
【無題】ヤニス・クネリス(1996年)
この作品はヤニス・クネリス自身が直島に来て作られた作品だそうで、ぐるぐるっと色々な物を巻いてそれを重ねて作った作品。
近くで撮影した写真が無くて残念なんですが、島で拾った流木や陶器、島の方々から提供された着物のハギレなどなど、がグレーの何かでぐるぐる巻かれているそうで…
その、グレーの何かの正体は何だと思いますか?
と、聞かれた我が家の3人…
ワタクシ『ビニール???布???』
娘『???』
店長さん『鉛(なまり)?』
staffさん『正解‼️鉛(なまり)なんです‼️』
3人『ええーーーーー⁉️
な・ま・りー‼️
重たくないんですかーーー❓❓❓』Σ(・□・;)
そうなんです。
重たいので、作品が出来てから左側に補強の為に鉄の柱を作りました。
そして、27年の月日をかけて、徐々に作品の上に隙間が空いているのがおわかりですか?
と…
もう、これ
へぇーーーーっ‼️
その、年月も含めての作品なのでしょうか❓
ほぉーーーーっ(΄◉◞౪◟◉`)
現代アートの奥は深いデス。
本来は、この窓の部分は安藤忠雄氏が外からの光りを取り込み、植物の緑を見せる為に設計した窓だったそうですが、ヤニス・クネリス氏がこの場所を選んだので、光を取り込む窓はアートに譲ることになったそうです。
【100回生きてヒ死ね】ブルー・ナウマン(1984)
このミュージアムで、中心となるこの場所は天窓から自然光が入り込んで、ワタクシの大のお気に入りの空間となりました
安藤忠雄建築のワクワク感が詰まった感覚です(*´꒳`*)
その真ん中にあるのが【100回生きて死ね】
英語が分からない自分が悩ましい…
"〜LIVE"
"〜DIE"
〜の部分が読めない。
読めたとしても、ほぼ意味が分からない。( ̄▽ ̄;)
それぞれの文字が次々と点灯して5分に1回全点灯。
この全点灯を何回待ったコトか…
何でしょ…
映えを狙ってみましたが、なかなか上手く撮れないものです…(; ̄ェ ̄)
この空間をゆっくり楽しむ為に置かれているのかな?
と、思わず座ってしまったこの椅子。
打ちっぱなしのコンクリートの壁にスマートにフィットしているなぁ…
と、思ったら…
この椅子も安藤忠雄デザインの椅子なんです。
と、伝えて下さいと。
と、安藤忠雄氏ご本人から言われたそうです。笑
この時期に丁度、"東京都現代美術館”でデイヴィット・ホックニー展が開催されているので…
と、いう事で収蔵品の中から飾られている作品だそうです。
左側から…
【ホテル・アカトラン2週間後】(1985年)
【ホテル・アカトラン2日目】(1985年)
【ホテル・アカトラン1日目】(1985年)
【ホテル・アカトラン中庭の回遊】(1985年)
残念ですが…
ホックニーについてはほとんど知らなかったので、さらっと、通り過ぎました。
【タイム・エクスポーズド】杉本博司
杉本博司の代表作【海景】シリーズが実際の瀬戸内海の水平線と合うように展示されている場所。
屋外に設置された作品が風化していくことで、「時間」の流れを表そうとした作品。
なんですが…
ほとんど劣化が見られないらしいです。
そういうアーティストの意に反しているコトすら現代アートなのか⁉️
【海景】シリーズのプレートにはどこの海で何年に撮影された作品と、ありますが…
これに関しては『ほぼ同じ水平線に見えるやん…』( ̄▽ ̄;)
と、つい…
心の声が漏れてしまったワタクシでごさいました…笑
違う場所、違う環境の下で同じように見える景色を撮り続ける事がすごい技術なのかもしれないのですが…
【ザ・ワールド・フラッグ・アント・ファーム1990】柳幸典(1990年)
近くに寄ってじっと見ると国旗が虫食い状態になっている様子が分かるのですが…
これ又、全景は撮っているのに近くが無い。
この虫食い状態はまさに"虫"
そう❗️
"蟻"が巣を作る為に掘った道なんです。各国旗は透明なケースに色砂を入れて作ってあり、その国旗間はチューブで繋がってます。
