10月も下旬
前回の節気で”寒”と”露”という文字が…今回”霜”へ
そろそろ冬の足音がきこえてきそうですね👣
2022年 10月23日 【霜降(そうこう)】
冷えた露も凍って霜が降り始める
秋が深まり日の入りも早くなり夜長を感じる時期
初霜の知らせが聞こえるこの頃山々は紅葉で彩られます
「露が陰氣を結ばれて霜となりて降るゆえ也」
寒くなってきそうな気配の表現ですね
この日から立冬までの間に吹く冷たい北風を『木枯らし』
最初の冷たい北風は「木枯らし1号」と呼ばれます
※霜降・初候 10/23~10/27 霜始降 (しもはじめてふる)
北国や山里で霜が降り始める頃
空気中の水蒸気が氷点下に冷えたものに触れて微細な
氷の粒となって付着する(=昇華という)…これが“霜”
その霜が「降る(ふる)」と表現するのは
昔、霜も“雪”のように空から降ってくると思われていたからだそうです
今は霜が「降りる(おりる)」といいますよね…漢字は同じ
霜が降りるには
その周辺の温度が0℃以下であることや風がないことが条件です
気象庁で発表される気温は地上から1.5mの高さでの観測数値なのですって
つまり気温が3℃と発表されていても
地面の温度は0℃以下になっていることもある…ということ
ですから天気予報で予想気温が3~4℃であっても
『霜注意報』が発令され
農作物やお花や植物は霜対策が必要となるのですね
たまに海を見たくなります
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