我が家のふたりの孫べぇは、週一でスイミングに通っています。
スイミングの日は学校までお迎えに行って、スイミングスクールのバス乗り場まで送っていくのがわたしの役目です。
今回はたまたま下校時間が早いのでスクールバスで帰宅後、家からバス乗り場まで送っていったのですが、その車中で…
「あ~
僕のバックに飲み物が入っていない」
「僕のは入ってる
」
「え~!ずるい~」
「ちゃんと捜してごらん。下の方に潜っていないの?」
「ないよー!ない、ない!」
「じゃ、僕のを上げるよ」
「お兄ちゃんだって喉が渇くでしょ」
「大丈夫!僕はプールの水を飲むから」
「プールの水を飲むって~?」
「違うよ、おばーちゃん。スイミングに飲める水があるんだよ。さすがにプールの水は飲まないよ」
「だよね~」
「僕のだけ入っていないって、ママはひどいよ~!」
「そうだね、ひどいよね。おばーちゃんがママのこと怒っておいてやるからねっ」
「ありがと~、おばーちゃん」
で、ジュースを買うお金を上げるという話を断って、ふたりはバスに乗っていきました。
お迎えはいつも通りママが行って(ママには上の会話は伝えてある)、手元に買い物袋を提げて帰ってきて
「はい、おばーちゃん
」
と言って、<なげわ・ポテトリングスナック>なるものを渡してくれました。
「おばーちゃんにくれるの?」
「うん!僕、おばーちゃんが大好きだから、おばーちゃんに買ってきたんだよ。食べてね
」
「ありがとうね」
で、パパが夜中にスポーツクラブから帰ってきて、ポテリングの存在に気が付いて、おもむろに開封して食べ始めました。
「ダ~メ!それ食べちゃ!tomoがおばーちゃんにってくれたんだから」
と言って、今日の出来事を話してきかせ、別に食べられるのが惜しいわけではないけど、tomoの気持ちが可愛いのでポテリングだけはダメ~!と言って取り上げた。(大人気ないけど。)
案の定、朝起きてきて
「おばーちゃん
食べてくれた
」
「まだ食べていないんだけど…昨日パパにちょっとだけ食べられた」
「え~っ?…パパ…ぶっ殺してやる!」
「ちょっとだけだよ。許してやって」
「許せない!ぶっ殺す!」
「あ~
美味しいね~。tomoが買ってくれたポテリング」
と言って、目の前で食べて見せたら気が済んだようで、嬉しそうに二階に上がっていきました。
言葉づかいは悪いけど、本当は優しい子でパパが大好きなんです。
おばーちゃんにあげたポテリングを、パパに食べられたのがちょっと悔しかっただけ。
、
さすがに最近はやりませんが、3人でお風呂に降りてくる時は、ジャンケンポンで、グリコ・チョコレート・パイナップルで階段降りの競争をしたり、逆さ担ぎをされて降りてきたり、長風呂のパパのお風呂上がりを待って一緒に寝たり…とてもいい父子関係を築いているので、わたしは草葉の陰で…じゃない襖の陰で幸せの笑いが止まりませ~ん。
なんだかんだで…おばーちゃんは、愛されていま~す。