江東区・墨田区ロケ地散歩。 | 映像のチカラで日本を元気に!ロケたび日記 by ロケ地ラボ 

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皆さんこんにちは!

ここのところ天候不順でしたが、その間に季節が変わって少しずつ秋の風情となりましたね。

今日は久しぶりに都内も晴れました。お出かけするのに良い季節がやってきました。

 

そんなわけで、都内に来たついでに、江東区・墨田区をちょこっと歩いてみました。

まずは江東区の亀戸(かめいど)駅から。JR総武線と東武亀戸線の乗換駅です。

ここから、東武亀戸線に沿って歩いてみたいと思います。

 

東武亀戸線は、南北に長い東武鉄道の中で、わずか3.4キロ、5駅だけのミニ路線です。

これまであまり乗る機会がなく、もちろん沿線のまちを歩くのは初めて。

亀戸駅からはとっても魅力的な商店街を歩き、ちょっと東に折れると亀戸水神駅があります。

 

駅名の由来となった「亀戸水神宮」は、駅からすぐのところにあります。

駅名になるぐらいですからさぞかし大きな神社なのかと思っていたら、

何と可愛らしいお社!室町時代に創建されたのだそうです。

 

そして、亀戸の神社として有名なのは、何と言っても「亀戸天神」ですよね。


映画『男はつらいよ』第10作『寅次郎夢枕旅(1972年)』で、八千草薫さん演じる「千代」が

寅さんとデートをする記念すべき場所がここ。雰囲気のある立派な神社です。

 

太鼓橋からは、寅さんの時代にはなかった風景も映り込みます。

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そして、亀戸で有名になった「新名所」が、そのスカイツリーの撮影スポットとして

定着した「十間橋」(じゅっけんばし)ですね。

亀戸天神から歩いて10分かからない場所にあります。

横十間川を渡って墨田区に入り、十間橋通りを右に曲がると、、

 

こんな感じで。


電線や建物など、遮るものがない撮影スポットとして、スカイツリー開業当初から話題に。

多くの人を集めましたね。

この日は誰もおらず、スカイツリー独り占め!でしたが。

この十間橋自体も、『特捜9(2021年)』をはじめ、多くのドラマのロケ地として使われているようです。

 

さて、東武亀戸線に戻って沿線歩きへ。

 

東あずま駅近くの「東あずま公園」近くの踏切は、映画『海月姫』のロケ地として

使われたようです。

 

そして次の「小村井駅」近くにある「キラキラ橘商店街」へ。

曳舟駅まで続くこの商店街は、妻夫木聡さん主演の『若者たち(2014)』をはじめ、

『主に泣いてます(2012)』、『東京バンドワゴン(2013)』、『同期のサクラ(2021)』など、

「人情あふれる商店街といえば!」という感じで頻繁にドラマで登場するロケ地です。

 

あっという間に東武亀戸線の終点、「東武曳舟駅」に到着。駅もすっかり新しくキレイになりました。

 

さらに曳舟駅からスカイツリーラインに乗って1駅目の「東向島駅」には、

ガード横に隣接して、「東武博物館」があります。

 

東武鉄道やバスの歴史ある車両展示などを楽しめるだけでなく、

実際の線路の真横に見学スペースがあって、走る列車を間近に眺めることができます。

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ロケ地めぐりのついでに是非どうぞ!!

 

(訪問日:2022年9月)