SALONE 2007
住 所 : 神奈川県横浜市中区山下町82-3 シタラビル1F
電 話 :045-651-0113
営業時間:Lunch 12:00~14:00
Dinner 18:00~21:00
定 休 日 :日曜日、第1、第3月曜日
H P:http://www.salone2007.com/
言わずと知れたサローネグループの本店
3年前ぐらいに、2~3度お邪魔しようと試みたことがありましたが、予約がなかなか取れず、結局行けず仕舞いだったため、今回が初訪問です
お店は賑やかな中華街から1本路地を入った、静かな場所にあります
オーナーの平氏から連想して、もっとコテコテ&ギラギラな雰囲気の店内を勝手にイメージしていたのですが、意外とシックに品良くまとまっている感じ
ただ、外観や店内の構造などを含めて総合的に考えると、なんとなく店全体のバランスはあまり良くない気がしました
料理は月替わりのコース¥10,500(サービス料10%別)のみ
メニュー
A4サイズのこのメニュー、テーブルの広さを考えるとちょっと大きすぎ
もう少しサイズが小さいと、食事の間テーブル上に置いておけるのに・・・
食事が終了した後にいただいた手書きのメニュー
何故か「山形牛のスピエディーノ」と「鮮魚のヴァポーレ」の二皿は、記載されていませんでした
シャンパン ¥2,000
乾杯はシャンパンで
その後は、料理に合わたグラスワインを、全てハーフサイズでお願いしました
A5ランクの山形牛とメイクイーンのピュレの、とろける二重奏を楽しめる一品
最後にふわぁ~っと鼻から抜ける、白トリュフオイルの香りもいい
これは思わず幸せのため息が漏れてしまったほど、メチャ旨でした
Goloso グリーンアスパラムース 雲丹添え 平目のタルターラ
やや強めに固めたアスパラのムースに、ニンニクが香る甘い雲丹をのせ、仕上げにエスプレッソパウダーでほろ苦さをプラスしているのが面白い
そのムースを、蜂蜜やフランボワーズで甘味を、レモンで爽やかさと酸味を演出した平目と交互に味わうことで、美味しさの相乗効果を堪能できます
三重県の石鯛、明石の蛸、肉厚のハマグリで構成されたヴァポーレは、調味料を一切使用していない優しく繊細な味わいなのに、それぞれの素材から染み出た旨みが見事に合体したスープに感激
スープだけでなく石鯛、蛸、ハマグリの火入れ加減も素晴らしく、もちろんお味も良かったのですが、唯一石鯛のヌメっとしたゼラチン質の皮だけが苦手でした
パン
ここでようやく登場した白パン
もちっとしたふんわり感と、どんな料理とも合う控えめなところが好きです
鶏肉の存在感を残しフォアグラと合わせたキューブ状のマルモは、手前に添えられた桜餅のような香りと相反する苦味を持つトンカパウダー、オレガノ、シナモンが香るルバーブソースと食べることで、全く違った表情を見せるため、一皿で三つの料理を味わったような感覚になれる嬉しい一皿
この後に続くパスタやメイン、ドルチェは、次回の後編でご紹介します