い込んでおきました
牡蠣と揚げ餅の白味噌仕立て
胃にじんわり優しく広がる白味噌仕立てのお出汁
旨みの濃い牡蠣に揚げ加減が抜群のお餅、そして一口すすった瞬間、思わずため息が漏れてしまった極上の出汁と、お替りを欲せずにはいられない美味しさです
椎茸の白和え
ねっとりとまろやかな豆腐と内側から旨みが溢れてくる椎茸、シンプルながら味わい深い白和えでした
ずわい蟹の小鍋
蟹味噌が添えられた蟹身も出汁が染みた白菜も最高で、とっても贅沢なお鍋です
ふぐのたたき
刺身ではなくたたきで供された河豚
てっさとはまた違った食感と美味しさを楽しめました
鮪のにぎり
青森三厩産の本鮪のにぎり
三厩産の鮪を食したのは恐らく初めてですが、舌の上で解ける感じとふくよかな余韻が感動的
今まで出会った鮪の中で、もしかしたらNo1かもしれないと思ってしまいました
また、舎利の握り具合は鮨屋に勝てないものの、ネタと舎利の味のバランスの良さは脱帽
板長の底知れぬ腕前を、また垣間見てしまいました
穴子と蕪の蒸し物
ふっくらトロける極上の穴子と蕪を組み合わせた一品
こちらでは穴子飯、穴子の握り等、いろいろな穴子をいただいていますが、どの料理も未だ鮮明に思い出せるほど、本当に素晴らしいです
穴子料理は玉蜀黍の手毬揚げと並ぶ、まき村さんのスペシャリテだと思っています
珍味3種
緩やかになりつつあったお酒のペースが、ここでまた加速
キスの唐墨和え、子持ち昆布、鱈の白子と、酒呑みには堪りません
槍烏賊と里芋のみぞれ掛け
心地良い弾力の槍烏賊とほっくり里芋を、出汁が光るみぞれが優しく包み込みます
白子焼き
華麗に弾ける皮から流れ出るのは、絹のように滑らかな白子
天然とらふぐならではの味わいです
A5ランクの和牛ステーキと和風サラダ
鯛茶漬け
今回のご飯はこちらの名物でもある鯛茶漬け
胡麻たっぷりの大人味の胡麻だれを絡めた鯛の刺身とまずは1杯、その後はお替り可能な鰹出汁をかけてお茶漬けと、美味しさ二倍のご飯
鯛茶漬けをいただけるお店は他にもありますが、こちらの鯛茶漬けかなりレベル高いです
大森ならではの安価な金額で記憶に残る美味しいお料理が味わえ、いつも私達を幸せいっぱいにしてくれる【まき村】さん
月1の訪問でも足りないぐらい惚れ込んでいます
ちなみに、今年の最終日である明日は、10月に予約しておいたお節（三段重￥48,000）を受け取りに行く予定です
まき村
住 所：東京都品川区南大井3-11-5 MAKIMURA BLD1F
電 話：03-3768-6388
営業時間：12:00～14:00 (昼は土曜日のみ営業 前日までの要予約)
18:00～22:00 (月～土)
