強烈な猛暑も過ぎ去り
例年の猛暑の暑さに何故かホッとしております
本日より二十四節気七十二候は
※小暑・次候……07月12日〜07月16日 蓮始開
<はすはじめてひらく>
蓮の花の写真が当たりませんでしたので
私の従姉妹の日本画家・横山芳実さんの個展案内より
蓮の花が咲き始める頃
泥の中から茎をのばし水面に葉を浮かべ
夜明けとともに美しい花を咲かせることから清らかさの象徴で
”極楽浄土”に咲く花ともいわれます
泥水=煩悩や苦しみの世界
お花=憧れの世界
「蓮は泥よりいでて泥に染まらず」…なんか素敵な表現ですよね
早朝にポンという音とともに咲く蓮の花
そんな見事な蓮の花ですが3日〜4日で散ってしまうそうです
蓮の花びらが散ると真ん中の花托がハチの巣のようにみえることから
”ハチの巣→ハチス→ハスとなったという説もあるとか…
蓮の花も美しいですがおおきなライトグリーン?!の葉も魅力的
雨上がりにかわいい雨粒が水を弾く葉っぱの上をコロコロころがっている光景
もこの時期ならではですね
そして皆さまが食している「れんこん」
漢字ですと「蓮根」蓮の根ですよね
もちろん同じ植物ですがお花観賞用の品種は根が細いので
食用にはならないんですって
あらっ?!なんか…じゃがいもみたいですが蓮根です
でも蓮の実は滋養強壮作用でしたり
花托や蓮根の節も漢方で使われていたり
蓮の葉でもち米を包み蒸したりお皿代わりでしたり
ベトナムでは蓮の花と緑茶葉をブレンドした蓮茶があったり
無駄になる部位はない植物だそうです
お寺さんの本堂では蓮の花や葉をモチーフにした飾りがありますものね
さすが極楽の花と形容されるように梅雨の頃に沼地からすっ〜と花茎をのばし
夏の朝の陽射しをあびて午前中だけ美しい一輪の花を開く
なんか神秘的で…素敵な【蓮の花】ですね
※東京では”上野 不忍池”の蓮が見頃をむかえてるようですので
お近くの方は是非
第2位
第1位