えほんとおもちゃにかこまれて♡ -6ページ目

えほんとおもちゃにかこまれて♡

えほんとおもちゃのお店で働きだしたやぎが
日々をつづりまする。

「虚空の旅人」


上橋 菜穂子 作
偕成社

「守り人シリーズ」第4作目。
今回は女用心棒バルサではなく、かつてバルサが守った新ヨゴ皇国の皇太子チャグムが隣国のサンガルに招かれて旅するお話。
子どもだったチャグムがすごくよい青年に成長しているのがうれしいおばちゃん(笑)。
相変わらず、上橋さんの異国の文化や情景の描写のうまさに恐れ入ります。
これが、イラストになったりするとちょっと薄っぺらく感じちゃうのよねー。
言葉って本当にすごい。私もそんな風に表情豊かな言葉が使えるようになりたい。

でも、来年の春には綾瀬はるかさんがバルサとなってドラマ化され、映像化される「守り人シリーズ」。
それまでに、あと6冊読み終えるぞ。映像より先に原作を読みたいタイプなもので。
そして、テレビがない生活4年目。それまでにはテレビを入手しないとなぁ。
そうすると、読書が滞りそうなジレンマも。



「丘はうたう」


マインダート・ディヤング 作
モーリス・センダダック 絵
脇 明子 訳
福音館書店

読み終わってから何か月も経ってしまったので、うまく感想が書けないが、
外国の児童文学はその国の生活様式や文化を読み取ることができるのが、
文学だけでなく、私にはまたおもしろい。

この物語の舞台はアメリカの田舎のトウモロコシ畑。
想像するだけでも、広大な土地に延々とつづく畑の情景がアメリカサイズなのだろうなぁと楽しくなる。

また、児童文学は兄弟児の話しが少なくないが、そこもまた私の興味をそそるところだろう。子どもたちは、それぞれの登場人物に感情移入しながら読み進めて行くのだろうとそこも想像してしまう。
そして、もちろん私は末っ子に。自由奔放に、上の子に疎まれながらも愛されている様子が微笑ましい。児童文学は読み手が幸せ気持ちになるハッピーエンドがやはりよい。


「夢の守り人」


上橋菜穂子 作
二木真希子 絵
偕成社


守り人シリーズの第3作。
1作目を読んでからすっかり上橋ファンの私。
最近、「鹿の王」で本屋さん大賞も受賞され、ますますご活躍です。

そして、この守り人シリーズが綾瀬はるかさん主演でドラマ化されることが決まってからというもの、なんとかそれまでに読み切らねばならねばと思っています。
基本、原作を読んでから映像化されたものを見たい派なので。
そして、だいたいがっかりということが多いし、バルサが綾瀬はるかさんてのもちょっとイメージと違うのだけれども、それはそれで楽しみだったりして。
それまでに、テレビ買おうか、いやいやテレビはだめだとかそこも悩み中。

ああ、本題からそれてしまいましたが、
今回の「夢の守り人」は今まで読んだ二冊からすると少し物足りなさは感じました。
でも、テーマがあまりにも今の私にずしんとくるものでなんだかタイミング的にも不思議でした。本も人と一緒で縁があるんでしょうね。
たまたま、図書館でシリーズの続き読むかぁと借りただけなのですが。
現実の辛さから逃げるように、夢の世界へ引き込まれてしまう人々。
帰りたいという意思があれば戻れる。
今回はトロガイの若かった頃の話しもあり、相変わらず登場人物のキャラクターが魅力です。