皆さんこんにちは!
今日は第94回アカデミー賞授賞式ですね。
濱口竜介監督・西島秀俊さん主演の『ドライブ・マイ・カー』が4部門にノミネートされています。
中でも『おくりびと』以来13年ぶりの「国際長編映画賞」の受賞は確実!と言われていますが、果たして「脚色賞」「監督賞」、そして「作品賞」の行方は!?
結果が楽しみですね!
さて、その『ドライブ・マイ・カー』のメインのロケ地は広島です。
予定のロケ地は韓国だったようなのですが、コロナ禍で海外ロケが思うようにできず、ロケハンの結果、広島や瀬戸内の風景が舞台にピッタリだったのだとか。
特に、広島や瀬戸内海にかかる「橋」がキーワード。いくつかの橋が出てくる中で、広島市内では、世界遺産「原爆ドーム」や平和記念公園の近くにかかる「相生橋」が登場します。
写真の奥、原爆ドームの横にあるT字型の橋。広島駅から延びる広島電鉄の路面電車の線路も敷かれている特徴的な橋です。
広島は、太田川をはじめ、多くの川が市内を流れ込み、海に向かってできた沖積平野の上にある「水の都」ですね。
市内には多くの橋があって、特徴的な風景を作り出しています。
こちらは、相生橋よりさらに下流、河口部にある「江波大橋」(えばおおはし)。
同じく広島、呉などを舞台にしたアニメーション映画『この世界の片隅に』(片渕須直監督)の舞台地となりました。
そして、広島の風景としてなくてはならないのが、相生橋を渡る「路面電車」ですよね。
昔も今も市民の足として、市内を縦横に走っています。『ドライブ・マイ・カー』のロケ地にもなった「広島港」(宇品)地区へも、
この電車で行くことができます。
最後に、広島へロケ地めぐりに行くなら!ご紹介したいグルメ。
もちろん代表選手はお好み焼き(広島焼)ですが、仕掛人オススメは「広島つけ麺」。
名物のカキフライと一緒に、辛めのつけ麺はクセになります。
ロケ地めぐりのついでに是非どうぞ!!
映画とそのロケ地を愛する者として、映画『ドライブ・マイ・カー』、アカデミー賞受賞を心より祈っております!