SALONE 2007
住 所 : 神奈川県横浜市中区山下町82-3 シタラビル1F
電 話 :045-651-0113
営業時間:Lunch 12:00~14:00
Dinner 18:00~21:00
定 休 日 :日曜日、第1、第3月曜日
H P:http://www.salone2007.com/
前編に引き続き
、横浜の大人気イタリアン『SALONE 2007 サローネ2007』のご紹介です
店内
入店したときは2組しか居なかった店内も、平日だというのに19時をまわる頃には満員御礼の盛況ぶり
予約がなかなか取れないのも納得の人気の高さです
Gnocchi ニョッキ 空豆とリコッタ 生ハムクロッカンテ
見た目はニョッキというよりラビオリ系ですが、もっちりと弾力のある皮は紛れもなくニョッキ
その中に包まれている空豆とリコッタペコリーノのペーストも、風味豊かな焦がしバターも、生ハムのカリカリ感と塩分も、スペアミントの清涼感も、煮詰めたバルサミコソースも、全部ひっくるめてと~っても美味
元々私はニョッキをあまり好んで食べないため、ニョッキの経験値が低いこともありますが、こちらの高見シェフは包み系のパスタを得意とされていることもあり、これは私が今まで食べたことのあるニョッキの中でNo1だったかもしれません
スプーンのように片手で持ち、パクっと一口で頬張ります
異なる食感や味わいを持つ食材が、咀嚼するたびに消えては現れ、現れては消えと、口の中で駆け巡ります
非常にバランスを計算された料理ではあったのですが、これに合わせていただいた赤ワインが私が苦手とするタイプだったため、唯一この料理だけワインとのマリアージュを楽しむことができませんでした
Pasta Fresca ガルガネッリ 豚サルシッチャ 赤ワインのサルシーナ
白ワインと赤ワインの共演を美味しく楽しく味わえるパスタ
豚サルシッチャとリコッタサラータの組み合わせが大好きな私には、まさにツボでした
イースターに因んで、メインは美しいロゼ色にソテーされた仔羊のモモ肉
本来は仔羊の煮込みと一緒に食すクスクスを、コリアンダー風味のカリカリ衣として仔羊に纏わせる発想が素敵
でも、出来ればもう少し量が欲しかったかなぁ~
Dolce 林檎のコンポスタ
林檎チップスの羽が生えた、甘かったり、しょっぱかったり、爽やかだったりと、いろんな味と食感がMIXされたドルチェ
ただ、見た目のキュートさや、味わいの面白さとはとは裏腹に、お味はちょっと普通でした
小菓子
ドルチェの後に登場した全16品の小菓子
これだけ並んだ小菓子を前に、実は全然お腹が満たされていなかった私のテンションは一気にUp
Café o Té ハーブティー
ハーブティーと一緒に一つずつゆっくり味わって、全て美味しくいただきました
樋口シェフのシチリアに対する情熱がドカ~ンと注ぎ込まれた、どストレートな料理が味わえる『イル テアトリーノ ダ サローネ 』と比べると、こちらは万人が素直に美味しいと思えるスマートな料理
その分、やや無難な印象も受けましたが、毎月試行錯誤した中で生み出される月替りのコース料理はどれも美味しく、このお値段でこれだけの料理をいただけるのは、とても幸せなことだと思います
ただし、サービスに関しては少々不満が残りました
この日いたホールスタッフの3人中2人が、料理やワインの説明だけでなく、他愛もない日常会話ですら、常に高い位置から言葉を発している雰囲気があり(単に相性の問題かもしれませんが)、さらに一見と常連との格差をあからさまに感じさせるような振る舞いにはゲンナリ
料理の美味しさもさることながら、居心地の良さを重要視する私にとっては、これがかなりのマイナスポイントとなり、今回の訪問では遥々横浜に遠征してまで再訪したいと思えるだけの魅力を、こちらに感じることはできませんでした
また、常連さんとスタッフの方が交わしていた会話から、「藤巻氏はマネージャー職に徹されるそうで、今日だけでなく今後もお店に立たれることは殆どない」という事実を知ったことも、再訪したいと思えなかった理由の一つかもしれません
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SALONE 2007
(イタリアン
/ 元町・中華街駅
、日本大通り駅
、石川町駅
)
夜総合点★★★★☆ 4.0