その中に蟻を入れて作った作品だそうで…
作品が出来上がったところで蟻は出されたそうです。
1990年の作品なので、現在では存在しない国旗もあるそうです。(全景はどこの国旗なんだか全く見えましぇん…( ̄▽ ̄;))
何とも不可思議な作品です。
砂で作られ、繋げられた国旗間を巣を作る為に閉じ込められた蟻が縦横無尽に動きまわる…
ううっ。。。(΄◉◞౪◟◉`)
考えるとちょっと怖い作品に思えるのは私だけ❓❓❓
アートの勉強不足でゴメンナサイm(_ _)m
こんな所に草が生えてるやん⁉️
窓枠やコンクリートの壁の隙間に⁉️
屋内なのに⁉️
これ、ツアーstaffさんに紹介されなかったら、絶対スルーしていたと思われる。。。
こちらもアート作品でございますよ〜
【雑草】須田悦弘(2002年)
この、雑草に見える葉っぱは木彫りの彫刻なんだそうです‼️
この、小さく精巧に作られた作品を近くで見たいケド、見られない…
すーっごい気になるんですけどー‼️
もーちょっと近くで見たいんですけどーーー‼️
っと、思わせる作品です( ´∀`)
手すりの手前から、一生懸命"ベストショット"を狙ってると思われる娘( ̄▽ ̄)
きっと、彼女はこの【雑草】が1番のお気に入りと思われる(聞いてないケド!笑)
どこに生えてるか見逃さないようにね〜( ̄▽ ̄)
ここまでの作品が説明して頂いた作品です!
紹介して下さる作品は時間の関係で限られた作品だけですが、その日の担当のstaffさんによって違う可能性もあるそうです❗️
何度も宿泊する楽しみでもありそうですね❗️
紹介はして頂けますが、アートに関してのアーティストの意図や難しい説明でなく、あくまでも初心者が"へぇ〜"とか"ほぉ〜"と、その作品に興味を持つようなことを紹介して、その作品を観た感想などはご自由に感じて下さいという感じでした( ´ ▽ ` )
ベネッセミュージアムギャラリーツアーのstaffさん❗️
楽しい時間をありがとうございましたm(_ _)m
既にお腹いっぱいですと⁉️
うん、うん、分かりますよぉ〜笑
でも、まだまだあります❗️
2階の広い空間に印象的な作品があります。
1997年にリチャード・ロングが直島に訪れて作った作品です。
【瀬戸内海の流木の円】リチャード・ロング(1997年)
左側は直島の海岸でリチャード・ロング自ら拾い集めた流木を使って円を作った作品。
【瀬戸内海のエイヴォン川の泥の環】リチャード・ロング(1997年)
真っ白な壁にロングの故郷であるイギリスの川の泥を使い作り上げた作品。
(ロングが壁に泥を塗りたくった時に安藤忠雄氏が居て、驚きを隠せなかったらしい…と、ボンドのお客様が聞いた話しを教えて下さいました(´∀`))
【十五夜の石の円】リチャード・ロング(1997年)
この作品は屋外ですが、屋内は流木で作られた円ですが、こちらは石だそう…
でもね、気にしてなかったので石って気付いたのはその作品のことを後で調べてから…笑
【天秘】安田侃(1997年)
この作品は順番待ちをしないと撮れない人気の場所でしたよ〜(*´꒳`*)
9m四方の屋根の無い立方体のような空間に大きな石が2つあり、皆さん寝転んだり座ったり自由に写真を撮っていらっしゃいました❗️
【シップヤード・ワークス船底と穴】大竹伸朗(1990年)
色々な所から外に出られます。
瀬戸内海の景色はやっぱり最高〜〜〜(*≧∀≦*)
絵画作品などもまだまだたくさんあるのですが、長くなりますので、今回はここまでで終わりに致します( ̄∀ ̄)
ワタクシがどんだけ楽しんでいるかが、かなり伝わっているかと思いますか…
まだまだ直島アートの旅は続きます‼️
次回は夜の直島編でごさいます〜( ̄▽ ̄)
長々と読んで頂きありがとうございますm(_ _)m
それでは!
今日が皆様にとって穏やかな1日でありますように…