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えほんとおもちゃにかこまれて♡

えほんとおもちゃのお店で働きだしたやぎが
日々をつづりまする。

「ぼくの・稲荷山戦記」

たつみや章
林静一・絵
講談社


久しぶりの日本の作家さんです。
やはり、日本の児童文学の作家さんの言葉まわしってなんだか独特です。
主人公のマモルの家は先祖代々神様の姿を見たり声を聞いたりする
「才」をもって生まれる家系。
稲荷神社と古墳のある裏山が開発で破壊されようとしているのを、
神様の使いのキツネや信頼できる大人たちと戦って対抗していく。


私の小さいときからの一番身近な神社も稲荷神社です。
厄年には今でも遠路はるばるちゃんと厄払いに行っています。
日本には宗教があまり根付いてはいないけど、
日本の神様の考え方はやはりいちばん自分にしっくりきます。
空を、樹木を、山を、自然に対して神様がいるなぁって祈ったりします。
このお話を読んでそんなことを考えましたが、
私は若干この作品は自然破壊や、環境問題などネガティブ色が
強いように感じました。私が大人で色眼鏡で見ているせいかもしれませんが・・・。


楽観的なことばかりではないけど、子どもに読んでもらいたいのは
知ってもらいたいのはまずは自然っていいなってところかなって。
生まれてきて、物心ついて、最初から今の自然は壊されてるとか
昔はもっときれいだったとかそれでは救いがない気がします。
昔よりは少ないかもしれないけど、それでも身近なちょっとした自然でも
感動したり、癒されたりすることはあるよって。


そして、この本を思い出しました。
「足もとの自然から始めよう」



まずは「エコフォビア(恐怖)」ではなく「エコフィリア(愛着)」
常に私も心がけて子どもたちと接していきたいと思う。
そんなことを考えさせられた1冊でした。



「すえっこOちゃん」

エディス=ウンネルスタッド 作
下村隆一・石井桃子 訳
ルイス=スロボドキン 画

フェリシモ出版


ちょうど先日末っ子女子3人で飲んで末っ子話で盛り上がったところでした。
このお話の主人公O(オー)ちゃんことオフェリアちゃんは
7人兄弟の末っ子で5歳の女の子。
気持ちいいほどの末っ子っぷりといたずらっぷり。
でも、本人はいたってまじめにやっていて何だか憎めない。
そして、家族をはじめまわりの大人や兄弟たちの
心の広いこと。今の日本の社会じゃないなぁ~って
すごくうらやましくなっちゃいました。


とくに驚くべき楽しいエピソードが「小イヌたちがやってきた」
お家で一人でお留守番をすることになり、
遊び相手がいなくてつまらなくなったOちゃんは
電話をしようと思い立つ。
でも、電話をかけたことも知っている番号もない。
でたらめにかけ、つながった相手がOちゃんの話しに付き合い、
住所を聞いてOちゃんに遊び相手の小イヌを届けてくれるというお話。
でたらめにかけてきた子どもの電話につきあってくれる見ず知らずの優しい大人、
さらに、訪ねてきてくれるというなんともすごい人付き合い。
こういう地域社会なんかいいですよね~。
今はぜったいできないだろうけど・・・。

最後の「Oちゃんのしあわせな日」もよかったです。
2つ上のちびにいちゃんと一緒に小さな家をつくり、
がらくたで食器を作ったり、草花をごはんにみたておままごとをしたり。
私も二つ上のおねえちゃんとおうち作りました。
あの時間って本当にタイトル通りしあわせな日だったなと。
Oちゃんの「あー、しあわせだなぁ。」って最後の言葉がじーんときます。
兄弟や家族ってやっぱりいいですね。


今月は自分のための絵本ばかりですが。

「きみの町に星をみているねこはいないかい?」

お客様の注文でとった絵本。
一度絶版になったらしく、再版されて手に入るようになり、
とても喜んでらっしゃいました。
そして、検品の際に私も見させてもらったらおもしろい!!
お店のみんなに見て、見て!と読み聞かせしたりして。
みんなに見せて反応を見たくなる絵本です
この作家さんの「おとうさんにもらった・・・」もいいです。
そちらは友だちにあげようと思っている絵本。


そして、月刊誌絵本2冊
「いしゃがよい」こどものとも年少版2010年1月号


「だれかがきたよ」こどものとも年少版2013年2月号

福音館の月刊誌絵本はお店にも置いているので毎月チェックしています。
以前勤めていた保育園でも毎月とっていたし、バックナンバーも豊富でした。
月刊誌から人気があるのや要望が高いものがハードカバーになります。


でも、ハードカバーにならないものでも、
自分のお気に入りの一冊が結構あります。
欲しい!と思った時にはすでにおそし
だいぶ前のものだと手に入らなくなるものもあります。
今回は「いしゃがよい」をゲットしておきました。
年少版なのに泣けます。
そして、くりかえしの言葉がなかなかいい。
さらに、無条件にパンダが好き

「だれかがきたよ」もパンダでてきますが、
こちらはカバちゃんがかわいいっす

ほんわか絵本です。


今月一番高額の本。
「コダーイ芸術教育研究所の『教育プログラム』」

先月久しぶりに保育園にお邪魔させてもらい、
研修を一緒に聞かせてもらって勉強熱に火がつきました。
やはり保育は奥深くっておもしろい。

今の私の立場からアプローチできることがあるなぁって
ちょっとやる気です