![ペット飼ってる?飼ってた?](https://stat100.ameba.jp/common_style/img/home_common/home/ameba/allskin/ico_kuchikomi2.gif)
私は飼ってる 派!
この家に住んで、黒ネコちゃんが二匹目です。
初代のジジは、会社の敷地内に捨てられて、長いしっぽをピン!と立てて震えながら泣いていたのを見た時、魔女の宅急便のジジにそっくりで、抱き上げてしまったらもう連れて帰るしかなかった!
去勢手術後に体調を崩し、血尿が出るようになって、同じ場所をぐるぐる回るようになり、東京の病院に連れて行かなければ手の施しようが無い、連れて行っても治る見込みは少ないといわれ、安楽死を選び、家族全員涙でその時を見届けて火葬しました。
2年ほどの短い命でした。
猫を捨てる人は、また生まれたら同じ場所に捨てるだろうと踏んでいた通り、一年半くらいが過ぎた頃、仕事中の山の中で、捨てられて弱々しく泣く子猫の声を聞き、仕事から上がってすぐ休憩時間を利用して、声のする場所を辿っていってみると、段ボールの中に5匹の生まれたばかりで目も開いていない子猫を見ました。
もう駄目かもしれないと感じる中で、一番望みのありそうな黒猫を抱き上げ連れて帰りました。
(可哀相とは思いましたが、子猫の状態と我が家の経済状況を考えると、全部は無理でした)
ママに携帯で状況を伝えると、すぐに哺乳瓶と仔猫用のミルクを買ってきてくれて、連れて帰宅すると用意が出来ていて、閉じた瞼をパチパチと動かしながら哺乳瓶に両手を添えて乳首をくわえて、チュパチュパと夢中してミルクを飲む姿が今も目に浮かびます。
短命で逝ってしまったジジの生まれ変わりで我が家に来たじじは、手のひらの上にすっぽり収まって余りある小さい小さい体で、用意したトイレ砂はまるで大きな障害物のようで、躓いては転びかけ、おぼつかない状態で可愛い初ウンチをした時は拍手喝采家族みんなで、そんな様子を一喜一憂して見守りながら育てました。
とてもお利口さんで、トイレは一回で覚え(生まれた直後に母猫と離されたのでトイレの後の作法は今もできないため、時々抱き上げた孫べェが、お尻をクンクンして『くっせぇ~!』といいながら大笑いしています)爪とぎも早くに与えたので、壁などに傷をつけるようなことはしません。
生まれたばかりの孫べぇを見守り、何をされても逆らわず、噛みついたり引っかいたりをしたことが無く、どちらかというと猫なくせに従順です。
マタタビを与えても反応せず、マグロのお刺身を与えてもそっぽを向き…変な猫ちゃんですが可愛いですよ~。
じじは、もしかしたら、自分が猫だという自覚が無いのかも、です。
ペットがいる暮らしはいいですね。