『バービーと竜二を続けて観た感じの日』 | 浦邉 力のブログ

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2024年2月16日(金)

浦邉 力presents Storytellers番外編

『バービーと竜二を続けて観た感じの日』@Doctor’s BARご来場ありがとうございました。おかげさまで盛況になりました。

ことの発端は一昨年あいみょんの甲子園ライブが抽選で当たり、関西行くついでに自分のツアーもやりたいと思い、京都わからんやでのオープンマイクと、大阪の戦国大統領のイベントに出演させていただき、その戦国大統領のブッキングをやっていたのがチェ・アリサという若いソウルフルなシンガーソングライターの女の子で、その子が昨年3月に横浜の音小屋でツアーで出演した際に一緒に大阪から彼女の友だちのモカリンもやってきたのです。彼女のライブ初めて観て、声も言葉も立ち姿もとても良かったので、そこで友だちになった。そして、偶然なんだけど10月に歌うたい仲間のハルミが亡くなった時に前年の12月にハルミの企画ライブに出演してたのがモカリンでした。(ハルミのブログ→https://blog.goo.ne.jp/haruminohadaka/e/1d0b1eb09899f3c94125637af771dd7c)で、彼女が11月に東新宿のLOVE TKOに来た時に観に行って話して、今度一緒にやりたいねという話をして、今年の2月に関東ツアーに来るということで組んだのが今回のイベントでした。せっかく大阪から来るから出来るだけお客さんも増やして、東京の歌うたいとの繋がりも大きくしたいなあと思って、個性的で言葉も面白くて、映像が見えてくるような歌うたいのファイブマンライブにしました。


さて一番手は髙橋小一!とても緊張してたな。なんか映画っぽくしないといけないと悩んでしまったようだけど、そのまんまで映画のような歌なので大丈夫!20年以上の付き合いになるけど、初めて対バンした時から言葉の面白いPUNK詩人だなあと思っていて、男だけどマッチョな歌じゃないし、むしろ女の子にもウケると思っていました。やっぱり言葉良いよ。




そして、二番手をお願いしたのが白鳥麻子!もう俺とは5年の付き合いになるのかな?その間も、いっぱいライブしてるし、BAR白鳥のママもやってるし、さすが堂に行ったステージングだと思いました。彼女も言葉と発想が面白い。新曲の『レディー』良さげな歌でした。『エイリアンヌ』を彼女のバンド白鳥凰で聴いていたけど、弾き語りで聴くのは初めて。バンドサウンドはGodのサウンドメイクで未確認飛行物体的な音を出してるけど、弾き語りで歌詞が聴こえてくると、メッセージが伝わってきました。



そして三番手の斉藤めい!本人は分かってないかもだけど、みんなの中で一番ぶっ飛んでいるw。今回も初めっからギターを置いてドラムマシンのオケだけ流したフリースタイルでお客さんみんなに絡んでいく。最後の方でソウルフラワーユニオンの『極東戦線異常無し?!』を歌った。この世界情勢だからね。あとハルミのカバー『黄金の海』を歌ったけど、とても合ってると思った。



そして、四番手が大阪からやって来たモカリン!初めて観た時も、その歌いっぷりの良さと言葉の面白さに感動しました。歌的にはカネコアヤノとかあいみょんとか系統なんだけど、声の独特さとか、ギターのグルーヴとか気持ち良い。なんか元気になる歌うたいです。『商店街』は全然違うんだけど笠置シヅ子の『買い物ブギ』をなんとなく思い出してしまう。あと、シュークリームの歌良かったな。




そして、浦邉力がトリを務めさせていただきました。

俺のセトリは


1.6分の5

2.アンブレラ

3.見えない男

4.今夜、僕は、君を、全部、ちゃんと、残さないで、食べる

5.タルタルコッペ


でした。

自分でタイトルの『バービーと竜二を続けて観た感じの日』をつけたんだけど、フェミニズムと昭和ヤクザのやられていく話をテーマにしていて、セトリは悩んでしまい、当日の昼にやっと決まった感じです。

2曲目の『アンブレラ』は2008年に描いた歌で'70年代は『傘が無い』のように雨が降っても傘が無いというのがリアルだったのだろうけど、2000年代は傘はあるけど雨が無いというような状況なのではないかと思ってて、今回のテーマに合いそうな気がしたので。



セトリのイラストは最近引っ越した新居からの富士山と富士山を眺める缶ビール用の取手人形のスタローンとアリス(名前をつけた)です。







そして、今回のフライヤーのイラストをコピーした画伯を発見!さすが斉藤めい!最後まで持ってってしまいました。