さすがに12月後半は冷え込んできました
クリスマス直前寒波で
大雪のところもありそうですのでお氣をつけくださいませ
【冬至(とうじ)】 2023年 12月22日 (〜2024年01月05日)
お馴染みの節気の冬至
その名の通り…冬に至る
最も昼間の時間が短い…つまり一年で最も夜の長い日
太陽の力が一番衰える日ですが
衰えた太陽の力が復活する転換点であるので冬至を
“一陽来復(いちようらいふく)“
と呼ぶこともあります
陰の極みの日で、翌日から陽にかえるので
この日を境に上昇運に転じる日
一年の始点や、太陽の誕生日、復活祭として
各国で祭典が行なわれます
東京新宿区の『穴八幡宮』でも”一陽来復御守り“を
本日より節分まで買い求めることができます
冬至
大晦日
節分
から次の日に変わる瞬間の夜中12時(0時)に
御守りが恵方を向くようにおまつりします
「日南の限りを行て日の短きの至りなれば也」
日が最も南側の起動を描くので
日の出ている時間が最も短くなる日
※冬至・初候 12/22~12/26 乃東生 (なつかれくさしょうず)
なつかれくさが芽を出し始める頃
冬が深まり雪が積もりあらゆる草花が枯れていきますが
「なつかれくさ」は芽を出し茎を伸ばし始めます
夏になると花が枯れ黒くなってしまうため「夏枯草」
また花の形が弓矢の矢を入れる道具(うつぼ)に似ているので
靫草(うつぼぐさ)とも言われます
【冬至】といえば
冬至かぼちゃ・小豆粥・そして柚子湯
文字だけでも心と体がほっこりしますよね
野菜不足の冬に
ビタミン・ミネラル・カルシウム・食物繊維などバランスよい栄養たっぷり
「かぼちゃ」
毒を失くして痛みを止める赤い色で厄祓いと運氣上昇
「あずき」
血流促進して冷えを改善木の寿命が長いことから無病息災を願う
「ゆず」
かぼちゃは “追熟お野菜”
収穫は7月〜8月
その後数ヶ月貯蔵して追熟させることで
水分が抜けてデンプンが糖分に変わりホクホクした食感と甘みを
感じられる美味しいかぼちゃになるそうです
全てのお野菜(果物)が採りたてが一番美味しいわけでは無いのですね
かぼちゃ以外に、さつまいも・アボカド・ゴーヤなども
“追熟お野菜”だそうです
ゆずは
柚子(ゆず)=融通 / 冬至(とうじ)=湯治
ということで”融通をきかせて世間を渡れますように”
との願いも込められていて
融通がきくとは「体が丈夫」という意味だそうです
そして柚子湯は
血行促進、冷え性緩和、風邪予防、美白効果や
柑橘系の香りによるリラックス効果もあり
邪気を避けられるって最強ですね♨
冬至は他にも “冬の七種”(ふゆのななくさ)
なんきん
れんこん
にんじん
ぎんなん
きんかん
かんてん
うんどん(うどん)
など、「ん」が二つある食べ物が “運盛り野菜”としてお勧めです
古くから重視されてきた
ニ至ニ分(夏至・冬至/春分・秋分)の一つの冬至
静かな冬を迎える節目
冬至かぼちゃで栄養をつけて柚子湯で温まる
是非お試しくださいませ
そして数日後にはクリスマス
Merry Christmas
皆さまどうぞ楽しいクリスマスを…
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