子供の頃住んでいた町では、毎年10月に近所の神社でお祭りが行われていました。
お神輿を担いだり、山車を引っ張ったりと町内会の用事はありましたが。
子供は気楽なもの。
ふらふらウロウロと屋台を回って買い食いをしてはお喋りに興じていました。
お祭り(屋台)大好きだった私は、ある年、隣町のお祭りへも出張っていったのです。
いつものように買い食いして、輪投げをしました。
友達は可愛らしい陶器の置物をゲット。
私は、何も取れませんでした。
なんだか悔しくてもやもやしたまま。
家に帰ってからもそれが頭から離れません。
取り返してこなきゃいかん!
母と姉に突然言い放ち。
再び出掛けようとする私を2人は慌てて止めました。
既に空は夕焼け。
もうすぐ暗くなるから危ない
行ったって取れるとは限らない
やめとけ
必死で説得する母に、泣きながら地団駄踏む私はなんて滑稽だったことでしょう。
その後、折ある毎にこの話が出て。
あんたはギャンブルは絶対したらいかん
抑えが利かないから
と言われ続けています(^-^;)
冷静になった時、子供心にも自分がやばいのがよく理解できたので。
決してギャンブルはするまい
ゲームもするまい
と心に誓いました。
適度に楽しむということが難しい性質なら、近付かなければ安全だろうという結論でした。
そして、あれから数十年……。
現在、その禁は破られています💧
結婚後、Tさんは
Nintendo Switch買って
マリオカートやろうよぉ
一緒にやったら楽しいよ!
と言い続け。
とうとう昨年末に買ってしまったのです。
すんません…………面白いです…………。
嵌まらないよう、やりすぎないよう自制の毎日です。