『亀有視聴覚室〜僕らは禁断の実をかじった〜』Vol.3 | 浦邉 力のブログ

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2024年6月30日(日) 『亀有視聴覚室〜僕らは禁断の実をかじった〜』Vol.3@亀有KID BOX無事に終了しました。


今回は敏と、蓮沼ラビィを迎え、同世代で、それぞれ違うアプローチで歌うシンガーソングライターとなりました。


敏さんはキッドボックス初登場で、俺とラビィちゃんより前に店に着き、店長の鷲見さんとお話ししてました。

リハ無しでそのままだべって、なかなか始まりから友だちのウチに来た感です。

アミダクジで敏さんがトップで、ラビィちゃんがラストになりました。



敏さんは同い年で元々バンドマンで、10代の頃に組んだバンドでまだ活動してるし、ソロの弾き語りもツアーにめちゃくちゃ行ってるし、ギターも喋りも上手い。あの独特のダミ声で笑える歌、泣ける歌を歌える。最近は企画でお会いするのも多く、先月も敏さん企画で呼ばれたりもしました。今回、アルバムサイズの45分を時計見ながらやりました。初めの2曲は昨年の10月に亡くなったハルミへの歌。実はハルミの最後に立ち会ったのが敏さんであるのです。そのあとが朝ドラ『らんまん』からインスパイアされたという「狂い咲き」だったかな?新曲もやったし、新しめの曲が多かった感じですね。A面B面という分け方を忘れてしまい、シングルヒットぽくなりました。本人曰く『ミート・ザ・ビートルズ』の日本盤だそうですw



最後にトリをやってもらったのが蓮沼ラビィで、ラビィちゃんと対バンするのも久々で、イットクを演る2017年より前には、俺が経産省前でやっていたオープンマイク『霞ヶ関の中心で愛を叫ぶ‼︎』通称カスチューには、よく出てくれてました。今回の企画はとても楽しみにしてくれていて、ちゃんとLPレコードのようにセットリストを作ってきてくれました。A面一曲目の詩人の名前は忘れてしまいましたが、紫陽花の詩に曲をつけて歌っていて、とてもアルバムの導入部として良い感じ。バンカラの歌もラビィちゃんらしいというか、現在ラビィちゃんしか出来ないであろう歌で良い。A面のラストはやはりハルミのことを思って描いた歌で、ハルミとラビィちゃんの関係性が感じられて素敵でした。そこで盤面はひっくり返りB面に。B面一曲目は鎌倉高校の歌で、とても青春してて友情とか初恋とかこういうのを我々くらいの大人が歌うのが美しい。二曲目がこれまでの蓮沼ラビィのイメージに全然無かった恋愛の歌で、とてもB面らしくてA面はヒット曲だけど、B面が心の奥に響く感じが出てました。そして俺の好きな「おふくろの手料理」で、アルバムの中に入ると、他の曲との作用でとても深いモノになっていく感じが見事でした。前の恋愛の歌があることでおふくろさんと息子の心の深みが出ますね。次の『俺の赤兎馬』もそう。聴いてる方も、とても歌一つ一つが深くなります。そして、ラビィちゃんの曲と声とギターの音がアナログアルバムの音がしてるんですよ。この企画やって良かったと思いました。



さて、俺のセトリは


side.A

1.彗星

2.territory

3.Only you〈カバー〉〜キッス

4.チューイングガム

5.6分の5



side.B

1.20世紀少年

2.エピローグ

3.ビューティフルデー

4.スペシャルサンクス

5.雨音



でした。

「territory」では初めてアコギでボトルネックを使いました。ピッチと音量、難しいね。でも、またチャレンジしたいな。そして「キッス」では『力Night4』ではカラオケで歌いエンディングに入れていたプラターズの「Only you」のカバーをイントロで演ってみました。



今回、みんな同世代だったので、そこで共感出来るイマを描きたかったのです。コロナ禍だったり、友だちであり後輩たちの死…変身忍者“佐藤豪”やハルミのことがあったので、そこから生と死、そして現在社会についてということかな。これが実は3人とも似た感覚で歌ってたのです。なんかね。


結構、良い企画になりつつある感じで、次回は11月30日の土曜日となります。まだ出演者は決まってませんが、あなたにオファーするかもしれませんので、気に留めて置いて下さい。