こんばんは。
イケメンです。
インフルエンザが流行っていますね。
ボクは12月中旬にワクチンを接種したのですが、今のところ平気です。
それでもインフルエンザにかからないという保証はないそうで(主治医談)、結局、マスクをしたり、人ごみを避けたり、手洗いやうがいをしっかりしたりと、昔から言われていることを素直に実践するしかないみたいっす。
さてさて、昨日日曜日は
「子育てをもっと楽しくする会」 でした。
遅れていらっしゃった方も含めると、ゆうに20名さま以上かな。
熱気ムンムン(死語!?)で開催させていただきました。
日曜日の午後という、お休みにわざわざお越しくださいまして、ありがとうございます。
なんと、お母さんだけではなく、パパさんも3名参加。嬉しいですね!
大下先生のレッスンの一部始終を拝見するのは、実は初めて。
お弁当をお届けするときに、チラ見はさせていただいてはいますけどね。
独特のほんわかした雰囲気といい、子どもたちへのからみ方といい、
0~3歳児のお母さんたちから、絶大な人気と信頼を誇る理由がわかりますねぇ。
で、イケメンの出番。
前半は座学、後半はボクが実際にやってお見せするという実習。
ボクが一番伝えたかったことはふたつ。
①鰹出汁(かつおだし)を家庭で引く、というメリット。
(鰹出汁を抽出することを引くといいます)
②情熱弁当の生命線である「鰹出汁」の引き方を、
目の当たりにしていただくこと。
①に関しては、昔の日本の各家庭では、当たり前にやっていたことです。
ですが、昔と今とでは生活環境が違うので、
現代で「昔に戻れ」、といきなり言っても、ちょっと無理がありますよね。
”鰹出汁は手間をかける価値のある、いかにメリットのある食材”か、を知っていただきました。
粉末の、”ほん◯し”のような、「かつお風味調味料」との劇的な内容の違いとか。皆さん、ドン引きでしたね。(笑)
便利さと、引き換えにしているものを知るコトって大切です。
なにを選ぶかは、あなたに委ねさせていただきます。
価値観は人それぞれなので、押し付けてもね。
②は、皆さんが一番知りたかったことでしょうね。
メルマガ や当ブログでも、あえて出してはいない内容です。
理由は簡単。出し惜しみではなく、文字だけでは細部まで伝えきれないから。
誤解されたり、間違った方法がひとり歩きされても、ね。
実際にやっているのを、皆さんに見ていただくという、ここが大事。
百聞は一見にしかず、ですから。
調理台の真ん中にガスコンロを置き、360度を参加者さんにぐるっと囲んでいただきまして、レッスン開始です。
一般的な一番出汁と、情熱弁当の出汁の引き方を、計二回。
その違いを、味見皿の使い方と共に、体験していただきました。
昆布、塩、鰹節の素材の持ち味を、MAXで引き出す方法は、ああやってやるんですよ。
出汁をとりきったあとの昆布や鰹節を再利用するのも否定はしませんが、出汁に全部出しきるのもひとつの考え方です。
一般的な和食では教科書的に教えている、昆布の使い方やびっくり水、浄水器の必要性、二番出汁なども、ざっくり斬らせていただきました。
我々プロが使うような本枯節ではなく、スーパーで売っている荒節での削り節。
昆布も真昆布や利尻昆布の高級品ではなく、スーパーのひらひらした身の薄い日高昆布。
高級品ではなく、一般家庭で日常的に使える品物ばかりです。
いい素材も、度が過ぎると家計を圧迫して、長続きしないことをボクはよく知っているからです。
理論武装や机上の学習だけでは学べない、経験から生まれる実務。
鰹出汁という和のエッセンスを、一時間少々に凝縮してお伝えしました。
いまどき、料理のレシピなんてクックパッドやグーグル検索でいくらでも出てきます。
大切なのは、レシピ以前の基礎を知り、家庭で実際に反復することでウデが上がるということを実感すること。
鰹出汁が美味しければ、料理も美味しくなります。
調味料も減らせて一石二鳥。なんか、文句ある?(笑)
この記事をご覧の既婚者男性の皆さん。
奥さまは、日々料理の努力をしていますよ。
「おいしいね」「いつもありがとう」とひと声かけたり、
テレビやスマホに夢中になって、
せっかくのお食事を、機械的に流し込んだりしないでくださいね。
同じ料理のつくり手の、ボクからのお願いです。
夕方寄った、城山八幡宮の境内では、蝋梅の花が。
独特の香りですが、寒くても咲く花をみて、パワーをいただきました。
元々は、このグルっぽから 生まれた、皆さんのリクエストによる今回の会でした。
ご参加いただいた皆さま、大下先生 、どうもありがとうございました。
しかし、赤ちゃんって可愛いなぁ。ホント、人生変わっちゃうよね~。
最近、「家庭&子どもを持つこと」に、憧れ中のイケメンでした。