抱っこチューチュー遊び | 最強の面談術☆入沢紀子の【ふむふむ日記】

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コーチ、人材育成コンサルタントの入沢紀子が日々の暮らしや面談、研修で出会った【聴いて幸せにする、聴いて幸せになる】エピソードを綴ります。聴くことは心を抱き締めること。人はみんな素晴らしい!

娘のチミチミがもっと小さい頃、「何してあしょぶ~?」と来ると、

私は決まって抱っこチューチュー遊び!」と答えていました。


チミチミが3歳頃までは喜んでしていたこの遊び。

遊び方はなんのことはない、娘を抱っこして「大好き~!!」と言いながら

チュッキスマークチュッチュッ~と、ほっぺやおでこ、顔中しつこくチューを繰り返す、それだけ。

あんなにキャアキャア笑っていた娘も、

幼稚園に入ると、決まって「え~!?違うのがいい~!!」と、言うようになりました汗

結局、たいてい違う遊びをすることになるのですが、私はこのやり取りが大好きでした。


時々、本当にたま~に、幼稚園児になった娘が

「じゃあ、いいよ。抱っこチューチュー遊びで。」と折れるときがありました。

それは幼稚園で何か悲しいことや悔しいことがあった日。

お家に帰って来たときは、どこか悲しそうな、イライラしてるような様子だった娘は

抱っこチューチュー遊びをしているうちに、ゲラゲラ笑い出し、汗だくになってはしゃぎます。

そして何だかすっきりした顔になって、「ママ、○○ちゃんと一緒におやつ食べたい!」と

元気に言うのでした。


3年生になった娘に「抱っこチューチュー遊び」と言うと、ニヤリと笑って「やめてよー」と言います。

「やめてよー」と言いながら、どこか幸せそうな、懐かしそうな顔。

楽しさと、バカバカしさと、親の「あなたが大好き」の気持ちが詰まった、癒しの遊び。


どこのお家にも、その親子ならではの「遊び」があるんだろうな。

親子オリジナルの遊びは、きっとどんな遊びよりも深い思い出になる!

娘が大きくなってきて、実感したのでした。