今から6年ぐらい前に書いてた記事の振り返り。
その後、愚息は個性なくフツーの無難な大学進学しまして、面白みねぇなぁ~って感じなんですが、本人はそれで充実した日々を送れたので彼人生の中で最良の選択だったのでしょう。
あれからも専門学校に対する思い入れは強くてですねぇ~、やっぱ特化してて技術なりその分野なりで没頭する教育機関魅力やねぇ~って感心してる。
少人数で、面倒見のよさも、巨大化を競い合ってる大学運営と真逆で好感持てる。
ママ友から製菓や調理に進んだお子さんのお話とかを聞くと、丁寧で本格的な技術をきちんと習得できる魅力がわかるわけですよ。
で、今回、ご縁ありまして、建築系の専門学校の校長先生と交流させていただく機会ありまして、改めてその良さを感じました。
【OSAKA】中央工学校 | 建築・住宅デザイン・インテリアの専門学校 中央工学校OSAKA
服部緑地に隣接してる「中央工学校OSAKA」ってとこなんですが、その校長先生のお人柄が素晴らしくて、悩んだり行き詰まっても、こういう真摯な先生方の包容力で自分にとっての正解を探せるんだろうなぁ~って生徒との距離が違いからこその魅力を感じる。
建築系は若い子の進路の中でも人気と聞きます。
もっと世間に注目されてもいいのにぃ。
私なりに知られてない理由の一つに、校名だとは思う。
最初、どうしても覚えれなくて。
「建築」とか「建造」とか校名に入ってれば一目でわかるんですが、ほんでアルファベット表記も微妙に不便。
たぶん、何かしらのこだわりと理由があってのことと推察いたしますが、初見で何を学ぶか解りにくく感じました。
もしかしたら敢えてそうしてたり、歴史的にそこを貫く理由があるかもなんで、第一印象で決めつけてはいけない。
ってことで、これは浅学のつぶやき。
で、改めて、取り合えず大学まで進学しとこぉ~っていう世の中の流れがもったいないなぁって感じました。
こじんまりしてて知名度あまりないが故に良さが伝わらず、右にならえの大学全入時代で、受験生の選択から埋もれちゃってる受験情報の偏りをもどかしく感じる。
ちゃんと生徒一人一人と向き合ってくれる距離感で、期間も短く資格を取れて、費用も抑えれる。
まだ世の中は大学>専門学校の価値観が根強くて、学歴への執着がこびりついてるのかなぁ。
就職氷河期で苦汁をなめた私ら世代は、たぶんまだ乳幼児期に親から植え付けられた年功序列終身雇用の憧れがどこかに残ってるのかもしれない。
そこを脱皮したぐらいの世代から、学歴信仰は薄らぐだろうから、そうしたらようやく、専門的分野の重要性と本来の日本人が持つ技術のスゴさってのが脚光浴びるのかもねぇ。
ってことで、時代の流れ的に苦境な部分もある専門学校だと思われますが、伝統工芸みたく日本の技術継承の大事な軸の神髄なので途絶えないでほしいです。
【おかんのひとこと】技術は社会で生きる力になるよね。