師走に入りました…

最もあわただしく過ぎていく一ヶ月です凝視

 

 

 

※小雪・末候 12/02~12/06   橘始黄  (たちばなはじめてきばむ)

 

 

 

たちばなの実が黄色く色づく頃

『橘(たちばな)』は古代日本では柑橘類の総称だったようで

京都御所の「右近の橘」は、ヤマトタチバナ種で

文化勲章はこの花をかたどっているそうですオレンジ

 

日本に自生している常緑樹で、冬でも青々しているので

「永遠」の象徴とされ

その実は古事記や日本書紀には「不老不死」の実として登場しているとか

そんな日本固有の柑橘類ですが

現在は絶滅危惧種に指定されているのですって

 

古くから日本に自生していた植物なのに寂しいですね…煽り

 

 

ところで

「杉玉」(すぎだま)ってご存知でしょうか⁈

酒蔵や酒屋の軒下に下がっている大きな杉の玉です!

 

 

奈良県にあるお酒の神様を祀る、

大神神社(おおみわじんじゃ)が

毎年 11月14日に

「美味しいお酒ができるように」という願いを込めて

杉玉を飾っていた風習が

江戸時代から全国の酒蔵に広がったそうです

大神神社がある三輪山の『杉』は聖なるものとされているため

この杉を使った杉玉ができたとされています

この杉玉、

「今年も新酒ができました」という目印や

日本酒の熟成具合を伝えてくれています!!

 

もちろん最初に飾られる杉玉は杉の緑色をしています

 

そして、季節が過ぎ夏頃には緑が薄くなり

 

秋ごろには枯れて茶色くなります…

杉玉が

新鮮な緑色 (2月〜6月頃) 新酒の季節

薄い緑色  (初夏〜夏頃)  夏酒

枯れた茶色 (秋頃)            ひやおろし

 

というように日本酒造りの時期と杉玉の色はリンクしているのですね

季節の移り変わりと共に変化していく杉玉で

日本酒の熟成具合、今が旬の日本酒にも氣づくことが出来るって

日本人らしい風情がありますよねラブラブ

 

今頃は「ひやおろし」が美味しく出来上がったことでしょうね日本酒

 

日本酒好きの方は

 

寒い季節に温かいお部屋で飲むのに

 

ぴったりな銘柄なお酒を思い浮かべながら

 

酒造の杉玉をチェックしてみてくださいね飛び出すハート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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